by Jarkko Laine(画像:Creative Commons)
2015年2月22日放送のNHKスペシャル「腸内フローラ ~解明!驚異の細菌パワー~」では、腸内フローラを取り上げるそうです。
Yahoo!番組予告
腸内フローラ(腸内細菌の生態系)に、今注目が集まっている。私たちの腸内には100兆以上もの細菌が住んでいて、その菌が出す物質が全身の健康と深く関わっていることが分かってきた。美肌やダイエットなど身近な話から、がんや糖尿病、うつなどの病気まで。既存の治療だけでは限界のある病気に対する切り札として、腸内フローラが脚光を浴びているのだ。最先端の研究を紹介しながら、腸内細菌と人間の知られざる関係に迫る。
腸内フローラに注目が集まっていて、腸内細菌が出す物質が美肌やダイエット、がん、糖尿病、うつなどに関わっているそうです。
例えば、肥満やメタボリックシンドロームを引き起こす第三の要因として腸内フローラ(腸内細菌叢)が関係しているのではないかと考えられているそうです。
腸内フローラ・腸内細菌に興味がある方は是非ご覧になってみてください。
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【参考リンク】
腸内細菌叢と免疫系との間に新たな双方向制御機構を発見-腸内細菌が影響を及ぼす疾患の予防・新規治療法開発に貢献-(2014/7/11、理化学研究所)
最近の研究により、腸内細菌叢のバランスの乱れが、自己免疫疾患、アレルギー疾患、がん、肥満症などのさまざまな疾患の発症や病態に影響を及ぼしていることが分かってきました。
腸内フローラ-ヤクルト中央研究所
ヒトの腸管内では多種・多様な細菌が絶えず増殖を続けています。これらは腸内細菌と呼ばれ、個々の菌が集まって複雑な微生物生態系を構築しています。この微生物群集を「腸内フローラ」または「腸内細菌叢」と呼んでいます。