■時間帯別総ツイート数ランキングからわかる感情の推移とは?
by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)
人はいつ「楽しい」や「つらい」と感じるのか?~つぶやき分析で見えた感情の推移~
(2014/7/16、ヤフー)
今回の「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」では「Yahoo!検索(リアルタイム)」の元データとなっているTwitterに投稿されたツイート文(つぶやき)を24時間の軸で解析し、各時間帯によくつぶやかれる言葉から感情の推移を調べてみました。
2014年8月25日放送のマツコ・デラックスさん・村上信五さんが出演している「月曜から夜ふかし」で「人は夜中の2時にエロくなることが判明した件」の中で取り上げたYahoo!JAPANビッグデータレポートが調査した「時間帯別総ツイート数ランキング」が話題になっていました。
今回は、その元となったデータのページがありましたので、各時間帯によくつぶやかれる言葉からどういう感情の変化があるのかをチェックしてみたいと思います。
■早朝から昼前
早朝から昼前にかけては、全体的に明るい言葉が並んでいるように思います。
ただ、個々のワードを見ると、気になるところも出てきます。
7時、8時に「痛い」がつぶやかれているのも興味深いですね。
寝起きで体の何処かに痛みがあるのか、それとも、通勤などで痛さを感じているのか気になるところです。
8時台の「臭い」はおそらく朝の通勤時間帯が関係しているのではないでしょうか。
■正午から夕方
12時から13時にかけては、お昼のランチに関する言葉が並んでいます。
16時から17時にかけては、仕事が一段落したのか、学校が就業時間を迎えたのかどうかわかりませんが、何かが終わったことがわかる言葉が並んでいます。
「痛い」というワードは朝につぶやかれることが多いようでしたが、17時台には、「頭痛い」「足痛い」という言葉がつぶやかれていて、歩きまわったり、頭を使ったりして、疲れている印象を受けます。
■夜から夜中
18時台は、お疲れの挨拶で、19時台は、夕食の時間をイメージさせます。
20時から22時にかけては、「かっこいい」「かわいい」といったポジティブな感情の言葉が並んでいます。
そして23時台になると、一日の終りを感じさせる言葉が出てきます。
■深夜から未明
0時になると、夜はまだまだこれからで、恋愛している人の言葉が並んでいるように感じます。
1時以降になると、少しずつネガティブな印象の言葉が並んできています。
■まとめ
このようにしてつぶやきを収集しデータ化すると、人は時間帯に合わせて感情が変化しているように思えます。
朝は、健康的でポジティブな感情。
昼は、少しゆったりした感情。
夕方は、仕事や学校が一段落して、疲れが伝わる感情。
夜は、人に会ったり趣味の時間で、楽しい感情。
夜中は、感謝や愛情といった感情。
未明は、ネガティブな感情。
誰かにメッセージを送るときには、こうしたデータを参考に送ってみるのもいいかもしれませんね。
P.S.
こうしたデータを見てみると、やはり悪いことは夜に考えないほうがいいというのもわかります。(「悪い妄想は夜考えない」ことが幸せになる方法)
また、よく酔った後にはメールを送らないほうがいいといわれますが、今回のデータを見る限り、深夜の時間帯は思いつめやすく、そういう感情になりやすいので、送らないほうが賢明と言えそうです。
【関連記事】