緑茶にメタボ予防・改善効果があるのかを掛川市で臨床試験


《茶況》 緑茶飲用はメタボ予防 効果を臨床試験

(2009/2/3、毎日新聞)

掛川市は、緑茶飲用がメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の予防、改善に有効かを調べる臨床試験を、1月から始めている。

市民の中から対象者60人を選ぶ予備検査を終え、21日から約3カ月間の本試験に入る。

メタボは内臓に脂肪がたまり、高血圧や高血糖などの生活習慣病のリスクが重なっている状態をいう。

予備検査では100人を検診。

試験対象者には、メタボ診断基準の一つとなっている腹囲が男性は85センチ以上、女性は90センチ以上で、薬を飲んでいない人を選んだ。

30歳-75歳の男女60人を決めた。

本試験では、本物の粉末緑茶カプセルを朝昼晩と2グラムずつ一日6グラム飲み続けるグループと、偽カプセルを飲み続けるグループに半数ずつ分ける。

血液検査や検尿のデータと、血圧や体重、体脂肪などの変化を見る。

血液検査では、内臓脂肪の増減の目安となるアディポネクチンの量の変動などがポイントになるという。

本試験参加者は、試験以外の緑茶とコーヒー、紅茶は飲まないようにし、水などで水分補給する。

お茶(緑茶)にメタボ改善・予防効果があるかどうかの臨床試験が静岡県の掛川市で行われるそうです。

どういった結果が出るのか、大変楽しみですね。