脇汗の臭いの原因とは?|ワキガのセルフ診断方法|なぜ耳垢が湿っているとワキガの可能性が高いの?





【目次】

■脇汗の臭いの原因とは?

Armpit of the Earica

by Daisy DoubleOh(画像:Creative Commons)

「夏の汗」より臭い「冬の汗」 しっかりにおい対策を

(2017/2/11、日経Gooday)

汗腺には全身にある「エクリン腺」と、わきの下や陰部などに集中している「アポクリン腺」の2種類がある。エクリン腺の汗はほとんど水分でにおわないのに対し、アポクリン腺の汗はたんぱく質やミネラルなどのにおい成分を含んでいる。

 アポクリン腺は毛穴にあり(下図)、わき毛が濃い人はアポクリン腺も多い。アポクリン腺から出たにおい成分はわき毛に付着し、再び汗をかくとそのにおいが空中に拡散される。そのためワキガ(腋臭)ではなくても、わき毛が濃い男性は処理している女性に比べて体臭が強くなりやすいという。

●エクリン腺

エクリン腺は全身のあらゆる場所に存在し、エクリン腺から出る汗はほとんどが水分で構成されており、におい成分が含まれていないそうです。

●アポクリン腺

アポクリン腺は毛穴にあり、アポクリン腺にはにおい成分が含まれています。

■ワキガのセルフ診断方法|なぜ耳垢が湿っているとワキガの可能性が高いの?

汗の種類は、エクリン腺とアポクリン腺の2種類からなり、ワキガの臭いは、アポクリン腺が大きくかかわっていると考えられています。

自分でできるワキガの診断方法としては「耳垢が湿っているかどうか」が有名ですが、なぜ耳垢が湿っているとワキガの可能性が高いのでしょうか?

耳垢によるわきが判定法|五味クリニック

通常エクリン腺の存在しない外耳道が湿っているということは、もうひとつの汗腺であるアポクリン腺からの汗が原因であり、耳の中にもアポクリン腺の瘢痕(瘢痕ですから耳が臭うわけではありません)が存在するということの証明となります。
アポクリン腺が外耳道にあるということは、一般的に体の中で最もアポクリン腺が多い場所である腋の下にも多くのアポクリン腺がある、つまりワキガ体質ということが類推できるのです。

耳垢が湿っている人はアポクリン腺の数が多く、最もアポクリン腺が多い場所である脇の下にも多くのアポクリン腺がある=ワキガ体質であると考えられるそうです。

ただ、全部の人に当てはまる診断方法ではなく、診断できる可能性が高い方法であるというのが正確です。



■なぜ汗をかくと臭うの?

洗い過ぎるとなぜ体臭が強くなるのですか?|五味クリニック

人間の体の臭いを左右しているのは「細菌」です。

いい匂いを出すか、悪臭を出すかは、どのような細菌が皮膚に棲んでいるかで決まるのです。

<中略>

表皮ブドウ球菌は、皮脂や汗をエサとし食べて、弱酸性の脂肪酸を産生し、皮脂から排出される脂肪酸とともに、皮膚面を酸性に保ちます。

脂肪酸にも、皮膚に対する刺激性が強く、強い臭いになるものと、逆に香水の原料ともなるよい香りの脂肪酸とがあります。表皮ブドウ球菌はよい香りを作る脂肪酸を産生しているのです。

逆に、黄色ブドウ球菌や真菌などは、悪臭の脂肪酸や、アンモニアやインドール等の不快臭をつくりだすのです。

健康な皮膚では、表皮ブドウ球菌が、エクリン腺とアポクリン腺から出る汗や皮脂をエサとして、よい香りを作る弱酸性の脂肪酸を作り出しますが、不健康な皮膚では、黄色ブドウ球菌や真菌などが悪臭の脂肪酸や、アンモニアやインドール等の不快臭を作り出してしまいます。

それではどのようにすれば健康な皮膚にすることができるのでしょうか?

善玉菌の表皮ブドウ球菌が皮膚を酸性に保つことは、アルカリを好む黄色ブドウ球菌やカビなどの悪玉菌の繁殖を防いだり、皮膚内部に侵入しないように、皮膚のバリアの役目を果たしているのです。

体をアルカリ性の合成洗剤でゴシゴシと洗いすぎてしまうと、表皮ブドウ球菌は洗い流されてしまい、また表皮ブドウ球菌のエサとなる皮脂膜までもが洗い流されてしまいます。

つまり、よい匂いにするためには、表皮ブドウ球菌が元気でいることが重要であるため、洗いすぎに注意が必要だということですね。

■まとめ

●汗の種類は、エクリン腺とアポクリン腺の2種類からなり、ワキガの臭いは、アポクリン腺が大きくかかわっている!

●耳垢が湿っている人はアポクリン腺が多いため、ワキガ体質の可能性が高い!

●不健康な皮膚の人ほど汗が臭いやすい!

●よい匂いにするためには、洗いすぎに注意!




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P.S.

■汗をかいた後に衣類から発生する臭いの成分とその原因菌とは

花王、汗をかいた後に衣類から発生する臭いの成分とその原因菌を明らかに

(2016/6/8、マイナビニュース)

衣類の臭いの代表的なものとして「生乾き臭」と「汗様の臭い」がある。同社ではこれまでに、生乾き臭と呼ばれる雑巾様臭のキー成分が、4-メチル-3-ヘキセン酸であり、その発生の原因菌がモラクセラ属細菌であることを解明している。

<中略>

まず、衣類の臭いについて、専門パネラーによる官能評価、ガスクロマトグラフィーおよびガスクロマトグラフ質量分析計により解析した結果、汗様の臭いと表現される悪臭の成分は、イソ酪酸、イソ吉草酸、2-メチル酪酸などの複数の短鎖脂肪酸や、4-メチルペンタン酸、4-メチル-3-ペンテン酸、4-メチルヘキサン酸、4-メチル-3-ヘキセン酸などの複数の中鎖脂肪酸であることがわかった。

<中略>

衣類の着用汗臭発生には、マイクロコッカス属細菌が深く関わっていることが明らかになったといえる。

衣類の匂いの「生乾き臭」のキー成分は「4-メチル-3-ヘキセン酸」であり、その発生の原因菌が「モラクセラ属細菌」なのだそうです。

また、「汗様の臭い」(汗をかいた後に衣類から発生する臭い)の成分は、イソ酪酸、イソ吉草酸、2-メチル酪酸などの複数の短鎖脂肪酸や、4-メチルペンタン酸、4-メチル-3-ペンテン酸、4-メチルヘキサン酸、4-メチル-3-ヘキセン酸などの複数の中鎖脂肪酸であり、その発生の原因菌が「マイクロコッカス属細菌」であることがわかったそうです。

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