胴回りのサイズがBMIよりも心臓病リスク予測の基準に使える!?

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by Gareth Williams(画像:Creative Commons)




心臓病リスク予測には「BMIより胴回りのサイズ」、米研究

(2016/4/3、AFP)

胴回りのサイズが大きい人は小さい人より、酸素濃度が高い血液を脳などに送り出す左心室の機能に異常がある場合が多いことを突き止めた。

米ジョンズ・ホプキンス大学の医師ボアズ・ローゼン(Boaz Rosen)氏らの研究チームが、心臓病にはかかっていない糖尿病患者200人に対して行なった調査によれば、胴回りのサイズが大きい人は小さい人より左心室の機能に異常がある場合が多いことがわかり、胴回りのサイズが心臓病リスクの基準になりうるかもしれないそうです。

「ビール腹」体形の人は、肥満の人より糖尿病や心臓病のリスクが大きい!?で紹介した米ミネソタ州にあるメイヨー・クリニックなどの研究チームが1万5000人あまりのデータを調べた結果によれば、「ビール腹」体形の人は、肥満の人より糖尿病や心臓病のリスクが大きいという研究結果が出たそうです。

心臓病の原因には、様々なものがありますが、胴回りのサイズで判断することができれば容易に計測することができますので、患者側としても負担が少ない方法と言えます。

今後は、胴回りのサイズがどのように心臓病のリスクを高めていることに関係しているのか、その関連性を調べて欲しいですね。







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