【所属事務所が公表】エビ中・松野莉奈さん、死因は致死性不整脈の疑いhttps://t.co/JIw4nisYTr
所属事務所によると、きょう10日に診断書が届いたという。 pic.twitter.com/zm8ErDW7eK
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年2月10日
エビ中・松野莉奈さん死因は致死性不整脈の疑い 所属事務所が公表
(2017/2/10、オリコン)
アイドルグループ・私立恵比寿中学(エビ中)のメンバー、松野莉奈(まつの・りな)さんの死因が「致死性不整脈の疑い」と所属事務所が10日に公表した。
所属事務所は、私立恵比寿中学(エビ中)の松野莉奈さんの死因が「致死性不整脈の疑い」と発表したそうです。
■致死性不整脈
致死性不整脈とは何なのでしょうか?
不整脈 | 疾患別解説 | 心臓病の知識 | 公益財団法人 日本心臓財団
1)致死性不整脈
基礎疾患の有無に関わらず、放置すると短時間で死亡してしまう危険性の高い不整脈を「致死性不整脈」といいます。つまり、不整脈そのものの重症度が極めて高く、怖い不整脈の代表です。これらの不整脈が発生したら一分一秒を争って治療しなければ、悲惨な結果を招く可能性が高くなります。
頻脈性不整脈:心室細動、持続性心室頻拍、トルサード・ド・ポワンツ
徐脈性不整脈:房室ブロック、洞不全症候群
不整脈には、放置していると短時間で死亡してしまうリスクの高い不整脈(致死性不整脈)、長時間放置すると死亡することもある不整脈(準致死性不整脈)などがあるそうです。
その中でも、致死性不整脈は、重症度が極めて高い不整脈です。
■怖い不整脈とは?
不整脈とは|不整脈の症状・原因・判断する基準の脈拍によれば、不整脈とは、心臓のリズムが乱れ、脈の打ち方がおかしくなってしまうことをいいます。
心臓は、「洞結節(心臓の上の方に位置する)」で電気が作られ、「伝導路(電気の通り道)」を通り、心臓全体に流れ、筋肉が収縮して動いています。
不整脈は、この心臓の動く仕組みに何らかの問題(例えば、洞結節で電気が作られない、伝導路をうまく伝わらない)が起こることによって、心臓が規則正しく動かなくなってしまいます。
では、どのようなことが原因となって不整脈が起きるのでしょうか。
心臓の病気というと、心筋梗塞を思い出す人もいると思いますが、心筋梗塞は心臓の血管が詰まって起きる病気であるのに対して、不整脈は、わかりやすく言えば、電気系統の問題であって、同じ心臓病とはいっても、全く違う病気です。
国立循環器病研究センターによれば、怖い不整脈の症状として3つの例が挙げられています。
怖い不整脈と怖くない不整脈|国立循環器病研究センター
「何もしていないのにふうっとする」「急に意識がなくなる。つまり失神する」
失神症状が出ている場合には、心臓が止まっていたり、頻脈(脈が速くなる)が起きている可能性があるそうです。
「脈拍数が1分間40以下で、体を動かす時に、強い息切れを感じる」
心臓で電気が作られなかったり、途中で止まったりすることで徐脈(脈が遅くなる)が起こります。
「脈拍数が1分間に120以上で、突然始まり、突然止まる」、または「まったく不規則に打つ」
突然動悸が始まる場合には、病的な頻脈を起こしていることが考えられます。
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