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アトピー性皮膚炎は、保湿剤で乳児の発症率3割減少する|国立成育医療研究センター

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■アトピー性皮膚炎は、保湿剤で乳児の発症率3割減少する|国立成育医療研究センター

Itchy

by Amy Kellogg(画像:Creative Commons)

<アトピー性皮膚炎>保湿剤で乳児の発症率3割減少

(2014/10/1、毎日新聞)

乳児に保湿剤を毎日、約8カ月間塗ることでアトピー性皮膚炎の発/率を3割減らせたと、国立成育医療研究センターのチームが1日、発表した。保湿剤に予防効果があることを示したのは世界で初めてという。

世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見(アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連)

(2014/10/1、国立成育医療研究センター)

成育出生コホート研究におけるランダム化臨床研究介入試験で、新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することが分かりました。そして、アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連することも確認されました。

国立成育医療研究センターのチームによれば、両親や兄弟にアトピー性皮膚炎の患者や経験者がいる乳児に、生後1週間から約8カ月間保湿剤を毎日塗ることでアトピー性皮膚炎の発症を3割減らすということがわかったそうです。

つまり、保湿剤には、皮膚の機能が低下することを予防する効果があることが分かったそうです。

【関連記事】

今回のニュースではもう一つアトピー性皮膚炎に関して興味深い発見がありました。

<アトピー性皮膚炎>保湿剤で乳児の発症率3割減少

(2014/10/1、毎日新聞)

また、アトピー性皮膚炎のある乳児は、食物アレルギーを持っていることが多い。食べ物の成分(抗原)が機能の低下した皮膚から体内に侵入することが一因とされ、今回も、発症した乳児は、未発症の乳児に比べて、卵アレルギーの可能性を示す抗体値が高くなっていた。

国内では未就学児の10~30%がアトピー性皮膚炎を患っているとされる。

世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見(アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連)

(2014/10/1、国立成育医療研究センター)

微量の血液でアレルギー反応をおこすIgE抗体を測定する新規方法をもちいることにより、アトピー性皮膚炎あるいは湿疹を発症した乳児では卵白に対するIgE抗体が非常に高い値(オッズ比4倍以上)を示すことを確認しました。

ポイントは3つ。

  • アトピー性皮膚炎のある乳児は、食物アレルギーを持っていることが多い。
  • アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連する
    アトピー性皮膚炎あるいは湿疹を発症した乳児では卵白に対するIgE抗体が非常に高い値を示す
  • 国内では未就学児の10~30%がアトピー性皮膚炎を患っているとされる。

アトピー性皮膚炎に関しては悩んでいる人がこれだけ多いということなので、こうした知識をいろんな人に知ってほしいですね。

→ アトピー性皮膚炎とは|アトピーの症状・原因・改善方法・予防 について詳しくはこちら







【アトピー関連記事】
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降圧剤だけじゃない!?高血圧治療の新しい治療法「ROX Coupler」とは?

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■降圧剤だけじゃない!?高血圧治療の新しい治療法「ROX Coupler」とは?

rox coupler

参考画像:YouTubeスクリーンショット

高血圧に速攻で効く!? 血管に「小型装置」を埋め込んでしまうとは

(2015/2/9、FUTURUS)

しかし、薬の効き目が不十分だった患者にも効き、しかも即効性がある方法を、アメリカのROX Medicalという企業が開発した。そして、ロンドン大学クイーン・メアリーの研究で、その効果が確認されたという。

この『ROX Coupler』、ペーパークリップぐらいの器具だ。これを太もも上部の動脈と静脈の間に両者をつなげる形で埋め込む。手術は局所麻酔で十分で、小一時間でできるという。

高血圧の治療としては、降圧剤によるものだけと思っていましたが、全く新しいアプローチによる治療法が開発されたそうです。

研究チームのMelvin Lobo博士は、

「従来の薬による治療はホルモンや神経による血圧の調整に、また、腎デナベーションは腎臓の神経システムに焦点を当てたものでした。しかし、この『ROX Coupler』は、循環器系のメカニカルな側面をターゲットにしたもので、血圧を調整するまったく新しいアプローチだといえます」

