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生後4か月からピーナッツを食べさせるとアレルギー予防になる!?

Peanuts in the shells

by Christian Schnettelker(画像:Creative Commons)




■生後4か月からピーナッツを食べさせるとアレルギー予防になる!?

幼少時のピーナツ摂取で、アレルギー発症率の8割低減につながる可能性

(2015/9/4、マイナビニュース)

米国小児科学会(AAP)の公式査読ジャーナルである「PEDIATRICS」のオンライン版にこのほど、「早期のピーナツ摂取は、ピーナツアレルギーリスクから子どもを守る」という合意声明が掲載された。

ピーナツアレルギーを含むアレルギーは世界中で増え続けており、Lack氏は「ピーナツアレルギーの発症リスクが高い子どもに早期のうちにピーナツ(製品)を食べさせることは、ピーナツアレルギー保護の観点からよい」としている。

生後4~11カ月からピーナッツを含む食品を摂取した子供は、摂取しなかった子供に比べ、5歳の時点でピーナッツアレルギーを発症するリスクが低かったそうです。

■子どものピーナッツアレルギー比率が倍増

ピーナツ早期摂取でアレルギー抑制 英研究チーム

(2015/2/24、日本経済新聞)

欧米では最近10年で子供のピーナツアレルギーの比率が倍増しているそうです。

■まとめ

今回の重要なポイントは、研究対象となっているのは、ピーナッツアレルギーはないが、アトピー性皮膚炎や卵アレルギーがあり、発症するリスクの高い子供だということです。

つまり、すでにピーナッツアレルギーを発症した乳児は危険性が高いので、注意してくださいね。

【参考リンク】







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サーフィンなどマリンスポーツをしている人は、納豆アレルギーになりやすい!?

Surfer

by The Pug Father(画像:Creative Commons)




■サーフィンなどマリンスポーツをしている人は、納豆アレルギーになりやすい!?

納豆アレルギー、患者の8割がサーファーやダイバー

(2015/5/22、読売新聞)

サーファーなどマリンスポーツを趣味にしている人は、納豆アレルギーになりやすいことを、横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授らが明らかにした。

横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授らによれば、納豆アレルギー患者18人のうち、海にいる時間が長い人(サーファーやダイバー、潜水作業員)が約8割を占めたそうです。

 

■なぜマリンスポーツをしている人に納豆アレルギーが多いのか?

アボカド入り納豆スパゲティ

by giovanni scanavino(画像:Creative Commons)

 原因物質はネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸。当初、なぜサーファーに多いのか分からなかったが、患者の一人がクラゲを食べてアナフィラキシーを起こしたことが解明のヒントになった。クラゲの触手にも同じ物質が含まれており、海でクラゲに繰り返し刺されたことでアレルギーになったらしい。

納豆のねばねば成分のポリガンマグルタミン酸は、クラゲの触手にも含まれており、海でクラゲに繰り返し刺されたことによって、アレルギーになったと考えられるそうです。

■まとめ

データとしては少ないですが、納豆アレルギーを発症すると

75%が、じんましんや呼吸困難など全身性の重い症状アナフィラキシーを起こす

そうなので、マリンスポーツをしている人は注意しましょう。







なぜTwitterで「痛い」とつぶやいてしまうのか?

Texting

by Melina Sampaio Manfrinatti(画像:Creative Commons)




時間帯別総ツイート数ランキングからわかる感情の推移とは?で取り上げたTwitterに投稿されたツイート文(つぶやき)で多かったワードに「痛い」というワードがあります。

なぜTwitterで「痛い」とつぶやいてしまうのかについて寄せられた意見に関する記事がありましたので、ご紹介します。

「Twitterでお腹痛いとか頭痛いとかつぶやく奴なんなの? 心配して欲しいの?」→心配してほしい派が多数

(2014/8/29、トゥギャッチ)

多くのユーザーからは寄せられたのは「心配して欲しいから」という声。それ以外にも、「ネタがないから」や「自分の体調のメモ」、「突然死したときの原因究明」といった意見も見られた。

多くのユーザーから寄せられた意見としては、「心配してほしい」というものだったのですが、興味深い意見としては、頭痛の原因がわからないので、それに関してつぶやくと情報が共有できるかもしれないというものがありました。

原因不明の頭痛の人は、気圧(低気圧)の変化による頭痛なのか、それとも他の原因によるものなのかわからず、そのどうしようもない不安があるがあるためにつぶやくことがあるようです。

これは病気予防のヒントになりそうな意見だと思います。

例えば、毎日の体調などを記録していくと、体調が悪くなった時に同じような行動や天気・季節の変化があったかどうかを知らせてくれるというもの。

TwitterやFacebookなどの投稿から得たビッグデータに加えて、GoogleやAppleが提供しているウェアラブルデバイスが収集したデータ、天気や季節の変動、食事の記録などを総合して、病気の予防につなげようとするものが今後出てくるのではないでしょうか。

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「平熱」が1日の間でどのように変化するかを知る、iPhoneを活用した研究がスタート

iPhone 6+ Screen

by Omar Jordan Fawahl(画像:Creative Commons)




「平熱」とは何か、iPhoneで明らかにする研究が開始

(2016/4/1、ギズモード)

ボストン小児病院の研究チームは、アップルのResearchKitを使って「Feverprints」というアプリを開発しました。それは、ユーザーに日々の体温データを収集させ、それを研究者に送るアプリです。

「我々が目指すのは、平熱が1日の間でのどのように変化するかを知ること、体温をよりよい診断の道具としていくこと、いろいろな症状や疾患経過における解熱剤の効果を評価していくことです」とアプリを作ったチームのひとり、Jared Hawkins氏は言っています。

ResearchKitを活用した研究がいろいろと始まっています。

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今回の研究は、ResearchKitを使ったアプリでリマインドしてユーザーに体温を計るように促してデータを収集し、平熱が一日の間でどのように変化することを知ることを目的としています。

脈拍を計ることで体調管理をすることができますが、同じように体温も貴重な健康管理に対する情報です。

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人間の平均体温は37度なのですが、最近では体温が35度台や34度台といった低体温の人も増えています。

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今回の研究とは直接的には関係ありませんが、もしかすると、体温が下がっている人には共通の生活習慣があり、今回の研究によって、体温が下がっている原因をつかめるかもしれません。







タブレット端末で長時間タイピングをすると肩に負担がかかる!?

Birthday girl

by Matthew Hurst(画像:Creative Commons)




タブレット端末でのタイピング、肩に負担も-米大学の研究論文

(2014/10/15、WSJ)

科学誌「応用人間工学」の11月号に掲載された研究論文によると、タブレット端末上でタッチスクリーン式のキーボードを長時間使用すると、肩に慢性的な問題が生じる恐れがあるという。

タブレット端末で長時間タイピングをすると肩に負担がかかるそうです。

なぜ、タブレット端末でタイピングをすると肩に負担がかかるのでしょうか?

利用者は誤ってキーを作動させるのを防ぐため、指をキーボードの上に浮かせた状態を保たなければならない。研究によると、これが肩に長時間にわたって静的負荷をかけることにつながり得るという。静的負荷とは動かないことによってもたらされる筋労作の一種。

指を浮かせた状態に保つことが肩に負担をかけるようです。

スマホを長時間使用して下を見ていると、首が前傾し、首のカーブが失われてしまう状態のことを「ストレートネック」と呼ばれています。

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タブレット端末で長時間タイピングをすると肩に負担がかかる状態のことを「タブレット・ショルダー」と呼ぶようになるかもしれませんね。







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