「Health」カテゴリーアーカイブ

スマホアプリ「健康第一 for ネオファースト生命」で健康年齢や未来の顔シミュレーション、タニタ食堂・FiNCの動画レシピ




【目次】

■スマホアプリ「健康第一 for ネオファースト生命」で健康年齢や未来の顔シミュレーション、タニタ食堂・FiNCの動画レシピ

スマホアプリ「健康第一 for ネオファースト生命」で健康年齢や未来の顔シミュレーション、タニタ食堂・FiNCの動画レシピ
スマホアプリ「健康第一 for ネオファースト生命」で健康年齢や未来の顔シミュレーション、タニタ食堂・FiNCの動画レシピ

参考画像:スマホアプリで健康増進!「健康第一 for ネオファースト生命」登場~最新テクノロジーを活用し、あなたの健康年齢や、日々の食事カロリーがまるわかり~(2017/10/23、ネオファースト生命)|スクリーンショット

スマホアプリで健康増進!「健康第一 for ネオファースト生命」登場~最新テクノロジーを活用し、あなたの健康年齢や、日々の食事カロリーがまるわかり~

(2017/10/23、ネオファースト生命)

ネオファースト生命は、第一生命保険が提供する健康増進をサポートする無料スマホアプリ『健康第一』をグループ内で展開し、『健康第一 for ネオファースト生命』を提供するそうです。

健康第一 for ネオファースト生命|Andoroid|Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.neofirst.kenkoappli

【ネオファースト生命・第一生命 関連記事】




1.My健診アドバイス

(提供:㈱日本医療データセンター/ネオファースト生命㈱/キヤノンマーケティングジャパン㈱)

「健康年齢®OCR サービス」|タブレット端末のカメラを健康診断書にかざすだけで体の状態をわかりやすく表示してくれるサービス|JMDC ・キヤノンMJで紹介した「健康年齢®OCR サービス」を活用して、健康診断結果にスマホのカメラをかざすだけで、自動的にデータを読み取り、健康年齢と健康タイプを表示し、健康状態に応じた改善指標やアドバイスを提供してくれるそうです。

【関連記事】

2.Face AI(未来の顔がわかる機能)

(提供:ModiFace Inc./TecPower Inc. 飲酒・喫煙シミュレーション監修:京都大学 健康科学センター 教授 石見 拓)

「年齢・BMIの変化」に加え、「若返り・老化」「メタボ」「喫煙習慣」「飲酒習慣」「白髪化」のシミュレーションができるそうです。

3.My レシピ

(提供:タニタ食堂・FiNC動画)

4.My カロリーチェック

(提供:ソニーモバイルコミュニケーションズ㈱ 食事アドバイス協力:㈱ウィット)

ヘルスケアアプリ「カロミル」において食事画像データを自動的に判別する人工知能(AI)を自社開発|ライフログテクノロジーでは、ライフログテクノロジーは、日々の食事や運動の記録・管理ができるヘルスケアアプリ「カロミル」のユーザーから取得した食事画像データを自動的に判別する人工知能(AI)を自社開発したと発表しましたが、今後こうした機能も導入されるようになるかもしれません。

5.My コラム

ヘルスケアコラムが毎月無料で配信されるそうです。

6.My リズム

(提供:ドコモ・ヘルスケア㈱)

ドコモ・ヘルスケアの「時間栄養学」に基づき生活習慣を改善するサービスをカスタマイズした「My リズム」は「起きる時間」「寝る時間」「食べる時間」などの生活リズムの正しいサイクルを整えることで、ベストコンディションをつくるサポートをしてくれるそうです。

FITBITの睡眠データ分析により7時間以上の睡眠は健康に良い影響を与えることが判明によれば、睡眠データの分析によって、睡眠が7時間以下になると深い睡眠とレム睡眠を十分に得られない可能性があり、睡眠時間7~8時間の際に深い睡眠とレム睡眠の割合が最も高くなることがわかったことから、7時間睡眠が健康に良いという一つの裏付けができたといえそうで、正しいリズムを作ることは重要なのだと思います。