のだそうです。

ポイントをまとめてみます。

従来の薬による治療:ホルモンや神経による血圧の調整からのアプローチ

腎デナベーション:腎臓の神経システムからのアプローチ

ROX Coupler:循環器系のメカニカルな側面からのアプローチ

どういった視点から考えるかによってこれほど治療へのアプローチが違ってくるんですね。

この『ROX Coupler』による治療は、高血圧が引き起こす動脈硬化に対しても効果を示している。

この治療法は、高血圧が引き起こす動脈硬化に対しても効果を示しているそうですが、問題点もあります。

この治療を受けた患者の約29%に下肢の腫脹がみられ、簡単な手術(たいていは静脈を広げるためのステント治療)を受けなければいけなかったという。

研究例が少なく、人体への影響についてもまだまだ調査していく必要がありますが、薬による治療で効果が出ていない場合の新しい治療法として今後注目されていくかもしれません。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら







【高血圧関連記事】
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2型糖尿病、わずか2年で脳の認知力・思考力が低下する!?

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■2型糖尿病、わずか2年で脳の認知力・思考力が低下する!?

Brain cell(s)

by Jean-Etienne Minh-Duy Poirrier(画像:Creative Commons)

2型糖尿病、わずか2年で脳機能に衰え【米国神経学会】

(2015/7/21、m3.com)

2年の間に糖尿病患者では脳の血流量を調整する能力が低下し、認知力や思考力に関する検査スコアも下がっていることが分かった。

糖尿病発症後、2年で脳の血流調整能力が低下し、認知機能や思考力が低下することがわかったそうです。

糖尿病が世界で急増、4億人に迫る 中国、インド、アフリカでもによれば、世界の糖尿病人口は増加しており、10年で約2倍になっているそうで、医療費が財政を圧迫するだろうという予測が立てられています。

糖尿病によって、糖尿病の合併症を引き起こし、そして、認知力や思考力が低下するとさらに介護への負担がかかることが予想されます。

世界全体で糖尿病にならないような対策を行なっていく必要があるのではないでしょうか?

軽い運動でも脳の認知機能は向上する!?によれば、筑波大学体育系の征矢英昭教授らの研究で、ジョギングに相当する運動を短時間行うと脳の中の判断力や注意力を支配する部分の活動が活発になることがわかっていましたが、ウォーキング程度の軽い運動を短時間行なっても脳の認知機能が高まることがわかったそうです。

糖尿病を予防するためにも、また脳の認知機能を向上させるためにも、運動する機会を増やしていきたいですね。

→ 糖尿病 について詳しくはこちら







糖尿病関連ワード
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乃木坂46、肝炎検査の受診と早期発見・治療を啓発する「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターに加入

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■乃木坂46「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターに加入

Medical Readiness and Training Exercise 15-3

by US Army Africa(画像:Creative Commons)

乃木坂46「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターに新加入

(2018/7/25、スポーツ報知)

新サポーター就任に、生田絵梨花(21)は「肝炎という言葉は聞いたことがあったけど、放っておくと、さまざまな病気につながってしまう危険がある。身近な問題と捉えて、検診に行くことが大切だと分かった。若い世代の方たちに肝炎のことを知っていただき、(検査の)必要性を感じてもらえるように頑張りたい」。若月佑美(24)も「検診の大事さが一番のポイント。みんなが自覚して検診をし、見つけて治す。(検診の)大事さを伝えていくことが重要と思った」と、表情を引き締めた。

肝炎検査の受診と早期発見、早期治療を啓発する肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターに乃木坂46が選ばれました。

→ 7月28日は「World Hepatitis Day(世界肝炎デー)」「日本肝炎デー」|知って、肝炎プロジェクト について詳しくはこちら

■【補足】B型肝炎・C型肝炎

B型肝炎及びC型肝炎について|平成28年版厚生白書
B型肝炎及びC型肝炎について|平成28年版厚生白書

参考画像:B型肝炎及びC型肝炎について|平成28年版厚生白書|スクリーンショット

肝臓がんの原因は肝硬変であり、そしてその肝硬変の原因はウイルス性肝炎(B型肝炎・C型肝炎)であり、肝臓の検査・エゴマで肝臓がん予防・肝臓がん治療(泉並木)|#世界一受けたい授業によれば、肝臓がんの原因は8割がウイルス(B型肝炎ウイルス15%、C型肝炎ウイルス65%)といわれています。

