「男性」カテゴリーアーカイブ

恋をすると脳内はどんな状態になるの?|脳内物質が精神状態を変化させる?

要注意!「恋わずらい」はコカイン中毒と同じ状態だという事実

(2011/12/15、Gow!Magazine(ガウ!マガジン))

■恋をすると脳内はどんな状態に?

恋に落ちると、男女ともに『オキシトシン』という脳内ホルモンが分泌されます。

『オキシトシン』は“抱きしめホルモン”とも呼ばれていて、男女間で接着剤のような役割を果たします。

これがふたりに強い絆をもたらし、協力して出産と子育てに備える準備をするのです。

また、セックスしたい衝動を引き起こす『テストステロン』、快感ややる気を引き出す『ドーパミン』も、大量に分泌されます。

これら数種類の脳内物質は、精神をハイにし通常とは異なる精神状態へと導きます。

それがいわゆる『恋わずらい』の状態なのです。
(参照:「脳内麻薬の仕組み」より)

恋に落ちると、脳内では次のような変化が起こるようです。

  • 男女ともに『オキシトシン』という脳内ホルモンが分泌
  • セックスしたい衝動を引き起こす『テストステロン』が分泌
  • 快感ややる気を引き出す『ドーパミン』が分泌

つまり、恋をすると、さまざまな脳内物質が分泌され、いつもとは違う精神状態になるということです。

 

【関連記事】

キス、それは化学反応の問題=米研究

キスをすると複雑な化学反応が引き起こされるとの研究結果が発表されました。

<中略>

このテスト結果によると、愛のホルモンともいわれるオキシトシンは男性では急増しましたが、女性では減少したそうです。

また、ストレスホルモンであるコルチゾールはすべての人で減少したそうです。

 

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夫婦円満の秘訣は旦那がベッドの上で妻に尽くすこと!?

夫婦円満の秘訣は旦那がベッドの上で妻に尽くすこと!?

(2011/11/23、Googirl)

インディアナ大学のキンゼイ研究所の社会学者たちによって行われた今回の研究は、性的行動についての初めての国際的な研究であり、かつては当たり前だと思われてきた多くの定説を覆すものであった。

今回の研究によると、女性はパートナーと性交渉をすればするほど楽しみを感じる傾向にあるのに対して、男性はパートナーの性的欲求を満たしてあげることを重要視しているということがわかったそうだ。

今回の調査は、アメリカ、ドイツ、スペイン、ブラジル、日本の5つの国、1000組ほどのカップルが参加し、年齢は40歳から70歳、平均して25年ほど付き合っているカップルを対象にして行われた。

男女ともに多く見られた意見として、寄り添う期間が長くなればなるほど、性生活も充実し、幸福度や楽しみが増す、という点が挙げられるそうだ。だが、今回の調査によると、男性は彼らの関係が深まってゆくことに幸せを感じると答えた人が多かったのに対し、女性は性的な満足を好むと答えた回答者が多く見られたそうだ。

また、キスや愛情のある抱擁はパートナーとの関係を築き上げるための基本的なものであると考えている男性は、そう考えていない男性に比べて、平均すると3倍は幸せを感じるようである。一方、肌と肌が触れ合うような性行為を好む女性の場合、キスや抱擁だけだとあまり幸せを感じないそうだ。

ポイントをまとめてみたいと思います。

  • 長期的な関係を意識している男性は女性よりも、ハグやキスをすることに幸せを感じ、重要視している。
  • 肌と肌が触れ合うような性行為を好む女性の場合、キスや抱擁だけだとあまり幸せを感じない。
  • 男女ともに、寄り添う期間が長くなればなるほど、性生活も充実し、幸福度や楽しみが増す

男性は、女性よりも、「愛情ある抱擁をするよりも、愛のない性行為の方を好む」傾向が強いと思われていたのですが、今回の研究結果によれば、長期的な関係を望む男性の場合は女性よりも抱擁を重視しているそうです。

意外な結果にはこうした理由があるようです。

今回のレポートの著者であるジュリア・ヘイマンによると、女性は年をとると共にプレッシャーが減ってゆくため、女性の性的な満足度は、年令と共に増してゆくのだという。

彼女曰く、『女性は予想外の出来事や逆境、こどもの成長などのライフスタイルの変化を経験していくことで、より満足度を増やしていくことができるでしょう。私たちは、今までの研究からも「長期的な関係は健康にとって大きな価値がある」ということを知ることができますが、今回の研究によって、関係を継続させることと幸せであることを両立した関係を築くには何が必要であるのかを、もっと考えていくことが出来るようになったのではないでしょうか。』

つまり、長期的な関係を築くには、「夫が妻に尽くすことが重要」という元記事のタイトルに繋がるというわけですね。

 

P.S.

