参考画像:HidrateMe Smart Water Bottle by Hidrate, Inc|YouTubeスクリーンショット
■HidrateMe|水分補給するタイミングを教えてくれるスマートウォーターボトル
HidrateMe Is A Connected Water Bottle That Will Glow When You Need To Take A Sip
(2015/6/2、TechCrunch)
HidrateMe aims to help you fill up on your H20 with a sensor that monitors your intake and syncs that information up with an app on your smartphone. Should you need more water than you are ingesting, the bottle will glow.
薬の飲み安れを防ぐために、薬を飲むタイミングを通知するシステムを以前紹介しました。
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今回紹介するのは、HidrateMeはIoT(モノのインターネット化)を活用したセンサーが内蔵されたボトルとスマホアプリで水を補給するタイミングを教えてくれるスマートウォーターボトルです。
HidrateMe Smart Water Bottle by Hidrate, Inc
「水なんてのどが渇いた時に飲めばいいし、そんなものが本当に必要なのか」と思う人がいるかと思います。
この商品が役立ちそうな場面がいろいろあります。
参考画像:HidrateMe Smart Water Bottle by Hidrate, Inc|YouTubeスクリーンショット
●スポーツ・エクササイズの時の水分補給
水分補給のタイミングをのどが渇いたときに行なっていたのでは遅い場合があります。
●高齢者の熱中症対策
熱中症を予防するには、喉の渇きを感じる前にこまめに水分を取ることが大事です。
多くの人がのどがかわいてから水分を補給したら良いと考えがちです。
しかし、のどが渇いたと感じた時には、実はすでに脱水状態にあるそうです。
特に、高齢者は体温調節機能が衰えており、気温の上昇に鈍感になり、脱水症状が始まっても自分で体の異変に気付きにくくなっています。
●子供の脱水対策
熱中症・かくれ脱水|みんなの家庭の医学 7月17日によれば、子どもは大人に比べて体温調節機能が未発達で、またエネルギー代謝が活発なためにたくさんの水分を必要とするため、脱水しやすい体なのだそうです。
■まとめ
水を補給するタイミングを教えてくれるボトルが必要となる人は多くいると思います。
経口補水液を販売するメーカーやフィットネスクラブ、スポーツブランドと組んだりすればよさそうですね。
【追記(2015/6/5 11:15)】
今回の商品が注目を集めれば、Apple Watchやfitbitのようなウェアラブルガジェットやフィットネスガジェットに水分補給を知らせるタイミングを持つ機能がつくかもしれませんね。
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