「ビーサンで足が痛い」|足が痛くならないビーチサンダルの選び方とは?

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■長時間ビーチサンダルを履き続けると、足の指の骨が変形する?

Hampton Court Flower Show - July 2009 - My Feet Are Killing Me

by Gareth Williams(画像:Creative Commons)

怖ッ…骨が変形!夏の必需品「ビーサン」が足に負担大な理由3つ

(2015/7/30、美レンジャー)

ビーチサンダルを履いて歩いているとき、サンダルが脱げないように鼻緒の部分をしっかり指先で掴もうとします。ビーチサンダルを履いていると、通常の靴を履いているときと比べて、歩幅を小さくして歩き方も無意識で変えてしまいがち。

すると、すねや太ももの前面などの筋肉を不自然に使うことになり、脚が太くなったり、姿勢が悪くなったりといった影響を引き起こしてしまいます。

またそんな状態のまま、長時間ビーチサンダルを履き続けると、足の指の骨が変形したり、外反母趾を促進させることにつながりかねません。

<中略>

薄っぺらいビーチサンダルは、足裏をしっかりサポートする靴とは違って、歩くたびにかかとに体重が重くかかり、かかとへの負担がどうしても大きくなります。そのため、かかとの角質がどんどん分厚くなって、ガサガサかかとを形成してしまいます。

またビーチサンダルには、土踏まずのアーチを支える部分がないタイプがほとんどで、長時間歩いていると、かかとや土踏まずに痛みを感じる人が出てきてしまいます。

ビーチサンダルの足への影響についてまとめてみます。

  • ビーチサンダルで歩くと、歩き方が変化することによって、筋肉の使い方が変わり、脚が太くなったり、姿勢が悪くなる可能性がある
  • 足の指の骨が変形したり、外反母趾が悪化するおそれ
  • ビーチサンダルは足を守るクッションがないので、かかとへの負担がかかる
  • かかとの角質が厚くなったり、ガサガサかかとになる
  • 長時間歩くと、踵や土踏まずに痛みが起きる場合もある

また、ハイヒール愛用者はケガにご注意-豪研究によれば、日常的にハイヒールを履いていると、以下のようなことが起こるそうです。

  • 歩幅が狭く、より足に力が入っており、膝が曲がったまま、いつも爪先立ちをしているような状態で歩いている
  • ふくらはぎの筋肉繊維が短くなってしまっており、ハイヒールを愛用していないグループよりも大きな力学的負荷がふくらはぎにかかっていた
  • <ハイヒール愛用者は腱をあまり使わず筋肉に頼る歩き方をしており、アキレス腱などの腱が弱くなってけがをしやすくなっている
  • ハイヒール愛用者の歩き方は、底が平らな靴を履いている人よりもエネルギーが必要で、筋肉が疲れやすい

怪我のリスクを考えると、できるだけハイヒールを履いている時間を短くしたほうが良いようです。

また、合わない靴を履くことで起こる外反母趾による足の痛みもあります。

■まとめ

ビーチサンダルによる脚への影響を少なくするためには、ビーチサンダル選びが重要です。

記事の中では、次のようなポイントを押さえて、ビーチサンダルを選ぶと良いとアドバイスしています。

●足の後ろの部分にストラップがあるもの

ストラップがあることで自然な歩き方に近くなる

●自分の足にジャストフィットするサイズを選び、足が痛くならない素材を選ぶ

長時間ビーチサンダルを使用しないほうが良さそうです。

→ 足が痛い について詳しくはこちら

(立ち仕事や歩き過ぎによる足の痛み/ジョギングによる足の痛み/糖尿病神経障害による手足のしびれ/痛風による足の指の痛み/足がつる・こむら返り)

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P.S.

ビーチサンダルは英語では「Flip flops」と呼ぶそうですよ。