【#たけしの家庭の医学】高血圧改善のヒントはクジラと海女さん?「ANP」を分泌させる方法は「プール」


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2016年8月2日放送のみんなの家庭の医学のテーマは「暑い8月こそ健康に生まれ変わるチャンス。夏なら無理なく楽にできるある3つの方法で、高血圧・便秘・認知症を予防する方法を検証する。」です。

【目次】




■高血圧

高血圧の推定患者数4300万人といわれれています。

高血圧の主な原因は塩分の摂り過ぎで、高血圧の状態が続くと動脈硬化を起こし、心筋梗塞脳梗塞につながります。

高血圧を改善するには「減塩」が重要だといわれていますが、継続するのは難しく、また、思うように改善できずに途中でやめてしまう人も多いようです。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

■高血圧を改善できるヒントは「クジラ」?

Humpback Whales

by Christopher Michel(画像:Creative Commons)

近年、高血圧を改善できるヒントを与えてくれた生物がいるそうで、その生物とは、「クジラ」。

クジラは長寿の生き物で、中には200歳を超えるクジラもいるそうです。

そこで、研究者は、クジラの長生きの理由は、海に潜ることが関係しているのではないかという仮説を立てました。

■海女さんの血管年齢は11歳若い!

海女 Ama. Kuji City, Japan.

by Tai-Jan Huang(画像:Creative Commons)

産業技術総合研究所の菅原順先生が海によく潜る職業である海女さんの血管を調べたところ、血管年齢が若く柔らかいことがわかったそうで、海女さんの平均年齢65歳でしたが、血管年齢は実年齢より平均で11歳若い血管を持っていたそうです。

海女さんの血管年齢は11歳若い!?水圧や水中運動が動脈硬化を抑える?|産総研によれば、産業技術総合研究所などのチームが海女115人(40〜70代、平均経験38年)と同年代の一般女性83人の計198人を対象に、動脈の壁の硬さを計測し、日本人5000人以上の平均データを比較したところ、海女は約11歳若い人と同程度であったそうです。




■海女さんの血管の若さには「ANP」が関係している!?

原田和昌先生(東京都健康長寿医療センター)によれば、海女さんの血管の若さには、水に潜った時の水圧によって分泌される「ANP」というホルモンが関係しているそうです。

水圧によって、手足の静脈が圧迫されると、心臓に多くの血液が戻り、心臓の一部が大きく拡張し、ANPというホルモンが大量に分泌されるそうです。

ANPは全身へ送られ、特に「腎臓」が大きな影響を受けるそうです。

腎臓が影響を受けたことで、排尿が促され、余分な塩分が体外に排出された結果、血圧が低下し血管が若く保たれると考えられるそうです。

ANPは心不全の治療薬として使われているそうです。

■「ANP」を分泌させる方法

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by Lara Lima(画像:Creative Commons)

実際番組では海女さんがANPを分泌しているかどうかを実験を行ない、安静時のANPの量と潜水直後のANPの量を比較したところ、潜水直後にANPが大幅に増加するという結果が出たそうです。

しかし、高血圧改善のために海女さんになるわけにはいかないので、身近なところでプールで高血圧の改善ができないかを番組で実験しました。

合計で約4時間半プールに浸かっていただいた方の血液検査と血圧を測定したところ、ANPは12.6から31.6まで増加し、上の血圧が143から132に下がっており、1日プールで遊んだだけでANPが増加し、血圧も低下するという結果が出ました。

原田和昌先生(東京都健康長寿医療センター)によれば、心臓にがんができない理由の1つにANPがあるそうで、ANPはがんの再発・転移を抑制してくれるそうです。

心拍数が上がるとANPは分泌されるため、息が弾む程度の運動をすればよいそうです。

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【減塩レシピ】