また、将来的には、睡眠時無呼吸症候群の症状である「いびき」をアプリで録音・分析する「SAS予兆チェックサービス」|三井住友海上火災保険株式会社のように睡眠に関する病気をチェックする機能も増えるかもしれません。

【関連記事】

7.歩数計測

8.抽選・クーポン

1 か月間で獲得したクローバーの総数で抽選を実施し、当選した場合、複数コンビニで利用できるクーポン等のプレゼントがもらえるそうです。

保険会社が導入している健康増進活動で付与されたポイントがデジタル通貨となれば、キャッシュレス社会に近づき、医療費が削減され、老後の資産形成に対する不安が減る!?では、保険業界がヘルスケア業界、医療業界、銀行などの金融業界、行政機関と手を結んで、「保険会社が導入している健康増進活動に応じてポイントを付与する仕組みに加えて、そのポイントをデジタル通貨にする」というアイデアを採用すれば、高齢者にとっても健康的なライフスタイルを積極的に行うことで医療費の削減にもつながるでしょうし、ポイントが付与されることで老後資産が形成できないという老後に対する不安も少なくなっていくのではないかと書きましたが、もしかするとこのようになる日も近いかもしれません。

9.お薬手帳プラス

家族全員の服薬状況が把握でき、服薬の時間や通院予定日をアラームで通知してくれることで飲み忘れを防いでくれます。

第一生命が取り組む「INSTECH」とは?|保険(INSURANCE)とテクノロジー(TECHNOLOGY)|医療ビッグデータの解析・健康な人ほど得をする保険商品の開発によれば、第一生命保険株式会社、ネオファースト生命保険株式会社、電子お薬手帳である「お薬手帳プラス」アプリを独自に開発している日本調剤株式会社が業務提携を行ない、新たなサービスや保険商品の開発を行なっていくとお伝えしていましたが、このアプリで実現しています。

10.メディカルサポートサービス

24 時間 365 日専門相談員による無料電話相談ができるそうです。

【関連記事】

■まとめ

保険とIOTを融合した健康増進サービスの開発に注目!|ウェアラブルデバイスをつけて毎日運動する人は生命保険・医療保険の保険料が安くなる!?では、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社はFitbitを導入し、健康と運動データとの関係を分析する取り組みを行い、今後の新しい保険商品の開発を検討しているというニュースを取り上げましたが、保険会社各社が健康状態や生活習慣改善の取組みを考慮して保険料が設計される「パーソナル保険」の開発に取り組んでいるようです。

また、第一生命が取り組む「InsTech」とは?|保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)|医療ビッグデータの解析・健康な人ほど得をする保険商品の開発では、PHYSIO HEALTH|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォームのような、雇用主の健康保険料に対するコストを減らし、健康奨励プログラムに励む従業員に報酬を与えるシステムを企業と保険会社が組み合わせるということもあるのではないかという予測を紹介しましたが、実際にこうした取り組みが始まったようです。

「健康ポイント制度」に医療費を抑制する効果があることが初めて実証されるによれば、運動や検診など健康づくりに取り組んだ人がポイントを受け取って商品券などに交換する「健康ポイント制度」に、医療費を抑制する効果があることが初めて実証されたそうです。

【関連記事】

積極的に計画・実行する人はがん・脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクが低い|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動をとる人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低く、また、脳卒中リスクが15%低く、脳卒中心筋梗塞などで死亡するリスクが26%低いという結果が出たそうです。

その理由としては、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の人は、がん検診や健康診断を受診するため、病気の早期発見につながり、病気による死亡リスクが低下して可能性があるようです。

これからは保険会社の立ち位置が「病気になってからの保険」ではなく、「予防のための保険」というものになっていき、保険会社が予防医療における大事なプレーヤーになっていくのではないでしょうか。

