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「プレイステーション手掌汗腺炎」|「Playstation」やり過ぎで皮ふ病に|スイス研究

PlayStation3

by haru__q(画像:Creative Commons)




「プレイステーション」やり過ぎで皮ふ病に=スイス研究

(2009/2/25、ロイター)

スイスの研究者らが24日、ソニー<6758.T>の家庭用ゲーム機「プレイステーション」のやり過ぎで皮ふ病を発症する可能性があると発表した。

バンサン・ピゲ氏が率いるジュネーブ大医学部および付属病院のチームが、皮膚科学に関する英専門誌「ジャーナル・オブ・ダーマトロジー」で報告した。

スイスのジュネーブ大医学部および付属病院のチームが「プレイステーション」のやり過ぎで皮ふ病を発症する可能性があると発表したそうです。

その皮膚病とはどういったものなのでしょうか。

研究者たちが「プレイステーション手掌汗腺炎」と呼ぶ、この新たに特定された皮ふ疾患では、激しい運動をした子どもの足の裏に発症するものに似た、痛みを伴った病変が手のひらにできるという。

同チームでは、強く継続的な(コンソールの)握りしめとボタンの連打が一緒に行われると、手のひらの表面に軽微ではあるが継続的な外傷が起きると説明。

記事の内容からはどんな症状なのかがわかりづらかったので、わかりやすい例・画像がほしいところですね。

それにしても、「ゲームはほどほどに」ということでしょうね。







すい臓:インスリン分泌細胞 マウスで増殖に成功、糖尿病の有効な治療法につながる可能性|東京慈恵会医科大

Diabetes

by Jill Brown(画像:Creative Commons)

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膵臓:インスリン分泌細胞 マウスで増殖に成功 慈恵医大

(2009/2/27、毎日新聞)

糖尿病のマウスの膵臓(すいぞう)に特定の遺伝子を導入し、血糖値を調節するホルモン「インスリン」を分泌するベータ細胞を大幅に増殖させることに、東京慈恵会医科大が成功した。

マウスの血糖値は約4カ月で正常値に戻り、寿命も健康なマウスと変わらなかった。

研究チームは「ベータ細胞が少しでも残っている糖尿病患者の有効な治療法につながる可能性が高い」と話している。

東京慈恵会医科大は糖尿病モデルマウスのすい臓に細胞分裂の周期を早める働きを持つ遺伝子を組み込んだウイルスを注射する遺伝子導入という手法を用いた実験を行ない、血糖値が正常値まで下がり、インスリンを分泌するβ細胞が大幅に増加することを確認したそうです。

この研究によって、糖尿病の有効な治療法につながるといいですね。







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ダイエット・減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK|米国立衛生研究所(NIH)

Foody Goodness, Part Two

by Jocelyn Kelly(画像:Creative Commons)




減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK…米研究所

(2009/2/26、読売新聞)

米国立衛生研究所(NIH)の研究チームが、「豊富な食物繊維など心臓に良い食事ならば、体重の減量は摂取カロリー次第で、炭水化物が多くても脂肪が多くても変わらない」という実験結果を、26日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。

国立衛生研究所(NIH)の研究チームが行なった実験は、食物繊維が多く、心臓に悪い飽和脂肪酸とコレステロールが少ない食事で、脂肪、たんぱく質、炭水化物の3大栄養素の割合を変えたもので行ない、その実験結果として、減量効果は、3要素の割合には関係なく、カロリーの摂取量と消費量の差に左右されることがわかったそうです。







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男と女は「美」の把握が異なる|男性の場合は、ものの絶対的な位置に関する知覚に優れ、女性はものの相対的な位置に関する知覚に優れている

Man and Woman Hugging

by Nan Palmero(画像:Creative Commons)




男と女は「美」の把握が異なる:脳の研究で違いが明らかに

(2009/2/26、WIRED)

男性の場合、美しいと感じられる画像によって活性化される脳の部位は、ものの絶対的な位置(X軸、Y軸の座標平面上のどこにあるか)の把握をつかさどる箇所だ。

女性の場合も、美しいと感じられる画像によって脳の同じ箇所が活性化されるが、そのほか、ものの相対的な位置(上下や前後関係)の把握に関わる部位も活性化される。

この違いはおそらく、われわれの先祖が狩猟採集生活をしていた頃の進化論的圧力の結果生じたものと考えられる。

この発見は、『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)オンライン版に2月23日(米国時間)付で掲載された

