メダカの「恋のスイッチ」を東大研究グループが解明

un abbraccio e un addio

by andrew smith(画像:Creative Commons)




メダカの「恋ごころスイッチ」、東大研究グループが解明

(2014/1/3、TBS)

東京大学の竹内秀明助教らが行った実験で、メダカのメスは、目で見ていた「そばにいたオス」を識別し性的パートナーとして選択することがわかりました。「お見合い」をすると、メスの脳内で大型の神経細胞の電気的活動が活性化することが確認され。研究チームではこの働きを「恋ごころスイッチ」と名づけました。

実験によれば、メダカのメスはそばにいたオスを識別・記憶し、性的パートナーに選ぶということがわかったそうです。

『考えてるつもり 「状況」に流されまくる人たちの心理学』(著:サム・サマーズ)によれば、「見覚え」があることが人を引きつける要因であるそうです。

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「見覚え」は「距離の近さ」が好意につながる理由を説明する。と同時に、それ自体が人を惹きつける要因でもある。

人はテープに吹き込んだ自分の声よりも頭のなかで響く自分の声のほうが好きであり、ビデオに映った自分の姿よりも鏡に映った自分の姿のほうが好きなものだ。

ほかの人についても「見覚え」があり、見慣れた感じがすればするほど、魅力を感じてしまう。

また、お見合い結婚をした夫婦は互いに対する愛情が徐々に上がる?によれば、お見合い結婚をしたカップルはお互いを魅力的だと思い込むことによって愛情のレベルが上がっているそうです。

もしかすると、人もメダカと同様に、身近にいる「見覚えのある」人に対して、魅力を感じ、徐々に互いに対する愛情を感じるようになるのではないでしょうか。







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