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コロンビアで10歳女児が出産!?幼児による出産の危険性とは?

Holding on Tight

by pixydust8605(画像:Creative Commons)




小学4年生で母親なんて…コロンビアで10歳女児が出産

(2012/4/11、Menjoy)

コロンビアで10歳の少女が帝王切開によって女児を出産。

<中略>

10歳の少女が産んだ女児は2,410グラムと健康体です。

コロンビアで10歳の少女が帝王切開によって女児を出産したというニュースが世界各国で報道されているそうです。

 

■専門家が指摘する幼児による出産の危険性

医療サイト『Web MD』は、妊娠高血圧症(高血圧)や子癇前症に陥りやすくなると指摘。

子癇前症は、高血圧やタンパク尿、突然の体重増加や手や顔の晴れを引き起こす危険な病気です。

 

また、幼児期と思春期の精神医学の米国アカデミーは、学校生活がうまくいかなかったり、貧困やうつ病などの精神疾患に悩まされたりなど、長期的なリスクについても言及しています。

 

子供による出産は妊娠高血圧症や子癇前症に陥りやすいそうです。

「少女の体は母体として発育が不十分。成熟していないのです」とフレデリック・ゴンサレス医師(米ニューヨーク大学ランゴーン・メディカルセンター産婦人科臨床学教授)はABCニュースの取材に対してコメント。

「妊娠することはできるかもしれません。しかし、出産は別問題です」

妊娠はできるけれども、母体として成熟していないため、出産するには大変なリスクがあるということです。

無事生まれたとしても、出産後の子育てもあるわけですから、大変だと思います。







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フリーズドライ精子、水で戻してラット出産




フリーズドライ精子、水で戻してラット出産

(2012/4/10、読売新聞)

食品や医薬品の保存に使われる真空凍結乾燥(フリーズドライ)法で5年間冷蔵した精子を使って、ラットを妊娠・出産させることに、京都大の金子武人特定講師らが成功した。

DNAを安定して保存できる液体を混ぜてフリーズドライにして、冷蔵庫で5年間保管したラットの精子を水で戻して卵子と受精させ、雌の子宮に戻したところ、生殖能力のある子供が生まれたそうです。







ジャンクフードを食べている男性は精子の品質が低い!?|米研究

Hamburgers

by Niklas Rhöse(画像:Creative Commons)




ジャンクフードは精子を損傷する、米研究

(2011/10/23、AFPBB)

ジャンクフードを食べ過ぎると、健康な若い男性の生殖能力が危険にさらされるとの研究を、米ハーバード大(Harvard University)が発表した。特に、揚げ物や加工食品などのトランス脂肪の多い食品を食べる人が最も危険にさらされているという。

以前、「コーラをよく飲む男性は精子の数が少ないことが明らかに」という記事を紹介しましたが、今回の記事によれば、ジャンクフードを食べ過ぎると男性の生殖能力が危険にさらされるそうです。

英大衆紙サン(The Sun)によると、研究チームが食事日記と精子の関係を調べたところ、クッキーやケーキ、チョコレート、ポテトチップ、フライ料理、それに加工食品を多く食べている男性は、健康な食生活の男性と比較して、精子の品質が低いことがわかった。

医師によると、彼らの精子は、卵子に到達して受精する可能性がより低いという。

たとえ男性が日常的に運動していて健康的な体重でも、食事は精子に影響を与えていた。

卵子に到達する能力が最も低かったのは、硬化油のようなトランス脂肪の多い食品を食べていた男性の精子だった。

ジャンクフードを食べている男性は、健康な食生活の男性と比較すると、精子の品質が低いということがわかったそうで、特に精子の能力が低くなるのは、トランス脂肪酸の多い食品を食べていた男性だったそうです。

逆に能力が最も高かったのは、全粒粉や野菜、魚を食べている男性の精子だった。

男性の生殖能力を高めることが示されている食品には、タマゴやサケ、天然ヨーグルト、ナッツ、種子、ベリー、サツマイモ、ブロッコリー、アスパラガスなどが含まれる。

精子の能力が最も高かったのは、健康的な食事をしている男性の精子だったそうです。

また、男性の生殖能力を高めるために良い食品としては、タマゴやサケ、天然ヨーグルト、ナッツ、種子、ベリー、サツマイモ、ブロッコリー、アスパラガスなどがよいようです。

その他にも、男性機能低下には、亜鉛が良いと言われています。

男性機能低下は亜鉛で防げる?|ホンマでっかTV

男性機能低下を防ぐには、亜鉛。

亜鉛を多く含む食品は、牡蠣(カキ)。

亜鉛 について詳しくはコチラ

牡蠣(カキ)の栄養 について詳しくはコチラ

【関連ページ】

滋養強壮に良い食べ物

亜鉛

また、精子を作るために不可欠な亜鉛が含まれていることも、カキをして強精・強壮のための貝類の王者たらしめているのでしょう。

亜鉛には、ホルモンバランスを整える働きがあります。

男性の場合、亜鉛が不足すると、セックスの衰え、前立腺肥大、精子減少、インポテンツ(生殖能力の低下)、ED(勃起不全)などが心配があります。

亜鉛は、性ホルモンの合成をサポートして、精子を作ったり、精子の運動を活発にする働きがあるので、男性には是非摂ってほしいミネラルです。

時にはサプリメントを上手に利用しましょう。

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女性は体内に卵子を作る細胞を持っているかもしれない|研究