第一生命やネオファースト生命の「健康第一」というアプリはそれを実現していこうとしているのではないでしょうか。







【関連記事】
続きを読む スマホアプリ「健康第一 for ネオファースト生命」で健康年齢や未来の顔シミュレーション、タニタ食堂・FiNCの動画レシピ

エポキシ化オメガ3脂肪酸によるマスト細胞の活性化促進作用でアレルギー反応を促進する働きがあることを発見|東京大学




■エポキシ化オメガ3脂肪酸によるマスト細胞の活性化促進作用でアレルギー反応を促進する働きがあることを発見|東京大学

PAF-AH2ーエポキシ化オメガ3脂肪酸軸によるマスト細胞活性化制御機構
PAF-AH2ーエポキシ化オメガ3脂肪酸軸によるマスト細胞活性化制御機構

参考画像:体に優しいオメガ3脂肪酸の意外な側面:オメガ3脂肪酸を動かしてアレルギーを促す酵素の発見(201710/10、国立研究開発法人日本医療研究開発機構)|スクリーンショット

体に優しいオメガ3脂肪酸の意外な側面:オメガ3脂肪酸を動かしてアレルギーを促す酵素の発見

(2017/10/10、国立研究開発法人日本医療研究開発機構)

1.マスト細胞では、PAF-AH2という脂質を分解する酵素により、酸化されたオメガ3脂肪酸(エポキシ化オメガ3脂肪酸)が作られていることを明らかにしました。

2.エポキシ化オメガ3脂肪酸は、マスト細胞の応答性を促進してアレルギー反応を促す働きがあることを明らかにしました。

東京大学大学院薬学系研究科の新井洋由教授・河野望講師のグループと、同大学院医学系研究科の村上誠教授のグループは、マスト細胞(気管支、鼻粘膜、皮膚など外界と接触する組織の粘膜や結合組織に存在し、IgEを介した即時型アレルギー反応において中心的な役割を担う免疫細胞)がEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのオメガ3脂肪酸が酸化されて生じた「エポキシ化オメガ3脂肪酸(17,18-EpETEと19,20-EpDPE)」を豊富に生み出していること、マスト細胞に発現しているPAF-AH2(リン脂質分解酵素ホスホリパーゼA2の一種)がエポキシ化オメガ3脂肪酸を産生しており、マスト細胞の活性化に重要であること、PAF-AH2の働きを止める薬剤により、アナフィラキシー反応が抑制されたことから、PAF-AH2の阻害剤が抗アレルギー薬となる可能性が示唆されました。

オメガ3脂肪酸は「体に優しい脂肪酸」として一般に知られていますが、今回の発見はオメガ3脂肪酸がアレルギーを悪くするという意外な顔を初めて提示したものです。マスト細胞の活性化は本来、寄生虫や毒素を排除するための生体防御応答です。この視点からすると、エポキシ化オメガ3脂肪酸は生体防御応答を高めている(良いことをしている)と解釈できます。ところが先進国では、寄生虫や毒素に対する脅威が減る一方で、アレルゲンに対する過剰応答(アレルギー反応)を示す患者の増加が社会問題化しています。こうなると、エポキシ化オメガ3脂肪酸によるマスト細胞の活性化促進作用はまさに諸刃の剣であり、むしろ悪い側面が顕在化したものと言えます。

本来、マスト細胞の活性化は寄生虫や毒素を排出するための生体防御反応であり、エポキシ化オメガ3脂肪酸はその生体防御反応を高めているといえるのですが、寄生虫や毒素に対する脅威が減り、アレルギー反応を示す患者が増えている現代においては、エポキシ化オメガ3脂肪酸によるマスト細胞の活性化促進作用は、悪い面が出ているといえそうです。




■まとめ

子どもを花粉症にしないための9か条|理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターで紹介した理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」によれば、ある程度不衛生な環境で育つと花粉症を発症しにくくなるということをいっていましたが、このことに関係しているのではないでしょうか。

