ウェアラブル端末で健康管理やフィットネスガジェットが今熱い!ではウェアラブルガジェットやフィットネスガジェットについて取り上げてきましたが、いま注目のApple Watchには様々な体の動きを測定し、記録する機能がついています。
APPLE WATCH開発用研究施設をテレビ初公開!によれば、Appleは「Apple Watch」のヘルスケア機能を開発するために、2年以上データを収集していたそうです。
今回は、2つの記事・ページを参考にApple Watchの新機能について見てみたいと思います。
- これは痩せる気がする。Apple Watchでワークアウト!してみた(2015/4/28、ギズモード)
- Apple Watch|健康とフィットネス
アクティビティアプリケーションはあなたの日々の体の動きを、一目でわかるシンプルなグラフィックスで表示します。そこには、あなたが知るべきことすべてを伝える3つのリングが描かれます。
●スタンド
「スタンド」は椅子から立ち上がった頻度を測ります。
これは、
一日のうちのある時間だけアクティブでも、長い時間座っていると、それ自体が健康上のリスクをもたらします。
という考え方が基になっているようです。
これまでにも長時間座ることは健康に良くないということについて取り上げてきましたが、それを機能として組み込んだのが「スタンド」です。
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●ムーブ
1日当たりの消費アクティブカロリーを1日のムーブゴールとして提案することができます。
目標とする消費アクティブカロリーのゴールを達成すると、「ムーブ」のリングが完成するということで達成感がありそうですね。
●エクササイズ
早歩き程度、またはそれ以上の体の動きをエクササイズとみなし、Apple Watchがあなたの日々の運動量を記録し続けます。
<中略>
そして世界的に推奨されている1日30分の運動を行うと、「エクササイズ」のリングが完成します。
運動・エクササイズをすることは健康によいとされていますが、このApple Watchは、運動量を記録することができるそうです。
また、1日30分の運動を目安としているところもポイントではないかと思います。
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●ワークアウトアプリ
ランニング、エリプティカルマシンを使った
トレーニング、サイクリングなど、最も人気がある運動の継続時間、距離、消費カロリー、
ペース、スピードなどのデータを、屋内でも屋外でもリアルタイムで表示します。
利用できるのは次のワークアウト。
● ランニング
● ウォーキング
● サイクリング
● 室内ランニング
● 室内ウォーキング
● 室内自転車
● エリプティカル
● ローイング
● ステッパー
● その他
Apple Watchには耐水性があるので、汗をかいても大丈夫です。
ただ、ギズモードの記事によれば、蒸れるのが気になるとのことでした。
■まとめ
Apple Watchでは健康・フィットネスデータを記録することができますが、ユーザーがフィットネスを継続していくためには、別の仕組みを用意していく必要があるかと思います。
そこで気になるのが、Appleがその次どうするかという点です。
例えば、運動量、睡眠、カロリー消費などのデータを記録するデバイスを販売しているFitbitはユーザーを分析し、ユーザーに合わせたトレーニングプログラムを提供するFitstarを買収しました。
健康に関するデータを集め、そのデータに合わせたフィットネスプログラムを提案するというのは良い仕組みだと思います。
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また、自撮り(SELFIE)を活用してダイエットの成功率を上げる!?という記事の中で、Weilosは減量に成功した人をアマチュアの減量コーチにして新しいユーザーを激励、助言するという仕組みからメンバーがスマートフォンによる自画撮り写真をアップロードして成果を公開するソーシャルサイトに変わったということをご紹介しましたが、そのWeilosをWeight Watchersが買収したそうです。
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AppleがユーザーのためのコミュニティSNSを提供するようになるのか、またフィットネスプログラムを提供するようになるのか、それとも全く違ったアプローチをしてくのか、注目です。
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