長期的な関係は健康にとって大きな価値がある

と記事に書かれていますが、その例として、「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)によれば、

結婚生活によって男性の寿命は7年延び、女性の寿命は2年延びることが統計分析からわかる。

そうです。

つまり、男性は結婚するとしないとでは健康にとって大きな違いが出るというわけです。

 

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男性の脳は「女性の裸」を非常に速く処理していることが明らかに

男性の脳は「女性の裸」を非常に速く処理していることが明らかに

(2011/12/1、ロケットニュース24)

ある研究によると、男性が女性の裸を見るのは単に好き嫌いの問題ではないということはわかったそうだ。

実験の結果、男性が女性の裸にいち早く反応できるのは、脳が他の視覚情報より女性の裸の視覚情報をより速く処理できるためだということが判明した。

この研究はフィンランドのUniversity of TampereとAalto Universityの共同で行われたものだ。

実験では男女の被験者に男女それぞれの着衣状態、水着、全裸写真を見せ脳波を測ったところ、大脳が最も速く反応したのが裸体、次に水着、そして着衣の順であった。

裸体と着衣では反応に0.2秒もの差があったそうだ。

中でも男性が女性の裸の写真を見たときの反応が最も顕著だったとのことである。

なお、女性被験者は男女どちらの裸の写真を見ても反応に大差はなかったという。

男性の脳は、他の視覚情報に比べて女性の裸の視覚情報をより速く処理できるという結果が出たそうです。

男女ともに裸、水着、着衣の順で反応したものの、特に男性の場合は、女性の裸の写真を見た時の反応が顕著だったそうです。

 

P.S.

好きな人を見ると瞳孔が開く!?

あるテレビの番組で、この瞳孔のテストをしました。

男性に3枚のポスターを見せました。
1 ブルースリーの写真
2 可愛い子犬の写真
3 上半身裸の女性のヌード

すると、どの男性の瞳孔も 3 のヌード写真は全開になりました。

たとえば男性は、どんな女性のヌードを見ても瞳孔が大抵30%は拡大します。

しかし女性の場合、知らない男性のヌードを見ても、瞳孔は開きません。

この記事(好きな人を見ると瞳孔が開く!?)によれば、男性は男性ホルモン「テストステロン」の働きにより、女性を見ると、瞳孔が開くようですが、他の視覚情報に比べて女性の裸の視覚情報をより速く処理できるというのも関連があるのでしょうか。

結婚したくても出会いがない。交際相手なし男女とも過去最高

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by J.K. Califf(画像:Creative Commons)




結婚したくても出会いが…交際相手なし過去最高

(2011/11/25、産経新聞)

18~34歳の未婚者のうち、「異性の交際相手がいない」とする男性が61・4%、女性が49・5%と、いずれも過去最高となったことが25日、国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かった。

一方、結婚願望を持つ未婚者は男女とも8割以上に上り、「結婚したくても、出会いが」という独身者の実態が浮き彫りになった。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、「交際相手がいない」とする未婚者が男女とも過去最高(男性が61・4%、女性が49・5%)という結果になったそうです。

大事なポイントは、結婚をしたくないわけではなく、結婚したくても出会いがないという点です。

これによると、「交際相手がいない」とする未婚者は、5年前の前回調査から大幅に増え、男性は9・2ポイント、女性は4・8ポイント増。一方、結婚意思がある人の割合は男性が86・3%、女性で89・4%と多かった。

結婚に対する考え方を尋ねると、「ある程度の年齢までには結婚するつもり」としたのは男性56・9%、女性58・4%。逆に「理想の相手が見つかるまでは結婚しなくてもかまわない」は男性42・4%、女性40・5%だった。

独身でいる理由は、18~24歳では、「まだ若すぎる」など結婚への積極的動機がないことを挙げる人が多かったが、25~34歳になると「適当な相手にめぐり会わない」が最多となり、男性46・2%、女性51・3%だった。

こうした事が起こる背景には社会的な問題が隠れているのではないでしょうか。

調査を行った人口動向研究部の金子隆一部長は「今は“婚活”が脚光を浴びているが、背景にはお見合い文化が廃れる中、結婚相手を探す機会が減っている実態があるのではないか」と分析している。

経済的な理由から結婚すること自体を先送りにしていることも関係しているかもしれませんが、記事にも書かれているとおり、お見合い文化が減っていることや会社内での紹介がなくなっていることなどが考えられます。

1992年に全国の18歳から59歳までの3432人をサンプルにアメリカにおける恋愛行動と性行動を調査した結果によれば、

調査対象となった人々の約68%が知り合いの紹介で配偶者にめぐり合っている。

一方、自力で配偶者と出会った人は32%に過ぎない。

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「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)

つまり、ほとんどが誰かの紹介で配偶者に出会っているということです。

社会の仲立ちによる紹介は、独力で事を進める場合よりもリスクは少なく、情報は多い。

ところが、現代社会に生きる人々は、一般に見合い結婚には否定的で、見ず知らずの人と結婚するなどとても想像できない。

自らの運命を生きているのだと私たちがいくら言い張っても、社会的ネットワークがきわめて効率的に縁結びの役を果たしているのである。

「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)

もう少し見合い結婚に対してゆるく捉えるなど、社会的ネットワークをうまく活用していくと考えていくようにしたほうが良いのかもしれませんね。

P.S.

