by Sebastian Rieger(画像:Creative Commons)
二次会を断って筋トレを続ける理由 -ローソンCEO 新浪剛史氏
(2013/1/14、President)
社外取締役をお願いしているザ・アールの奥谷禮子社長に、ずばりと言われました。
「あなた、ずいぶん太ったわね。顔色もよくない。健康管理はトップの義務よ。いまの新浪社長は、はっきり言って見苦しい。上に立つ人間は格好よくなければダメよ。格好いいとは、『この人は鍛練しているな』と感じられる人。これから大変な改革を進めようという経営者が、そんな体つきでは困ります」
奥谷さんの指摘をきっかけに、週2回はジムに通って、体を動かすようにしました。同時に、専門家の指導を受けながら、炭水化物を減らし、タンパク質を増やすなどの食事制限を行いました。その結果、2カ月で20キロを減らしました。96キロから76キロです。
<中略>
これ以来、週2回のジム通いを、11年間欠かさず続けています。時間は夜9時から11時までの約2時間。専属のトレーナーに付き添ってもらいながら、ストレッチや筋力トレーニング、ランニングなどを行っています。
現代の起業家・経営者は、健康に気をつかっているイメージがあります。
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それは、健康維持のために運動や食事に気を配ることが、自身の健康や経営者としてのイメージアップだけでなく、仕事にも活かされるということがわかってきたからではないでしょうか。
例えば、運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?によれば、数週間運動を続けると、ストレス耐性に効果があると考えられるそうです。
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仕事の合間に運動をするとモチベーションや生産性がアップするという研究結果
エロン大学で行なわれた調査結果によると、運動後は運動前よりも元気になるだけでなく、認知能力の向上も見られたそうです。
運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。
運動をすると、認知能力の改善、腹囲・太ももの脂肪の減少、インスリン感受性がアップ(このことで血糖値を下げることが期待される)という結果が出たそうです。
ただ、経営者の方の中には、ストイックに、そして極端にやりすぎてしまう人もいます。
ところが奥谷さんには、こう言われました。
「健康維持というのは極端にやってはダメなの。いまの顔は、痩せすぎて貧相だわ。トップは、健康で明るく、常に元気さを発散していないとね。そうでないと、加盟店の人たちも不安に思うわよ」
経営のトップというものは、やせすぎても太りすぎてもイメージは良くなく、やはり健康的でポジティブなイメージを与えなくてはいけないのですね。
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