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糖尿病、脂肪肝、メタボ改善に光明 脂肪形成阻害の化合物「ファトスタチン」発見|京大チーム

metabolic syndrome

by Mike Denver(画像:Creative Commons)

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糖尿病、メタボ改善に光明 脂肪形成阻害の化合物発見 京大チーム

(2009/8/28、産経新聞)

石油などの天然原料から作られる有機化合物「ファトスタチン」に、脂肪の形成を阻害する働きがあることを、京都大学物質-細胞統合システム拠点の上杉志成教授らの研究チームが突き止めた。

体内での脂肪蓄積の防止につながる発見で、実用化されればメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の改善に役立つことも期待される。

研究成果は28日発売の米科学誌「ケミストリー・アンド・バイオロジー」に掲載された。

京都大学物質-細胞統合システム拠点の上杉志成教授らの研究チームによれば、石油などの天然原料から作られる有機化合物「ファトスタチン」に、脂肪の形成を阻害する働きがあることが分かったそうです。

糖尿病脂肪肝メタボリックシンドロームの改善に役立つことが期待されるそうです。







人間ドック「異常なし」最低=10人に1人、再び減少|日本人間ドック学会調査

First Baptist Church 253

by Parker Knight(画像:Creative Commons)




人間ドック「異常なし」最低=10人に1人、再び減少-学会調査

(2009/8/24、時事通信)

2008年に人間ドックで異常なしと判定された人は約1割で、過去最低となったことが24日、日本人間ドック学会の調査で分かった。

年々減少していたのが前年の調査でわずかに上昇し、下げ止まりが期待されていたが、再び減少した。

日本人間ドック学会の調査によれば、2008年に人間ドックで「異常なし」と判定された人は約1割で、過去最低となったことがわかったそうです。

メタボリックシンドロームを早期発見・改善する目的のメタボ健診(特定健診・保健指導)が始まったことから健康に対する関心が高まったと思うのですが、人間ドックで「異常なし」と判定された人は、過去最低となったことが分かったそうです。

どのような理由があるのでしょうか。

興味深いですね。







メタボになると性機能が低下?―ファイザー調べ

メタボになると性機能が低下?―ファイザー調べ

(2009/8/20、医療介護CBニュース)

メタボリックシンドロームとの診断を受けたことがある人は、そうでない人に比べ、勃起機能が低下したと自覚したり、性交の失敗を経験したりする割合が高いことが、ファイザーの調査で明らかになった。

メタボと性機能の低下にどのような関係があるのでしょうか。

気になりますね。

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【がん治療】ウイルス療法(がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、がん細胞を死滅させる)|東大が臨床研究 

Herpes-infected squamous cells, ThinPrep

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)




「ウイルス療法」東大が臨床研究 がん治療に新たな選択肢

(2009/8/24、フジサンケイビジネスアイ)

悪性脳腫瘍(しゅよう)の患者に対し、がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、ウイルスが増殖してがん細胞を死滅させる「ウイルス療法」を臨床研究として始めると、東京大の藤堂具紀特任教授らが発表した。

東京大の藤堂具紀特任教授らは、悪性脳腫瘍の患者に対し、がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、ウイルスが増殖してがん細胞を死滅させる「ウイルス療法」を臨床研究として始めるそうです。

遺伝子組み換え技術が可能にした、最新「ウイルス療法」

(2015/3/8、プレジデント)

東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授は、ウイルス療法を「手術、放射線、薬物療法に並ぶ治療の選択肢」と位置づけ、「近い将来、がん種や進行度によって抗がん剤を使い分けるように、がん治療用ウイルスを使い分ける時代が来る」と断言する。

ウイルス療法が、放射線治療や抗がん剤による治療に加えて、がん治療の新たな選択肢になるかもしれません。







「怒り」が死につながる可能性| 怒りによって心拍リズムの異常を引き起こす可能性がある!?|米エール大研究

Angry Young Man

by Arne Hjorth Johansen(画像:Creative Commons)




「怒り」が死につながる可能性=米研究

(2009/2/24、ロイター)

米国の研究チームは23日、怒りなどの激しい感情が、一部の人々にとって死につながるケースもある心拍リズムの異常を引き起こす可能性があると発表した。

コネティカット州にあるエール大のレイチェル・ランパート博士率いるチームが心臓病患者62人を対象に研究を行い、心臓病に関する米専門誌「Journal of the American College of Cardiology」にその結果が掲載された。

「怒り」が死につながる可能性があるようです。

怒りによって、心拍リズムに乱れが生じることによって、心臓に負担をかけていることが考えられます。

ただし、怒りを我慢することも体には良くないようです。

長生きするなら我慢よりキレたほうがいい!?|怒りを我慢すると心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まるで紹介したスウェーデンでの研究によれば、怒りを我慢する人とそうでない人とを、心臓発作や心臓病で死亡するリスクで比較すると、怒りを我慢する人はリスクが2から5倍高くなるそうです。

怒らないようにする方法を見つけられるといいですね。







P.S.

他人への「敵対心」や「意地の悪い感情」で脳卒中リスクが2倍になる!?によれば、怒りの感情は脳卒中を増加させるリスクとの関連性は存在しなかったそうです。