体を清潔にすることは重要でも、皮膚のバリアーを高めてアトピー予防|アレルギーマーチを防ぐには?によれば、洗いすぎも角質層のバリアーを失わせるため、体をごしごし洗いすぎることはないように、何ごとも適度に、バランスよくやることが重要です。

不衛生な環境の時代には役立っていた機能が、清潔な時代には悪い作用をもたらすことになっていて、いかにそのバランスをとれるか、その方法を見つけることが今後重要になってくるのではないでしょうか。







【参考リンク】
続きを読む エポキシ化オメガ3脂肪酸によるマスト細胞の活性化促進作用でアレルギー反応を促進する働きがあることを発見|東京大学

がん光免疫療法、3月から日本(国立がん研究センター東病院)でも治験開始|アスピリアン・セラピューティクス

【目次】




■がん光免疫療法、3月から日本(国立がん研究センター東病院)でも治験開始|アスピリアン・セラピューティクス

アスピリアン・セラピューティクス
アスピリアン・セラピューティクス

参考画像:アスピリアン・セラピューティクス|スクリーンショット

がん光免疫療法、3月から日本でも治験開始 柏の病院で

(2018/1/18、朝日新聞)

同社によると、治験は手術や放射線、抗がん剤で治らずに再発した頭頸部(とうけいぶ)がんの患者を対象に安全性などを確認する。国立がん研究センター内の審査を経て3月にも始める。米国では2015年に治験が始まり、これまでに15人中14人はがんが縮小。14人のうち7人はがんが消えたという。

米「アスピリアン・セラピューティクス(Aspyrian Therapeutics)」は国立がん研究センター東病院でがん光免疫療法の臨床試験(治験)を3月から始めることを発表しました。




■「がん光免疫療法(近赤外線光免疫療法)とは?簡単に!

日本でも治験が始まる!#がん光免疫療法(#近赤外線光免疫療法)とは?簡単にわかりやすく!によれば、「がん光免疫療法(近赤外線光免疫療法:Near Infrared Photoimmunotherapy, NIR-PIT)」は、がん細胞に結合する抗体と近赤外光を吸収して化学反応する特殊な色素を組み合わせた抗体薬物複合体(Antibody-Drug Conjugate, ADC)を使用し、近赤外光が照射されると、がん細胞が膨潤して破裂し、がん細胞が死滅するという治療法です。

【関連記事】

■まとめ

がん光治療(近赤外線でがんを壊す新治療法)の治験が始まる|米国立保健研究所などでは、近赤外光と新たに開発した薬剤を使ってがんを治療する「がん光免疫療法」についてのニュースを追ってきましたが、いよいよ日本でも治験が3月に始まるというニュースや#島津製作所、「がん光免疫療法」に関する計測技術について米国国立がん研究所と共同研究契約を締結が取り上げられましたので、今後ますます注目ですね。







【参考リンク】
続きを読む がん光免疫療法、3月から日本(国立がん研究センター東病院)でも治験開始|アスピリアン・セラピューティクス

ヘルスケアアプリ「カロミル」において食事画像データを自動的に判別する人工知能(AI)を自社開発|ライフログテクノロジー




■ヘルスケアアプリ「カロミル」において食事画像データを自動的に判別する人工知能(AI)を自社開発|ライフログテクノロジー

ヘルスケアアプリ「カロミル」において食事画像データを自動的に判別する人工知能(AI)を自社開発|ライフログテクノロジー
ヘルスケアアプリ「カロミル」において食事画像データを自動的に判別する人工知能(AI)を自社開発|ライフログテクノロジー

参考画像:「カロミル」|スクリーンショット

ヘルスケア アプリ「カロミル」において食事画像認識AIを自社開発。8割超えの識別率を確認

(2017/8/8、ライフログテクノロジー PR Times)