結婚をするとしないとでは、男性の場合、寿命の長さが大きく違ってきます。

結婚生活によって男性の寿命は7年延び、女性の寿命は2年延びることが統計分析からわかる。

男性が結婚すると、死亡リスクは急激かつ大幅に低下する(独身男の愚行をすぐに辞めるため)。

「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)

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仲の良い夫婦の5人に1人は顔が似ていると感じている

Old Couple

by Ian MacKenzie(画像:Creative Commons)




11月22日はいい夫婦の日ということで、夫婦にまつわる記事をご紹介します。

仲の良い夫婦の5人1人は顔が似ていると感じている – 顔のたるみ研究所

(2011/11/10、マイナビニュース)

既婚の男女に対して「妻(夫)とご自分の顔は似てきたと思いますか?」と質問をしたところ、夫婦仲が「良い」と思っている人のうち、18%が「似ていると思う・言われる」と答えた一方で、夫婦仲が「良くない」と思っている人の同回答はわずか3%という結果となった。

仲が良い夫婦の5人に1人は顔が似ていると感じているそうです。

もう一つ今回の記事に関連した記事をご紹介します。

今回のアンケートは、仲が良い夫婦は顔が似ているというものでしたが、その記事によれば、「似たもの夫婦」とは、自分と似ている相手と結婚しているために似ているのか、それとも、長年一緒に暮らしているから似てくるのか、ということを研究した結果が出たそうです。

似たもの夫婦はもともと似ているのか、だんだん似てくるのかの結論が研究で明らかに

(2011/8/26、GIGAZINE)

ミシガン州立大学が研究を行い、この長年の疑問に対する答えを明らかにしました。
詳細は以下から。

Spouses do not grow more alike, study finds | MSU News | Michigan State University
Personality and Individual Differences誌に発表された、ミシガン州立大学で臨床心理学の博士課程に在籍するMikhila Humbadさんらの研究では、Minnesota Center for Twin and Family Researchのデータから1296組の夫婦のデータを分析しました。これは、夫婦の性格特性の類似について調べた同様の研究の中で、これまでで最大規模の調査とのこと。

「これまでに、他人同士を比較した場合と比べ、夫婦は類似性が高いことが、研究により明らかになっています。これは、年月のうちに夫婦がお互いに影響しあうためとも、そもそも性格が似ている者同士がひかれ合って結婚したためとも考えられます。わたしたちの研究の目的は、この長年の議論に決着をつける手がかりを得ることでした」とHumbadさんは語っています。

1296組の夫婦は、結婚生活の長さが平均で19.8年、最短2年から最長39年の範囲で、これらの夫婦がMultidimensional Personality Questionnaire(多次元的性格評価のために広く使われるアンケート)の198問バージョンに回答した結果のデータをもとに、「ポジティブな情動性(達成感や幸福などのポジティブな感情を感じやすいか)」、「ネガティブな情動性(疎外感や敵意などのネガティブな感情を感じやすいか)」、「制約(伝統主義・慎重で計画的・危険を避ける傾向など)」などの性格特性について、結婚している期間が長くなるとともに夫婦間の類似が増すのか否かをさまざまな手法で分析しました。

その結果、夫婦は結婚期間が長いほど性格が似てくるということはなく、「似たもの夫婦」は結婚する段階で性格が似ている相手を選んでいたことにより説明できるだろうという結論に至ったそうです。

この記事によれば、夫婦は結婚期間が長いほど性格が似てくるということはなく、「似たもの夫婦」は結婚する段階で性格が似ている相手を選んでいるそうです。

また、「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)によれば、似たもの同士で結婚する傾向があるそうです。

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どのようなネットワークを利用するにせよ、パートナー探しのプロセスを推進するのは通常ホモガミー、つまり似た者同士で結婚する傾向である。

<中略>

人は自分に似た人のそばにいる人を好むものだ。

たいていの人は、パートナーが互いに似ている様子を想像すると気持ちが安らぐ

いつの日か自分も気の合う相手と仲睦まじく幸せに過ごすのだという希望が湧いてくるからだ。

また、「幸せを科学する」(著 大石繁宏)によれば、

幸せなカップルは、実際には似ていなくても、自分たちが性格的に似ていると認識している

ようです。

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つまり、自分に似た人を好むものなのです。

そして、夫婦は互いに影響しあうため、時を経るにつれてさらに似てくるのです。







P.S.

仲が良い夫婦は、会話時間も長いそうです。

また、1日の平均会話時間について質問したところ、仲が「良い」夫婦のうち、「1日の会話時間が1時間以上」と答えた人は54%であったが、夫婦仲が「良くない」と思っている人は全体の11%という結果となった。

以前放送されていた「がっちりアカデミー」番組で、勝間和代さんが「夫婦の会話が1日16分増えると、月10万円分の『トク』」と紹介していました。

仮に夫の給料が10万円減ったとしても、夫婦の会話が16分あれば、それで同じくらいの幸福度が保てるのだという内容でした。

仲がいい夫婦だからこそ会話時間が長いのだと思いますが、その会話時間の長さが幸福感を与えているようです。

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