> 健康・美容チェック > 認知症 > 認知症の高齢者は2025年には730万人と推計|認知症に役立つ食べ物と生活習慣
Q.65歳以上の高齢者の〇人に1人が認知症になると推計されています。さて○に入る数字は?
■認知症の高齢者は2025年には730万人と推計
by Florian .(画像:Creative Commons)
認知症の高齢者 10年後には730万人と推計
(2015/1/8、NHK)
認知症の高齢者は、いわゆる団塊の世代がすべて75歳以上となる10年後の2025年には、多い場合で730万人に達し、高齢者のおよそ5人に1人に上るとする新たな推計を厚生労働省の研究班がまとめました。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)|厚生労働省
わが国の認知症高齢者の数は、2012(平成 24)年で 462 万人と推計されており、2025(平成 37)年には約 700 万人、65 歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれています。
厚生労働省の研究班によれば、2025年には認知症の高齢者は多い場合で730万人に達すると推計されるそうです。
参考画像:高齢者の健康・福祉|内閣府
この2025年は、団塊の世代が75歳以上となる年になります。
1000歳まで寿命が延びる?!かもしれないという記事を以前取り上げましたが、寿命が伸びても認知症になれば、社会生活を続けるのは難しくなる恐れがあります。
認知症にならないような生活習慣を心がけましょう!
→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら
ちなみに、世界の認知症患者、2050年に1億3200万人!|世界アルツハイマー報告書2015で紹介した国際アルツハイマー病協会(Alzheimer’s Disease International、ADI)による「世界アルツハイマー報告書2015」によれば、認知症の数は世界の高齢化につれて増えていき、2050年には今の3倍の1億3200万人になるという予測が発表されました。
認知症の治療にかかる費用も同じく増加しており、2015年は、2010年比で35%超増の8180億ドル(約98兆円)に上るとされていますので、認知症を早期に発見する方法や認知症を予防する方法、認知症の治療法にますます注目が集まるのではないでしょうか?
【追記(2023/9/8)】
参考画像:65歳以上の認知症患者数と有病率の将来推計|内閣府
平成28年度高齢者白書によると、65歳以上の高齢者の認知症患者数と有病率の将来推計についてみると、認知症患者数が2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の5人に1人になる、つまり20%が認知症になると見込まれています。
【認知症に役立つ食品】
- オメガ3で健康に!認知症が予防できるエゴマ油|主治医が見つかる診療所 12月15日
- 1日1杯のワインが高齢者の認知症を予防する
- 「DHAで認知症予防」実証 島根大医学部のグループ
- <認知症予防>青魚で効果 島根大グループが実証
→ オメガ3 について詳しくはこちら
→ DHA について詳しくはこちら
【認知症に役立つ習慣】
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- 認知症の発症リスクが高いのは、脳卒中の経験がある人、糖尿病や心臓病の持病がある人、握力が弱い人、うつ傾向がある人
公開日時: 2015年1月8日 @ 15:04