【#主治医が見つかる診療所】閉塞隅角緑内障になると頭痛と吐き気の症状が現れることがある

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■閉塞隅角緑内障になると頭痛と吐き気の症状が現れることがある

Headache

by kishjar?(画像:Creative Commons)

2016年4月25日放送の主治医が見つかる診療所のテーマは「頭痛の裏に隠された危険な病気」です。

頭痛と吐き気を伴う病気として挙げられたのは「閉塞隅角緑内障」です。

→ 緑内障の症状・原因・眼圧・予防 について詳しくはこちら

眼圧は眼球内を満たしている「房水(ぼうすい)」という液体で、一定に保たれており、房水は、隅角(ぐうかく)という出口から眼球外に排出されています。

緑内障の発症メカニズムから大きく分けると、隅角が広いタイプの「開放隅角緑内障」と隅角が狭いタイプの「閉塞隅角緑内障」の2つのタイプに分けられます。

閉塞隅角緑内障は、房水の出口にあたる隅角が虹彩(こうさい:カメラでいう「絞り」の役割。虹彩の中央部には瞳孔があり、ここが大きくなったり小さくなったりして、目に入る光の量を調節する。)によって塞がれることによって、排出ができなくなり、房水がたまることで眼圧が上昇すると考えられます。

特徴としては、隅角が詰まってしまい、発作が起きてしまうことがあり、発作が起きると、目の痛み、頭痛、吐き気などの症状が起こり、我慢していると、失明してしまうことがあります。

緑内障で頭痛の症状が現れる理由としては、目と目の周囲には三叉神経と呼ばれる脳神経があり、この神経が障害されて痛みが生じると考えられます。

→ なぜ緑内障(閉塞隅角緑内障)になると目が痛くなるのか?|緑内障の症状 について詳しくはこちら

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