サービス開始以降、ヘルスケア アプリ「カロミル」を通してユーザーから取得した食事画像と、当社で保有する食事画像を合わせた約20万件を用いて、機械学習を開発してきました。
今回、ユーザーから収集した食事画像のうち、機械学習に用いていない写真をテストデータとして無作為に15,000件を選び、開発した食事画像認識AIに料理判定(食製品を含む)させたところ、その識別率は82%となりました。

ライフログテクノロジーは、日々の食事や運動の記録・管理ができるヘルスケアアプリ「カロミル」のユーザーから取得した食事画像データを自動的に判別する人工知能(AI)を自社開発したと発表しました。

ユーザーの食事記録のステップがこれまで以上に短縮化される見込みですで、今後は蓄積されたライフログからユーザー一人一人に最適な食事や運動の提案する機能も実装予定なのだそうです。

以前、糖尿病アプリで行動が変化し、空腹時血糖値や収縮期血圧が試験前より改善|東大病院では、糖尿病患者向けの生活習慣の改善や糖尿病の自己管理のためのアプリ「DialBetics」には、食事の記録に関して、撮影画像を認識して料理を提示し、ユーザーの入力を補助する機能を備えているというニュースをお伝えしましたが、この機能に近いものですね。

【糖尿病予防】ウェアラブルデバイスで健康データを記録し生活習慣を改善するモデル事業|経済産業省(2016/6/20)では、ヘモグロビンA1c値が高いが腎機能障害がない糖尿病一歩手前の人にウェアラブルデバイスをつけてもらい、心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠の深さ・興奮・リラックス状況などのデータを計測し、そして血圧・体重・食事内容などを半年間記録してもらい、状態が悪化すると警告が出て、医師や看護師、管理栄養士が情報を提供し、生活習慣を改善するモデル事業が行われるというニュースを取り上げました。

ただ、こうした記録を続けることは大変であり、食事データを自動判別する機能があると、食事記録をつける上で大変便利でしょうね。

【関連記事】




■まとめ

「#NOOM」|人工知能(AI)と専門コーチが行動変容をサポートするヘルスケアアプリ|特定保健指導プログラムも開始では、人工知能(AI)とトレーニングコーチを組み合わせたアプリを紹介しました。

フィットネスアプリ「Fysta」|パーソナルトレーナーが監修した運動プログラムの動画&体重管理・ランニング機能|キングソフトでは、パーソナルトレーナーの動画と体重のレコーディング機能やランニング機能を搭載した無料フィットネスアプリを紹介しました。

先程紹介したのはレコーディング機能にAIを組み合わせたアプリであり、現在のトレンドとしては、AIとパーソナルトレーニングと動画・レコーディング機能をどのような組み合わせで提供するかというものになっているのではないでしょうか?







Apple ARKitと機械学習を活用して相手の生存期間を予測し表示するアプリ版「#デスノート」のアイデアを活かした健康管理アプリができる!?




■Apple ARKitと機械学習を活用して相手の生存期間を予測し表示するアプリ版「#デスノート」のアイデアを活かした健康管理アプリができる!?

Death Mask – an AR experiment
Death Mask – an AR experiment

参考画像:Death Mask – an AR experiment|YouTubeスクリーンショット

Death Mask – an AR experiment

Apple ARKitと機械学習を用いて相手の生存期間を予測し表示するiPadアプリ「Death Mask」の実験映像が登場

(2017/11/29、Seamless)

Apple ARKitと機械学習を用いて相手の生存期間を予測し表示するiPadアプリ「Death Mask」の実験映像が登場しました。

映像では、iPadを相手にかざし、相手のデスマスクと同時に相手が何年生きられるかの年数がオーバーレイして表示されます。

「Death Mask」とは、Apple ARKitと機械学習を用いて相手の生存期間を予測し表示するiPadアプリなのだそうです。

このアイデアを聞くと、マンガやアニメ、映画で人気となった「Death Note(デスノート)」を想像する人も多いのではないでしょうか?