しかし、ウイルス感染の予防対策が効果を上げ、C型肝炎が原因の肝臓がんが激減しているによれば、C型肝炎が原因による肝臓ガンは減少しているそうです。

肝臓がんを予防するためにもまずは血液検査で肝炎ウイルス検査を受け、もし陽性の場合には現在は劇的に進歩した治療薬があるので、しっかりと治療を行なっていきましょう。

→ 肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック について詳しくはこちら







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NASHや肝硬変を改善するホルモン「IGF-I」を発見|神戸大グループ

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【目次】

■NASHや肝硬変を改善するホルモン「IGF-I」を発見|神戸大グループ

IGF-IのNASH、肝硬変への治療応用とその作用のメカニズム
IGF-IのNASH、肝硬変への治療応用とその作用のメカニズム

参考画像:肝臓の線維化を改善するホルモンの同定に成功-非アルコール性脂肪性肝炎・肝硬変の治療応用の可能性-|スクリーンショット

肝硬変改善のホルモンを発見 神戸大グループ

(2016/10/11、神戸新聞)

研究チームは、脳下垂体から成長ホルモン(GH)が分泌されない「成人GH分泌不全症」の患者にNASHが多いことに着目。NASHや肝硬変のマウスに、GHによって肝臓で作られるホルモン「IGF-1」を投与したところ、炎症や脂肪沈着、線維化の改善が確認できたという。

神戸大医学部の高橋裕准教授らのグループによれば、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)肝硬変の改善ができるホルモン「IGF-1」を見つけたそうです。

NASHや肝硬変のマウスに「インスリン様増殖因子-I(IGF-I、アイジーエフワン)」を投与したところ、炎症や脂肪沈着、線維化の改善が確認できたそうです。

肝臓の線維化を改善するホルモンの同定に成功-非アルコール性脂肪性肝炎・肝硬変の治療応用の可能性-

(2016/10/11、神戸大学)

当研究グループはまず、肥満NASHモデルマウスを用いてIGF-Iの効果を調べました。

その結果、1ヶ月間の投与によって、NASHの特徴である脂肪沈着、炎症、線維化に対して劇的な改善を認めました。

さらに進展した肝硬変モデルマウスにおいても線維化改善効果を認めました。

その作用機序を調べたところ、IGF-Iは線維化の進展において重要な役割を果たしている肝臓の星細胞に対して、細胞老化を引き起こすことにより活性を抑制し、線維化を防止していることを見出しました。

またIGF-IはNASHの原因のひとつである肝細胞のミトコンドリア機能低下や酸化ストレス亢進状態を改善するとともに脂肪沈着や炎症を改善しました。

IGF-Iを肥満モデルのマウスに1か月投与したところ、脂肪沈着、炎症、線維化に対して劇的な改善を示し、また、肝硬変モデルマウスも線維化改善効果があったそうです。

その仕組みとしては、IGF-Iは肝臓の星細胞に対して、細胞老化を引き起こすことにより活性を抑制し、線維化を防止していることがわかったそうです。

■IGF-I(アイジーエフワン、インスリン様増殖因子—I)

肝臓の線維化を改善するホルモンの同定に成功-非アルコール性脂肪性肝炎・肝硬変の治療応用の可能性-

(2016/10/11、神戸大学)

主に肝臓で作られ、成長を促進する増殖因子、ホルモン。神経細胞の生存を促進したり、インスリン作用を促進するなど様々な作用がある。

■まとめ

今回注目したポイントは、「肝硬変にも効果がある」という点です。

高橋准教授は「完治には肝移植しか方法がなかった肝硬変にも効果がある。3~5年後をめどに、治療薬の臨床試験を始めたい」と話す。

線維化すると元に戻ることはないと考えられていますが、今回の発見により、他の薬剤との組み合わせによって線維化を改善する画期的な治療法ができることが期待されます。

マイクロRNAを使った肝線維化の治療・予防を行う方法を開発|マイクロRNA-29Aは肝星細胞の活性化の抑制、治癒促進を助ける|大阪市立大で紹介した大阪市立大などの研究グループの研究によれば、肝線維化の進行に伴って減少するマイクロRNA-29aを補充することによって、TGF-βによる肝星細胞の活性化が抑制されることがわかったそうです。

肝硬変の治療法ができる日もそう遠くないかもしれません。

→ 肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法 について詳しくはこちら







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