by Monica H.(画像:Creative Commons)
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2009年9月26日放送の「寿命をのばすワザ百科(日テレ)」では、「胃がん予防にリンゴ」が取り上げられていました。
●そもそもなぜガンができるのか?
誰でも一日に5000個のがん細胞ができているそうです。
それを免疫細胞がやっつけてくれているのですが、免疫細胞の働きは、加齢などによって低下します。
残ったがん細胞が正常な細胞を攻撃し、徐々に大きくなります。
●リンゴががん細胞を自殺させる?
樋廻博重(三重大学名誉教授)の研究によると、リンゴに含まれるプロシアニジンにより、アポトーシス=自殺が起こり、胃がんの細胞の増殖が抑制されたそうです。
※プロシアニジンを加えると、胃がん細胞のDNAが小さな細胞になり、細胞増殖ができず死んでしまうそうです。
●りんごを加熱して抗酸化力アップ
富山大学名誉教授田澤賢治らの研究によると、リンゴを121度で30分加熱すると、抗酸化力が9倍になったそうです。
すりおろしたリンゴを電子レンジで加熱するだけでも、抗酸化力は高まると考えられるそうです。
●すってチンソーダの作り方
リンゴをすって、レンジで3分ほどあたためて、ソーダ水で割るだけ。
※炭酸ガスが胃の粘膜を刺激し、消化がよくなると考えられます。
●まとめ
胃がん予防にリンゴ(プロシアニジン)をすりおろして加熱させる
※ピロリ菌で胃がんリスク高い
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りんごはどのくらい必要ですか?一個?
番組ではリンゴの数(量)については、紹介されていなかったと思います。
リンゴをうまく食事の中に取り入れてほしいということなのだと思います。