実際にこのアイデアが実装されるというのは倫理的にはないと思いますが、この考えに近いものが病気予防に活用されることは考えられます。

CARDIOLENS|HOLOLENSを使って相手のバイタルサインをリアルタイムで可視化するAR・MRアプリで紹介した論文によれば、MicrosoftのHoloLensを用いて”相手のバイタルサイン”をリアルタイムに見ることができるツールが考え出されているようです。

この論文の中では、リアルタイムで血流を視覚化することが手術する外科医にとって有益であるとありましたが、血行状態が視覚化することができれば、病気になる前に病気のサインを見つける未病対策にも役立つのではないでしょうか。

以前、血行状態が映る「魔法の鏡」開発|将来的には自律神経指標に基づく未病対策が目的|東北大学では、ビデオカメラとコンピューターを内蔵した鏡型ディスプレーの前に立つだけで、その時の血行状態などが分かる血行状態モニタリング装置「魔法の鏡」を開発したというニュースを紹介しましたが、健康状態をわかりやすく表示するものというアイデアはすでにスタートしています。

また、第一生命、スマホアプリ「健康第一」に健康年齢測定やカロリーチェック機能などを追加には、「Face AI」という未来の顔がわかる機能があり、「年齢・BMIの変化」に加え、「若返り・老化」「メタボ」「喫煙習慣」「飲酒習慣」「白髪化」のシミュレーションができるそうです。

未来の顔をもとに生活習慣を見直すきっかけにするというものですが、今後はこうした健康状態をわかりやすく表示するというアイデアに注目が集まっていくのではないでしょうか?




■まとめ

スマートウォッチは病気の早期発見に役立つ|正常値とベースライン値の確立が重要|スタンフォード大によれば、現在進行中の研究の重要な要素は、正常値またはベースライン値を確立することなのだそうです。

Verily(元Google X)のProject Baseline studyの目的は、病気のサインを見つけ病気の予防をすること!?で紹介したプロジェクト「Baseline Study」では、尿・血液・唾液・涙といった成分からデータを収集・解析し、健康の基準値(ベースライン)を見つけることで、生体の状態や病態を示す指標「バイオマーカー」を発見し、健康維持や病気の早期発見に役立てることを目指していました。

病気が発症してからではなく、健康な体が病気になりそうなサインを見つけるというアイデアは、東洋医学における「未病」という考え方に近いものです。

人によっては、健康診断などの検査結果で異常がないにもかかわらず、体がだるい、疲れやすい、頭痛、肩こり、めまい、眠れないなどといった体の不調に悩まされた経験もあるのではないでしょうか。

「はっきりとした症状はでていない」「数値には現れないけどなんだか体調がよくない」というときを、健康な体から病気の身体へと向かう途中だと考えるとすれば、その途中で起きる「サイン」に着目して、何らかの対処を行なうことが最も効果的な医療になっていくのではないでしょうか。

そのためにも、病気かそうではないかの「Baseline(ベースライン)」を見つける研究に注目が集まっていると考えられます。

ただ、健康管理がどんなに大事だとわかっていても、情報にあふれる現代では数字だけで表現されていても直感的には理解できずに、継続できなければ意味がありません。

健康管理に対する関心は高いのに、なぜウェアラブルデバイス市場の成長は鈍化しているのか?|「リストバンド型」から「腕時計型」へでも取り上げましたが、ウェアラブルデバイスが「リストバンド型」から「腕時計型」へ移りつつあるのも、リストバンド型では直感的に理解できないことが関係しているのかもしれません。

そのため、これからは健康管理をする上で、いかにその情報(言葉、画像、テキスト、動画など)をわかりやすく、受け取りやすい形に編集して、製品やサービスを利用を通じて得られる体験であるUX(ユーザーエクスペリエンス)をよいものにするかが重要だと思います。







【関連記事】
続きを読む Apple ARKitと機械学習を活用して相手の生存期間を予測し表示するアプリ版「#デスノート」のアイデアを活かした健康管理アプリができる!?