■今のところ、「会う」以上のコミュニケーション手段はない!
by Pedro Ribeiro Simões(画像:Creative Commons)
Facebook上の数多い“友達”は、リアルな少数の友達にはかなわないと判明:英大学
(2013/4/11、IRORIO)
英チェスター大学のサム・ロバーツ博士が、ネット上の友達と友情について調査した結果が今週の英国心理学会の会議上で発表される。2種類のアンケートと日記を使った経過観察を総括し、博士は「関係性はコミュニケーションの量ではなく、質によって左右される」とコメント。良質のコミュニケーションはFacebookに長時間を費やすよりも、まだスカイプを通した方が得られやすいと指摘した。
調査結果によれば、直接もしくはスカイプで対話すると笑いが50パーセント増しになり、幸せと感じる度合いがかなり増すことが明らかになった。電話を使った通話や携帯メールすらも、会って話すほどの満足は得られないという。
英チェスター大学の調査結果によれば、直接もしくはスカイプで対話すると笑いが50パーセント増しになり、幸せと感じる度合いが増すことが明らかになったそうです。
そして、電話を使った通話や携帯メールすらも、会って話すほどの満足は得られないそうです。
つまり、関係性を深める上で大事なのは、コミュニケーションの量ではなく、質であり、やはり「会う」こと以上の良質なコミュニケーションはないようです。
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P.S.
筑波大学の生徒たちが、抱きついてくれる感覚を得られるコートを開発したことが話題になっていますが、これはコミュニケーションには触感覚が重要な要素であるという現在のテクノロジーのトレンドを感じるものといえるのではないでしょうか。
“Girlfriend Coat” to Hug Lonely People from Japan-YouTube
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