有名セレブやアスリートも注目!グルテンフリー(gluten free)食品の基準・市場規模





■「グルテンフリー(gluten free)」に関心が高まり、健康志向のアメリカの消費者から米粉製品の「柿の種」が人気に

お昼前

by Ishikawa Ken(画像:Creative Commons)

<柿の種>グルテンフリー(GLUTEN FREE)で健康志向のアメリカの消費者から人気にによれば、米国でグルテン(gluten)を使わない食品のブームが起き、米を原料にした柿の種にも注目が集まり、グルテンフリー(gluten free)を前面に打ち出したところ、健康に意識の高いアメリカの消費者から受け入れられたようです。

■有名セレブやアスリートもグルテンフリーを食事に取り入れている

Novak Djokovic

by Carine06(画像:Creative Commons)

ディーン・フジオカさんはグルテンアレルギーのためグルテンフリーの食事を食べているによれば、「グルテン」とは、小麦アレルギーの原因物質です。

「グルテンフリー」とは、グルテンアレルギーやセリアック病の予防・改善のため、小麦・大麦・ライ麦などに含まれる「グルテン」というたんぱく質を避ける食事法です。

ところが最近では、グルテンアレルギーの心配がない健康な人達がグルテンフリーの食事によって体調が良くなったという声が多いことから、健康志向の高い人々の間で広がっています。

歌手のマイリー・サイラス(Miley Cyrus)や女優のグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)、モデルのミランダ・カー(Miranda Kerr)、テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Đoković)選手などグルテンフリーを食事に取り入れているセレブやスポーツ選手も多いです。

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【グルテンフリー関連記事】




■グルテンフリー食品の基準

Gluten Free Bread

by @joefoodie(画像:Creative Commons)

「柿の種」に続けるか グルテンフリーで米粉製品PR

(2016/8/31、読売新聞)

現在、米国で販売されているグルテンフリー食品は、米食品医薬品局(FDA)が14年から施行している規制に基づき、グルテン含有量が20ppm(1ppmは0・0001%)未満でなければ「グルテンフリー」「ノーグルテン」などの表示をしてはならないとされている。

米国の規制値「グルテン含有量20ppm未満」は、セリアック病患者が食べられることを基準に決めた数値。日本の食品のアレルギー表示基準とは異なるため、小麦アレルギーの患者の中には、グルテンフリーマークがついた輸入食品を食べて、アレルギー症状が出る人もいる。

アメリカでのグルテンフリー食品の基準値は、セリアック病患者を基準にした数値であり、日本の小麦アレルギー患者の中には、グルテンフリーの輸入食品を食べたことでアレルギー症状が出る人もいることから、日本独自のグルテンフリー表示制度を作ろうという動きがあるそうです。

欧米・豪州等6か国、組織におけるグルテンフリー表示に係る調査報告書(海外文献・資料に基づく)

(2017/3/29、農林水産省)

日本では小麦アレルギー症状を呈する人は増加傾向にあるが、セリアック病は顕在化していない。このため小麦アレルギー疾患者はグルテン含有量が 10ppm 以上になると発症率が高いとされ、日本国内の表示制度では 10ppm を小麦アレルギー表示をする境目としている。グルテンの検出限界は現段階では1~2ppm で、現状通りとするか、あるいは限りなくゼロに近づけるか、今後の基準設定のポイントとなろう。

日本の表示制度では10ppmがグルテン含有量の基準値の境目ですが、グルテンの検出限界は1~2ppmであるため、そこに近づけていくかが今後のポイントになるそうです。

【参考リンク】

■グルテンフリーの市場規模

Gluten Free

by Random Retail(画像:Creative Commons)

「柿の種」に続けるか グルテンフリーで米粉製品PR

(2016/8/31、読売新聞)

米国の調査会社MarketsandMarketsによると、2015年の米国でのグルテンフリー市場規模は45億6000万ドル(約4700億円)。20年には75億9000万ドル(約7800億円)にまで拡大すると試算されている。

元々は、グルテンアレルギーやセリアック病の予防・改善のために注目された食事療法ですが、グルテンアレルギーではない人達がグルテンフリーの食事によって体調が良くなったという声を受け、科学的根拠は明らかになってはいないものの、健康志向の高い人たちが取り入れています。

国内のコメ消費が減り続ける中、この工場では10年前から米粉商品を作り始め、昨年、「グルテンフリー」というパッケージに変えてからは、売り上げが急激に伸びたという。

国内における米の消費が減少する中、グルテンフリーをPRすることで売り上げが伸びたというところもあるそうです。

欧米・豪州等6か国、組織におけるグルテンフリー表示に係る調査報告書(海外文献・資料に基づく)(2017/3/29、農林水産省)によれば、日本の食べ物の中には、グルテンフリー食品として注目されている食品があるそうです。

パスタの代用品として「しらたき」が利用されていたり、「大福」などの米粉加工品の和菓子も好まれていたり、また小麦を原料とせず、大豆と塩だけで作った「溜まり醤油」がグルテンフリー醬油として注目され、米粉を使ったラーメンやうどんが開発されるなどどんどん広がりを見せています。

【参考リンク】

■まとめ

Gluten Free Scan

by Michael Mandiberg(画像:Creative Commons)

過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方によれば、「発酵性のオリゴ糖」「二糖類」「単糖類」「ポリオール類」という糖質は小腸で吸収されにくく、小腸内での糖質の濃度が上がると水分が小腸内に引き込まれるため、お腹の不調が起こるそうです。

「低FODMAP(Fermentable、Oligo-、Di-、Mono-saccaharides and Polyols:フォドマップ)食」では、FODMAPの食品を最小限のものにして、少しずつ摂取していき、おなかの不調の原因となる食品を見分けていきます。

もしかすると、お腹の不調の原因となる食品に「小麦」が含まれており、グルテンフリーの食品である米粉製品に変えたことで、知らず知らずのうちに体調がよくなったという人もいるかもしれません。

グルテンフリーによって体調がよくなる科学的根拠がわかれば、さらに人気が出るかもしれませんね。







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