ソフトコンタクトレンズユーザーの7割が夏でもドライアイの症状を感じる!?

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【目次】

■ソフトコンタクトレンズユーザーの7割が夏でもドライアイの症状を感じる

Victoria's Eye

by Endlisnis(画像:Creative Commons)

夏でも乾く「ドライアイ」の新常識

(2015/6/25、毎日新聞「医療プレミア」)

その結果、約7割が夏でもドライアイの症状を感じると回答。

日本アルコンが全国の20〜50代のオフィスワーカーで、パソコンの使用頻度が高い、使い捨てソフトコンタクトレンズユーザー300人を対象に行なったアンケート調査によれば、7割が夏でもドライアイの症状を感じると回答したそうです。

ドライアイといえば、乾燥する冬のイメージがありますが、湿度の高い夏でもドライアイの症状を感じるというのはなぜなのでしょうか?

ドライアイにご注意 パソコン、エアコン、コンタクトレンズの3コンに注意

湿度の高い夏でもドライアイの症状を感じるというのは、オフィスの環境にある3つのコンが大きくかかわっています。

  1. コンタクトレンズ
  2. エアコン
  3. パソコン

コンタクトレンズによる目の乾燥、エアコンの送風による部屋の乾燥、パソコンで長時間作業をすることによってまばたきが減少することによって、ドライアイになりやすくなります。

そして、今回の記事で最も驚いたのは、ドライアイ予防として重要なまばたき自体がドライアイを悪化させる要因ともなるという点です。

■まばたきによる摩擦がドライアイを悪化させる

最新の研究で、1日1万〜2万回に上るまばたきも、ドライアイを悪化させる原因になっていることが分かってきました。本来、まばたきは涙を分泌させ、目の表面に広げる大切な働きを担っています。しかし涙の減少や、質の低下などで涙の層が壊れることにより、まばたきによってまぶたの裏と眼球表面やコンタクトレンズとの摩擦が起こり、「目がごろごろする」「痛い」といった症状をもたらすことがあるのです。

スマホを使い続けると目が疲れる理由は「距離」と「まばたき」では、集中するとまばたきを忘れてしまいがちで、まばたきをしないようになると、ドライアイになる恐れがあるので意識的にまばたきをするようにアドバイスをしていました。

しかし、今回の記事によれば、涙の減少や涙の質の低下が起きると、まばたきによってまぶたの裏と眼球表面やコンタクトレンズとの摩擦が起こり、「目がごろごろする」「痛い」といった症状をもたらすことがあるということでした。

そのため、正確なアドバイスとしては、ドライアイ予防とドライアイ対策を分けて行うほうが良いようです。

■ドライアイ予防

まばたきを意識的に行なうようする。

まばたきで「疲れ目」解消!?眼精疲労回復エクササイズや20-20-20ルール|目の疲れから守る方法や座り過ぎを防ぐ方法によれば、20分おきに20フィート(6メートルぐらい)離れたところを20秒間見つめながら20回連続で瞬きをすると、疲れ目によいそうです。

■ドライアイ対策

目が乾燥するなどのドライアイの疑いがある場合には、まず次のような対策を行ってから、まばたきを意識的に行うようにしたほうが良いようです。

  • 目薬を利用する
  • 部屋の湿度を保つ
  • エアコンの風が直接あたらないようにする
  • 目を温める

上記の対策を行って、涙の量・質を改善するようにしてから、まばたきを意識的に行うようにしましょう。

→ ドライアイ(目が乾く)|ドライアイの症状・原因・治し方・治療・目薬・コンタクト について詳しくはこちら







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