パーキンソン病に関与する2遺伝子が発見、原因解明に貢献|神戸大など


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by Jeremy Atkinson(画像:Creative Commons)




日本人患者で2遺伝子発見=パーキンソン病に関与-原因解明に貢献・神戸大など

(2009/11/16、時事通信)

高齢者に多い難病、パーキンソン病の発症に関与する遺伝子が新たに2種類、日本人患者で見つかった。

戸田達史神戸大教授らが、国立精神・神経センターや順天堂大など9施設の患者計約2000人を調べた成果で、根本原因の解明や早期診断に役立つと期待される。

論文は米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に16日掲載された。

戸田達史神戸大教授らが、国立精神・神経センターや順天堂大など9施設の患者計約2000人を調べたところ、日本人患者でパーキンソン病の発症に関与する遺伝子が新たに2種類見つかったそうです。

今回の発見により、パーキンソン病の原因解明に役立つことが期待されているそうです。

パーキンソン病は、手足が震えたり、動作が緩慢になったりするのが主な症状。

脳内の神経伝達物質ドーパミンを生み出す神経細胞が変性して減少するために起きるが、親から遺伝するのはごく一部であり、大半のケースで根本原因が分かっていない。







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