Girls

by Vladimir Pustovit(画像:Creative Commons)




女性の体の中に卵子を作るモトがある! 卵子は減る一方じゃないんだ

(2012/2/29、GIZMODE)

一生分の卵子を体にもって生まれてくる。後は、閉経するまで卵子は減っていくばかり。

この定説が覆されるかもしれません。科学者のジョナサン・
ティリー(Jonathan Tilly)氏が、女性は体内に卵子を生産することができる細胞を持っているかもしれない、という研究を発表しました。

マサチューセッツ総合病院のティリー氏のチームが、卵巣組織で卵子のモトとなる「生殖幹細胞」と思われる細胞を発見。

発見後、いくつかの生殖幹細胞を取り出して実験皿に移し、緑オプシン遺伝子を与え細胞化してその成長を記録。

この細胞を実験マウスに移植したところ、その2週間後に、卵細胞が見られました

つまり、女性の体内にあった生殖幹細胞から卵子を作ることができるという結果になったわけです。

科学者のジョナサン・ティリーの研究によれば、卵子のもととなる生殖幹細胞により卵子を作ることができるかもしれないそうです。

しかし、今回の研究は、卵子作成に成功した他チームがでなかったことから、科学者でも懐疑的である人もいるそうで、生殖幹細胞で作られる卵子が受精可能なものかどうかも現段階ではわかっていないそうです。

ただ、この説が証明されれば、これまでの常識が覆されることになり、受精可能な卵子であれば、妊娠の可能性・不妊治療にも大きく影響しそうです。

【関連記事】

卵子老化の衝撃。35歳を超えると妊娠が難しくなる。|NHKクローズアップ現代

「卵子」の元になる細胞は、産まれたときから体の中にあるそうです。
毎日作られる「精子」とちがい、新しく作られることはないそうです。
年齢を重ねるほどに、「卵子」も歳をとり(老化し)、
減り続けるということです。







「性教育で興味がわき、子供の性環境が悪化」と保護者クレーム

先日、避妊しない女性たち 調査の6割「大丈夫な気がした」という記事で、妊娠を望んでいないにもかかわらず、約6割の女性が効果的な避妊をしていなかったことがわかったということをご紹介しましたが、現在の性教育はどのようになっているのでしょうか?

 

「性教育増進で興味がわき、性環境が悪化」と保護者クレーム

(2012/2/13、NEWSポストセブン)

ある日の中学校の保健体育の授業。性感染症の種類や、その恐ろしさが教えられていた。例えばエイズ。その予防法は「コンドームを使うこと」が大切だと先生がいう。しかし、実は今の日本では、いつ、どのようにコンドームを使えばいいか──つまり性交そのものに関わる直接的なことは教えることができないのだ。

その理由は、1999年に改訂された中学の学習指導要領に、性教育において「妊娠の経過は取り扱わない」と明記されたことにある。「妊娠の経過」には「性交」が含まれるので、日本の性教育では性交については教えていない。つまり、性交を教えずにコンドームを使うことを教えるという、ねじれが生じているのである。

「性器の名前や、セックスについて教える必要はまったくない」

「性教育を増進することによって、かえって性への興味がわき、子供の性環境が悪化する」

このような、保護者からの批判によって、実際には性教育が全く行なわれていない学校もあるほどだ。

性教育を行うことによって、性への興味が湧くと考えている保護者からの批判により、性教育の自粛ムードが広がっているそうです。

しかし、本当に性教育を行うことで性への興味が湧くのでしょうか。

「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)にこのことに関連したことが紹介されています。

性的に積極的な方が仲間に好かれると信じている若者は、愛情を伴わない気軽なセックスをしがちである。

ネットワーク内で他人とつながる経路が多ければ多いほど、ネットワーク内を流れるものの影響を受けやすくなるのである。

パートナーの多い白人はパートナーの多い白人とセックスし、パートナーの少ない白人はパートナーの少ない白人とセックスする傾向があるのだ。

結果として、性感染症は性行動の活発な白人からなる中核部にとどまる。

また、今回紹介した本によれば、避妊具の使用といったさまざまな恋愛行動や性行為は、自分が属するネットワーク内でそうした行為がなされているかどうかに強い影響を受けるそうです。

大事なのは、仲間・ネットワークだと思うのです。

「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」には、より効果的に性感染症を防ぐためには、どうしたらよいかということも書かれています。

セーフセックスのキャンペーンを展開する場合、コミュニティの全メンバーに平等にメッセージを送るよりも、性行動の活発なメンバー(ネットワークの中核部、すなわちハブ)に直接伝えれば最も効果があがるという結論も得られた。

人々がリスクにさらされるかどうかは、その人がどんな人であるかより、誰と知り合いであるかで決まるのだ。

ネットワークの全体図を描き、社会的ネットワークのハブを見つけ出し、そのハブであるメンバーに対して、メッセージを伝えるというのが最も効果的なのだそうです。

 

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