脳の研究によって、男女の「美」に関する把握の違いが明らかになったそうです。

男性の場合は、ものの絶対的な位置に関する知覚に優れ、女性はものの相対的な位置に関する知覚に優れているということのようです。

それは、狩猟採集生活における役割の違いが現れているそうです。

「今日、狩猟採集生活をしている集団では、男性が狩猟を、女性が採集を担当している。この体制が先祖たちの行動にも当てはまるとすれば、男性には空間定位能力を高める方向で、女性には食べられる葉や茎を見分ける能力を高める方向で、選択圧がかかったものと考えられる」とCela-Conde教授は語る。

性差について様々な研究が行なわれていますが、今回の説が正しければ、人間の体にはいまだに狩猟採集していた時代の影響が残っていることに驚きですね。







レーシック手術後67人感染症が起きた原因とは-銀座眼科

近視矯正するレーシック 19歳女性、失明も 銀座眼科、手術後67人感染症

(2009/2/26、産経新聞)

東京都中央区保健所は25日、銀座眼科(同区、溝口朝雄院長)で、レーザー光線を使って近視を矯正するレーシック手術を受けた患者639人のうち、18歳から66歳の男女67人が、感染性角膜炎や結膜炎を発症したと発表した。

2人が入院し、19歳の女性は家族によると、失明の恐れがある重症という。

ほかの患者の容体は調査中で、溝口院長は「今後、角膜移植が必要な患者が出る可能性もある」としている。

銀座眼科にてレーシック手術を受けた患者のうち、67人が感染症を発症したと発表したそうです。

中には失明の恐れもある女性がいるそうです。

なぜこのようなことが起きたのでしょうか。

保健所や溝口院長によると、最初の感染が見つかったのは昨年10月。

以降も感染報告が相次いだが溝口院長は治療を続け、今年2月までに67人が感染。

同眼科が1月20日ごろ、治療機器を消毒する機器を入れ替えたところ感染がなくなったという。

保健所は消毒機器の衛生管理や、医師の手洗いが不適切だったことなどが原因とみて調べている。

■多くの感染症の患者が出てしまった理由

  • 消毒機器の衛生管理が不適切
  • 医師の手洗いが不適切
  • 最初の感染が見つかった後も、治療を続けたこと

その他にも、原因があるようです。

レーシック手術については、日本眼科学会がガイドラインで、講習会を受けた眼科の専門医を術者の条件としているが、溝口院長は講習会などを受けてはいないという。

レーシック手術は自由診療であるため、眼科専門医でない医師にもできる手術であるそうです。

 

近年、レーシック手術は、スポーツ選手や芸能人が行っていることで注目が集まっている近視矯正手術です。

プロゴルフのタイガー・ウッズ選手や米大リーグの松坂大輔投手が受けたことで広く知られるようになったレーシック手術。

「10年間で10倍以上になった」ともいわれるほど手術を受ける患者が増えている。

聖路加国際病院の山口達夫眼科部長(62)によると、手術件数は数年前に年間5万件ほどだったが、現在は35万件前後に増加しているとみられる。

また、日本眼内レンズ屈折手術学会は年間40万~45万件と推定。

手術可能な医療施設は国内で200弱に上るという。

自由診療のため価格競争が激化し、手術料が安くなったことなどが手術数の増加の背景とされる。

多くの眼科でレーシック手術が行われるようになり、競争が激化し、価格競争となってしまっている点もこのようなことが起きてしまった背景にあるのかもしれません。

山口部長によると、患者は20~40代が中心。

ドライアイなのでコンタクトが合わない」「眼鏡から解放されたい」などが動機で、手術を受けた約85%が長期の観察でも1・0以上の視力を保っているという。

メガネやコンタクトから解放されたいという気持ちでレーシック手術を受けたいという気持ちはわかります。

そのような気持ちの人たちを守るためにも、厚生労働省がレーシック手術に関するガイドラインを定める必要がありそうです。

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