by Dalibor Tomic(画像:Creative Commons)
(2009/10/7、ロイター)
スウェーデンの研究者が、男性にとっては、妻の教育レベルが死のリスクを決定する重要なファクターだという研究結果を報告した。
妻の教育レベルが、男性にとっての死のリスクを決定する要因となるという研究結果が出たそうです。
女性が、家庭内の家事(とくに食事)や健康管理を主に担っていることが多いため、こうした研究結果が出たのではないでしょうか。
by Dalibor Tomic(画像:Creative Commons)
(2009/10/7、ロイター)
スウェーデンの研究者が、男性にとっては、妻の教育レベルが死のリスクを決定する重要なファクターだという研究結果を報告した。
妻の教育レベルが、男性にとっての死のリスクを決定する要因となるという研究結果が出たそうです。
女性が、家庭内の家事(とくに食事)や健康管理を主に担っていることが多いため、こうした研究結果が出たのではないでしょうか。
by University of Exeter(画像:Creative Commons)
<がん細胞>悪性化の仕組み判明 群馬大
(2010/1/15、毎日新聞)
細胞内にある「Hsp90」というタンパク質が、がん細胞を悪性化する酵素の一つ「Polη(イータ)」の働きを促進していることを、群馬大生体調節研究所の研究グループが突き止めた。
抗がん剤でHsp90の働きを阻害し、がん細胞の悪性化を抑える研究が進んでいるが、その仕組みが判明したのは初めて。
14日付の米科学誌「モレキュラーセル」(電子版)に掲載された。
群馬大生体調節研究所の研究グループによれば、「Hsp90」が、がん細胞を悪性化する酵素の一つ「Polη(イータ)」の働きを促進していることがわかり、がん細胞の悪性化の仕組みがわかったそうです。
この仕組みがわかったことで、より効果的に抗がん剤の使用やガンの悪性化の抑制ができるようになるかもしれません。
今後の研究に期待したいですね。
【参考リンク】
by Theo Crazzolara(画像:Creative Commons)
(2010/1/6、AFPBB)
5日の医学誌「Cell Metabolism」に発表されたメイヨークリニック(Mayo Clinic)、アイオワ大(University of Iowa)、コネチカット大(University of Connecticut)、ニューヨーク大(New York University)の研究では、動物の運動に必要なエネルギーを貯蔵する細胞内分子であるアデノシン三リン酸(ATP)に反応するカリウム・チャンネル(KATP)を遮断。
すると、マウスは休息時・活動時ともにエネルギー燃焼効率が上がり、通常のマウスよりもやせた。
メイヨークリニック、アイオワ大、コネチカット大、ニューヨーク大が行なったマウスの実験によれば、エネルギー制御機構であるカリウム・チャンネル(KATP)を遮断すると、エネルギーの燃焼効率が上がり、通常のマウスよりも痩せたそうです。
この研究を人に応用すれば、肥満予防に期待できるかもしれません。
【補足】 カリウム・チャンネル(KATP)とは
KATPは細胞内のATP分子群を感知し、それに応じて心臓や筋肉の働きを制御する。
通常は、エネルギーの枯渇を防ぐため、心臓や筋肉の運動の持続や強度を制限する役割を担っている。
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by Fit Approach(画像:Creative Commons)
■お尻・太もも・背中のぜい肉は「健康に良い」|英オックスフォード大研究
(2010/1/13、AFPBB)
お尻、太もも、背中のぜい肉は、おなかのぜい肉よりも健康に良く、糖尿病や心臓病からも積極的に守ってくれる――英オックスフォード大(Oxford University)の専門家らが12日、このような論文を医学誌「International Journal of Obesity」に発表した。
英オックスフォード大の専門家によれば、お尻、太もも、背中のぜい肉は、お腹のぜい肉よりも健康に良いそうです。
おなかの脂肪は、有害な脂肪酸を体内に放出しやすい。
さらに、サイトカインと呼ばれる分子を放出して炎症を誘発し、糖尿病や心臓病のリスクを高める原因にもなる。
一方で、太ももの脂肪は、こうした脂肪酸を封じ込め、脂肪酸が肝臓や筋肉に取り付いてインスリン耐性などのさまざまな健康障害を起こすのを防いでくれるという。
太ももと背中の脂肪は、(おなかの脂肪よりも)燃焼が遅く、転換しにくいが、その代わり動脈を保護し血糖コントロールを促進する有益なホルモンを放出できるという。
記事をまとめてみます。
●太ももの脂肪の特徴
太ももの脂肪は、脂肪酸を封じ込め、脂肪酸が肝臓や筋肉に取り付いてインスリン耐性などの障害を起こすのを予防してくれる。
●太ももと背中の脂肪の特徴
動脈を保護し、血糖コントロールを促進する有益なホルモンを放出できる
●おなかの脂肪の特徴
有害な脂肪酸を体内に放出する。
サイトカインを放出して、炎症を誘発し、糖尿病や心臓病のリスクを高める原因となる。
以上から、健康に良い体形は「りんご型」よりも「洋なし型」ということになる。
かといって、体形を「洋なし型」にするということはできませんが・・・。
今後この研究が新たなダイエット方法や健康方法につながるかもしれません。
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by USAG- Humphreys(画像:Creative Commons)
> 健康・美容チェック > 脳卒中 > 糖尿病 > 糖尿病患者、生活習慣改善で脳卒中が減少|厚労省研究班調査
糖尿病患者:生活習慣改善で脳卒中が減少--厚労省研究班調査
(2010/1/9、毎日新聞)
生活習慣の乱れなどが原因となる2型糖尿病患者が積極的な生活習慣改善に取り組むと、従来の治療だけを受けた患者に比べ、脳卒中の発症が少なくなることが、厚生労働省研究班(主任研究者=山田信博・筑波大学長)の大規模調査で明らかになった。
9日、欧州糖尿病学会誌に発表する。
生活習慣の改善が、合併症の減少につながることが証明されたのは、初めてという。
厚生労働省研究班の大規模調査によれば、2型糖尿病患者が生活習慣の改善を行うと、脳卒中の発症が少なくなることがわかったそうです。
→ 脳卒中の症状・前兆・原因・予防 について詳しくはこちら
なぜHBA1Cの値が高いと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのか?|国立がん研究センターと東京女子医大などで紹介した後藤温東京女子医大助教は「HbA1cが高いと動脈硬化が進み、心筋梗塞などの危険を高める」と考えられるそうです。
動脈硬化の危険因子には、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。
糖尿病にならないような生活習慣をすることで、動脈硬化の進行を食い止め、脳卒中の予防ができるということではないでしょうか。
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