YouTubeを見ながらビデオ通話もできる!? 通話アプリ「Talkroom」に注目!|米10代に流行中の「Houseparty」のような「サードプレイス」を目指す!?


参考画像:Talkroom(トークルーム・とーくるーむ)|App Storeスクリーンショット




■YouTubeを見ながらビデオ通話もできる!? 通話アプリ「Talkroom」に注目!|米10代に流行中の「Houseparty」のような「サードプレイス」を目指す!?

2018年は口パク動画「リップシンクアプリ」に注目!「Tik Tok」「musical.ly」で稼ぐ10代から次世代スターが誕生するかも!?でティーン向けの新しいアプリに関心を持ったところで、また新しいアプリが紹介されていました。

詳しい記事の内容は元記事を読んでもらうとして、この記事を読むと、考え方の概念、例えば「通話」の概念が変わってきているのがわかります。

ペンギンの服装でヒアリング? 着想からわずか1ヶ月、『Talkroom』が中高生のハートを掴んだワケ

(2018/1/17、CAREER HACK)

今の中高生たちは、いろんな通話アプリ「電話=無料」があたり前なんですよね。いつも誰かとつながっていて、いつでも誰とでも会話ができる。「通話」というものに対する概念が変わってきていて、若い世代の中に新しい文化圏がどんどん広がっていると感じました。

電話といえば、携帯電話が登場する前からさかのぼると、電話をかける時には実家(家電)にかけなければなりませんでしたが、テクノロジーの進歩で携帯電話ができ直接連絡が取れるようになり、スマホ時代になって、「電話=無料」という考え方になってきているのです。

『Talkroom』は放課後にマックの机を囲んで話したり、友達の家でテレビを一緒にみるような、よりリアルな世界での会話に近い「通話体験」を考える中でできたものです。

参考画像:Talkroom(トークルーム・とーくるーむ)|App Storeスクリーンショット

『Talkroom』も、初期はただの通話機能のみのアプリだったのですが、ユーザーの声から「YouTubeを一緒に見ながら」通話できる機能が付き、現在のカタチにたどりつきました。

初期のデザインをリセットして、2週間後にはYouTubeがみれる電話にアップデートしました。

簡単に言えば、昔でいう家の中の居間にあったテレビのようにみんなが集まってワイワイするような存在をスマホで実現したというイメージですね。

近い将来は一緒にテレビや映画を見たり、音楽やゲームを流して遊べるような、もっと居心地のいい空間を作っていきたいと考えています。

今後、人と人とのつながりがもっと大切になって「時間を共有する」ことが価値になるということ。そして、それぞれの人たちが職場や家庭以外の「サードプレイス」を必要とする時代がくると、思っています。

確かにそういう時代は来るのかもしれませんが、ただ心配になるのは、家族との時間がこの中には組み込まれていないことであり、いっしょにテレビや映画を見たり、音楽やゲームを流して遊ぶなら直接会った方がいいのではないかということです。

以前聞いたことがあるのは、昔は食事時間にテレビを見ていると顔を合わせたり話すことがなくなるからテレビを消しましょうといっていたのに、最近ではみんなが一人一人スマホで好きなものがみるようになって会話がなくなったので一緒にテレビを見ましょうというようになっているということでした。

友達とのつながりは常につながったままですが、家族とのつながりが一層希薄になってしまうんじゃないかなという心配があります。

もう一つは、いっしょにテレビや映画を見たり、音楽やゲームを流して遊ぶなら直接会った方がいいのではないかという点です。

今のところ、「会う」以上のコミュニケーション手段はない!によれば、英チェスター大学の調査結果によれば、直接もしくはスカイプで対話すると笑いが50パーセント増しになり、幸せと感じる度合いが増すことが明らかになったそうです。

そして、電話を使った通話や携帯メールすらも、会って話すほどの満足は得られないそうです。

『Talkroom』では「YouTubeがみれる電話」はよりリアルに近い体験だとは思いますが、直接会う以上の情報量の多さではないはずです。

【仮説】テキストメッセージが増え、触れ合い(直接会う・スキンシップ)や電話で話すことが減ったことで世界は不安定になっている!?では、声によるコミュニケーション(ボーカルコミュニケーション)からテキストメッセージによるコミュニケーションが多くなった現代において、もしかするとオキシトシンの分泌が減少しており、そのことによって、神経が疲れた状態になっているのではないかという仮説を考えました。

その意味において、声によるコミュニケーションに回帰しているというのは自然なことであり、もう一歩進むといかにリアルに会っているような感覚でコミュニケーションができないかというところに行き着くと思います。

この記事の中では、アメリカの『Houseparty』が『Talkroom』を運営するpicon社でCEOを務める山口翔誠さんが想像している「サードプレイス」に近いサービスとして挙げられています。

参考画像:Houseparty|App Storeスクリーンショット

  • 100万人以上の若者が利用するグループビデオチャットアプリHouseparty(2016/11/23、TechCrunch)

    「ファースト・プレイス」は人の家、つまり親密だが外の世界からは孤立した場所を指す。そして「セカンド・プレイス」は、職場のように、社会的だがフォーマルで大きな責任が伴う場所を指す。最後に、「サード・プレイス」は、カフェやバー、ショッピングモールのように、リラックスや人との交流、アイディアの共有、ブラブラして過ごすことなどを目的とした公共のスペースを指している。

  • 「一緒に過ごせる」チャットアプリ、米Z世代に大人気 1日100万人が利用(2016/12/15、Forbes)

    シスターニは、「ルービンはよく、われわれはインターネット上のリビングルームを作っているという言い方をする。とても良い例えだと思う」と述べている。

    実際に、このアプリを使う人たちは比喩的にも、そして現実にも、友人らと一緒にゆっくり座ってくつろぐことができる。

  • 米10代に流行、グループ動画アプリ「Houseparty」とは?:マーケターが押さえておくべきこと(2017/2/21、digiday)

    2016年2月にリリースされたアプリHouseparty(ハウスパーティー)は、若者たちの「リビングルーム」として売り出している。ごくシンプルな仕組みで、最初にユーザー登録を済ませると、スマートフォンの連絡先にある相手と、リアルタイムで仮想の「たまり場」に集まれるというもの。それぞれのビデオ通話には、同時に最大8人が参加できる。

テクノロジーが進歩して、VRなのか、ARなのか、それとも全く違ったテクノロジーなのかはわかりませんが、もし、『Talkroom』が「サードプレイス」を目指して今後も進むのであれば、まるでリアルにあっているような感覚でコミュニケーションができる場を作ることになっていくと思います。

P.S.

ティーンエイジャー向けのサービスを考えると、自然と子供から大人になる過程で迎える反抗期や家族から巣立つ準備という意味合いがうっすらと隠されているようで、マーケティングでそれを追い求めていくと、その意味合いがインフレを起こしてしまい、家族とのつながりがさらに薄くなっていくんじゃないかなとも思ってしまいます。

恋愛がはじまらない理由は、「障害」と「すれ違い」がなくなったから!?では、昔は、好きな人に電話をかける時には、実家に電話をかけなければならかったのですが、親と話すというある種の通過儀礼のようなものがあったことで、子供側としては、自分の家族や先生以外の大人に対する言葉遣いを学んだり、親が出るかもしれないというドキドキ感があったことで恋心が燃えさかる要因の一つになっていたのではないでしょうか。

ある意味、友達だけのサードプレースを作ってしまうと、大人を避けてしまうような結果になることで、ある日突然大人社会にさらされることで戸惑う子供たちが増えていかないかなとも思ってしまいます。







【関連記事】