「がん」カテゴリーアーカイブ

魚油(オメガ3)サプリがガン患者の筋喪失や栄養不良を予防

Alien fish oil

by rjp(画像:Creative Commons)




魚油サプリメントが癌(がん)患者の筋喪失や栄養不良を予防

(2011/3/7、健康美容EXPOニュース)

癌(がん)化学療法を受けている患者にみられる筋喪失(muscle loss)や栄養不良を、オメガ-3 脂肪酸を含有する魚油サプリメントの摂取で予防できる可能性のあることが新しい研究で示された。

この知見は肺癌患者40例を対象とした小規模研究から得られたものだが、化学療法による筋喪失が原因で生じる疲労や予後不良、生活の質(QOL)低下の予防に、簡便かつ非侵襲的な介入が有用であることを示唆するものである。

研究は医学誌「Cancer(癌)」オンライン版に2月28日掲載された。

記事によれば、オメガ3脂肪酸を含む魚油サプリメントがガン患者の筋喪失による疲労やQOL低下の予防によいそうです。

また、オメガ3脂肪酸は栄養不良予防に有効だということです。

 

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肌の写真から皮膚がんの可能性を判断するiPhoneアプリSkin Scan

Selfie

by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)




肌の写真から皮膚癌の可能性を判断するiPhoneアプリSkin Scan

(2011/6/28、TechCrunch Japan)

このアプリはユーザの皮膚のシミの写真を撮り、特殊なアルゴリズムを使って、人間の皮膚にあるフラクタル状の形を探す(よく見ると、健康な肌なら小さな三角形がたくさん見えるはず)。

それからアプリは、シミの発達の仕方が正常かどうかを計算する。もしかして、癌の可能性のあるメラノーマが発達中かもしれない。

皮膚のシミの写真を撮り、特殊なアルゴリズムを使って、人間の皮膚にあるフラクタル状の形を探すことで、皮膚がんの可能性を判断するアプリです。

あくまでひとつの参考としてアドバイスするだけで、ちゃんと専門医で診断してもらう必要があります。

ただ、可能性は秘めていると思います。

究極的には世界の各国各地の、皮膚癌の状況を教えてくれるかもしれないのだ。

皮膚がんの多い地域の特徴から何か見つかるかもしれません。

 

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スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏の闘病は「見事」|がん専門家

Steve Jobs 1955-2011

by Mark Guadalupe(画像:Creative Commons)

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スティーブ・ジョブズ氏の闘病は「見事」–癌専門家

(2011/10/7、CNET Japan)

Jobs氏は膵臓(すいぞう)の神経内分泌腫瘍、つまり島(とう)細胞の癌を2004年から患っていたことを認めた。それは侵攻性が低く珍しい種類の膵臓癌だった。それから何年も、Jobs氏は肝臓の移植を含む積極的な治療を次々に受けた。オハイオ州立大学総合癌センター胃腸癌部門の責任者Tanios Bekaii-Saab氏によると、島細胞の癌患者への移植は治療にプラスになることが証明されておらず、議論があるという。

Bekaii-Saab氏は米CNETに対し、肝臓移植は非常に重大な手術で、患者の人生を変えてしまうことが多いと説明した。

「大事な臓器に関わる大手術だ」とBekaii-Saab氏は言う。「Jobs氏が床を離れて、あのように活動しているのを見て驚いた。とても大きな手術で、たくさんの薬物療法と数々の処置を進める必要があるので、舞台に立って天才ぶりを発揮するのを見ると信じられない思いだった。こうした手術はいつも見ているが、精神的にも肉体的にも患者に大きな影響を及ぼす。Jobs氏が動けるようになったのを見て驚いた。見事だった」

Bekaii-Saab氏はJobs氏を治療したわけではないので、何が起きたか確実に言うのは難しい。同氏によると、仮に癌が広がっていなかったのだとすれば、新しい肝臓が機能しなくなったか、拒否反応を抑えるために使っていたはずの薬による合併症があったか、あるいはこれらの要因が組み合わさった可能性もあるという。

「複数の要因が作用したとわたしは推測している」と、Bekaii-Saab氏は語った。

スティーブ・ジョブズさんの病気に関するニュースはその都度取り上げられてきましたが、すい臓がんを患い、そして肝臓移植を含むさまざまな治療を受け、そしてその後大きなプレッシャーやストレスを受けるであろう表舞台の場に経つまでに回復したことはすごいことなのだと思います。

同じような病気になった患者にも大きな勇気を与えたのではないでしょうか。







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前Apple CEO スティーブ・ジョブズ(#SteveJobs )氏、すい臓がんのため死去

前アップルCEO、スティーブ・ジョブズ氏死去

(2011/10/6、産経新聞)

米電子機器大手アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が死去した。56歳。ジョブズ氏は体調不良を原因に8月に米アップルの最高経営責任者(CEO)職を辞任していた。

<中略>

04年に膵臓がんが発覚。半年程度の療養後、仕事に復帰したものの、11年1月から再び病気療養で休職し、8月にはCEOを辞していた。

もう一度病気から復活してくれるのではないかと思っていましたが、大変残念なニュースです。

まだ56歳だったんですね。

ご冥福をお祈りいたします。

【追記(2011/10/11)】

19日にジョブズ氏お別れ会 社員向け、死因も判明

 

(2011/10/11、共同通信)

AP通信によると、ジョブズ氏の死因は膵臓がんに起因する呼吸停止だったと判明。地元当局が発行した証明書に記載されていた。

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進行期の肝臓がんに対してがん細胞の増殖に必要な鉄分を除去することで進行を抑えることに成功|山口大グループ

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【目次】




■進行期の肝臓がんに対してがん細胞の増殖に必要な鉄分を除去することで進行を抑えることに成功|山口大グループ

Medical care in Gaza

by proisraeli(画像:Creative Commons)

進行期の肝臓がんに新治療…山口大グループ

(2011/9/3、読売新聞)

抗がん剤が効かない進行期の肝臓がんに対し、がん細胞の増殖に必要な鉄分を除去することで進行を抑えることに、山口大の坂井田功教授らのグループが成功した。

患者の5割でがんが縮小したり進行しなくなったりしたという。

抗がん剤に代わる新たな治療法で、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに報告した。

山口大の坂井田功教授らのグループは、進行期の肝臓がんに対して、癌細胞の増殖に必要な鉄分を除去することで進行を抑えることに成功したそうです。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら




■研究内容

具体的な研究内容は以下のとおりです。

肝臓がんは切除しても再発しやすく、進行すれば抗がん剤の治療効果がなくなる場合も多い。

グループは、体内の鉄分を尿と一緒に排出する「鉄キレート剤」と呼ばれる薬剤を患者の肝臓動脈に直接投与する臨床研究を実施。

末期の肝臓がん患者10人に対し、隔日で平均2か月間注入したところ、2人でがんが縮小し、3人で進行がほぼ止まった。

重い副作用も確認されなかった。

残り5人には治療効果はみられなかった。

記事によれば、患者の5割でがんの進行が止まったり、縮小したそうで、副作用もないそうです。

鉄キレート剤を使った治療は、他の臓器のがんにも応用できると考えられるが、肝臓は鉄分を蓄積する性質があるため、効果が表れやすいとみられるという。

肝臓の健康(ウコン・脂肪肝・NASH)|ためしてガッテン(NHK)で取り上げられていましたが、鉄過剰(肝臓にたまった鉄が酸化する)によって、肝臓に炎症を引き起こすことがあるそうです。

肝臓の治療に鉄分をコントロールすることは重要と言えるのかもしれません。

今後の研究に注目ですね。

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