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肺がん治療法紹介サイト 3~4割、内容に問題

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by Aidan Jones(画像:Creative Commons)

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<肺がん>治療法紹介サイト 3~4割、内容に問題

(2009/9/29、毎日新聞)

インターネットで肺がん治療情報を紹介する日本の主なサイトのうち、効果が立証されていない治療法を紹介するものが3~4割を占め、米国に比べて信頼性が低いことが、東京大病院呼吸器内科で肺がん治療に携わる後藤悌(やすし)医員らの調査で分かった。

後藤さんは「患者が信頼性を見分けるのは難しいが、国立がんセンターのサイト(http://ganjoho.jp/public/index.html)などの利用を勧めたい」と注意を呼びかけている。

ネット上で肺がんの治療法を紹介している日本のサイトは、効果が立証されていない治療法を紹介するものが3~4割を占め、アメリカのサイトに比べて信頼性が低いことが分かったという調査結果を発表したそうです。

このことは、つまり、サイト制作者側にサイト制作過程での情報収集に問題があるということでしょう。

アメリカのサイトは、学会の肺がん治療ガイドラインなど、世界的に妥当と認められた治療を紹介していたとのことで、ほとんどのサイトが納得できる内容だったそうです。

サイト制作についてはしっかりと見直していく必要があるようですね。

そして、このことはこのブログにおいても大事にしていきたいです。

→ 肺がんの症状・原因・予防するための検査 について詳しくはこちら







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肺がん予防に玉ねぎの皮( ケルセチン)+豆腐(レシチン)+オリーブオイル

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2009年9月26日放送の「寿命をのばすワザ百科(日テレ)」では、「肺がん予防に玉ねぎの皮+豆腐(玉やっこ)」が取り上げられていました。

■肺がん予防に玉ねぎの皮+豆腐(玉やっこ)+オリーブオイル
玉ねぎ(onion)
玉ねぎ(onion)

●ケルセチン

ケルセチンは、玉ねぎの皮に多く含まれています。

※ケルセチンの含有量(100gあたり)は、白い部分:皮の部分=約0.5mg:200mgとなり、400倍多いそうです。(食品分析センター調べ)

カリフォルニア大学の研究によると、ケルセチンを多く摂取すると、肺がんのリスクが35%低下したそうです。

ケルセチンは、腫瘍の成長を妨げることで、肺がんの発症を防いでくれるそうです。

●豆腐(レシチン)と合わせて吸収アップ

ケルセチンは油に溶けやすく、油と一緒に摂取すると吸収が高まるという性質があるそうです。

食品産業技術総合研究機構の研究によると、大豆食品に含まれる脂質のレシチンと一緒に摂ると、ケルセチンの吸収効率が高まるそうです。

●オリーブオイル

体内への吸収を高める(ケルセチンとの結合を促す)ため、オリーブオイルと一緒に摂取すると効果的。

●玉やっこの作り方
  1. 玉ねぎの皮をむいてから、水から煮だす
  2. 皮を細かく刻む
  3. 冷や奴にスライスした玉ねぎと刻んだ皮をのせる
  4. 皮の煮出し汁をかける
  5. ケルセチンの吸収をよくするため、オリーブオイルをたらせば出来上がり

※タマネギの皮は一番外側の1枚をはがして、汚れていないものを洗って使用したほうが良いそうです。

●まとめ

肺がん予防に玉やっこ=玉ねぎ(ケルセチン)の皮+豆腐(レシチン)+オリーブオイル







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<肺がん>喫煙や中皮腫で起こる仕組み解明|岡山大チーム

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<肺がん>中皮腫や喫煙で起こる仕組み解明 岡山大チーム

(2009/7/27、毎日新聞)

アスベスト(石綿)吸入による中皮腫や喫煙などによる肺がんが起こる仕組みを、岡山大の中村栄三・地球物質科学研究センター長らの研究チームが解明した。

石綿やたばこ、粉じんに含まれる鉄が肺に入ると、鉄を含む「フェリチン」というたんぱく質が形成される。

フェリチンは大気中などにある放射性物質ラジウムを集めて蓄積させ、がんを引き起こすという。

28日付の日本学士院発行の自然科学系英文学術誌に論文が掲載される。

岡山大の中村栄三・地球物質科学研究センター長らの研究チームによれば、中皮腫や喫煙などによる肺がんが起こる仕組みが解明されたそうです。

この研究は、早期発見・治療に役立つといいですね。

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勝野洋さんとキャシー中島さんの長女・七奈美さん肺がんのため死去

勝野洋とキャシー中島の長女・七奈美さん死去

(2009/7/8、スポニチアネックス)

俳優の勝野洋(59)とタレントのキャシー中島(57)夫妻の長女で、ジュエリーデザイナーの勝野七奈美(かつの・ななみ)さんが7日午前0時20分、肺がんのため都内の病院で死去した。29歳。

ご冥福をお祈りいたします。

29歳でなくなってしまうとはあまりにも若すぎますね。

若いためにがんの進行が早かったのでしょうか。

以前肺がんについての記事(肺がんを予防するにはどうしたらよいか。)を読んだことがあるのですが、肺がんの症状には血痰や息苦しさ、長く続く咳などがあるのですが、いずれも症状が出た頃には病気が進んでいることが多く、肺がんの症状が出る前に早期発見することが肺がんを早期治療する方法なのだそうです。

肺がんを早期発見するためには、年に一度人間ドックで胸部CTをとることが理想的なのだとも紹介されていました。

肺がんを予防するためにも、積極的に自分の体の状態について把握する必要があるようです。

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  • メタボ健診に隠れ、胃がん・肺がん検診率過去10年で最低…07年度
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メタボ健診に隠れ、胃がん・肺がん検診率過去10年で最低…07年度

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by Parker Knight(画像:Creative Commons)




メタボに隠れ、胃がん検診率過去10年で最低…07年度

(2009/3/27、読売新聞)

2007年度の胃がんや肺がん検診の受診率が過去10年で最低となっていたことが27日、厚生労働省の調査でわかった。

特に胃がん検診は、年々下がる傾向にある。

メタボ健診」が始まった今年度はがん検診への関心が薄れ受診率がさらに下がるとの指摘もあり、国が掲げる受診率50%の目標には遠く及ばない。

2007年度の胃がん・肺がん検診の受診率が過去10年で最低となっているそうです。

メタボ健診が始まったことにより、胃がん・肺がん検診の受診率がますます下がることも予想されます。

検診については、総合的に考えて行なうようにすべきだと思います。