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2歳以下の子供がスマホで遊ぶ時間が長いほどコミュニケーション能力の発達が遅れる可能性がある|研究




■2歳以下の子供がスマホで遊ぶ時間が長いほどコミュニケーション能力の発達が遅れる可能性がある|研究

"He takes after you..."

by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)

Letting a baby play on an iPad might lead to speech delays, study says

(2017/5/4、CNN)

The study found that the more time children between the ages of six months and two years spent using handheld screens such as smartphones, tablets and electronic games, the more likely they were to experience speech delays.

カナダ・オンタリオ州トロントの「Hospital for Sick Children(病気の子供のための病院)」の小児科医キャサリン・バーケン博士が行なった研究によれば、生後6か月から2歳までの子供によるスマホやタブレット、携帯ゲーム機などで遊ぶ時間が長いほど、言語の発達が遅れる可能性が高くなることが分かったそうです。

スマホ・タブレットと子供との関係についてこれまでに何度か取り上げてきました。

「2歳未満の子供にはテレビを見せないで」、米国小児科学会が指針(2011/11/20)によれば、テレビがついていると、親はあまりしゃべらないそうで、子供のおしゃべりの時間が短ければ短いほどその子の言語発達が遅れるという科学的証拠もあるため、2歳未満の子供にはテレビを見せないほうが良いとする指針を発表していました。

中流階級の家庭の子どもは貧しい家の子どもより2300万語多く言葉を聞いている?によれば、親子間のコミュニケーションは、子どもの将来に多大な影響を与えるそうです。

ただ、「2歳未満の子供には画面を見せないほうが良い」とする指針が見直される!?(2015/10/15)以前のガイドラインは「画面(スクリーン)=テレビ」を想定していましたが、今はスマホやタブレットといったものもあり、以前のようにただ画面を見るのではなく、コミュニケーションツールとしての役目も果たすようになっており、以前の「2歳未満の子供には画面を見せないほうが良い」とする指針における科学的根拠(子供のおしゃべりの時間が短ければ短いほどその子の言語発達が遅れる)も、ビデオチャットを通じて双方向のコミュニケーションが行なわれている場合にはそれほど影響がないとの研究もあるため、その指針が見直され始めていました。

Twenty percent of the children spent an average of 28 minutes a day using screens, the study found.Every 30-minute increase in daily screen time was linked to a 49% increased risk of what the researchers call expressive speech delay, which is using sounds and words.

しかし、今回の研究によれば、20%の乳幼児が平均で28分携帯機器を使用しており、一日当たりの使用時間が30分増えるごとに、音声や言葉を使った言語の発達が遅れるリスクが49%増加することが分かったそうです。

ただ、コミュニケーション能力の発達とモバイル機器の使用には何らかの関係があるのではないかということがうかがえる研究結果となっていますが、まだはっきりとモバイル機器が原因とは判断できないため、今後も研究が必要だと考えられます。

そのため、現時点の結論としては、18か月以下の子供にはテレビ電話のような機能以外でのモバイル機器をできるかぎり使わせないようにするのが望ましいといえます。




【追記(2017/7/14)】

ゲーム・スマホと関わり→言葉の獲得遅れ 1歳半児対象の出雲市アンケート 島根

(2017/7/14、産経新聞)

これに対し、3語未満の子はそれぞれ21・1%、68・2%と、メディアとの接触が多いほど、言葉の獲得が遅い傾向にあったことが分かった。

島根県出雲市の健康増進課のグループが行なった平成28年度1歳半児を対象とした調査によれば、テレビやゲーム機、スマホなどメディアとの接触時間が長い子ほど言葉の発達が遅い傾向にあることがわかったそうです。

【参考リンク】

■まとめ

今回のニュースをわかりやすくまとめます。

2歳以下の子供は、スマホやタブレット、携帯ゲーム機などで遊ぶ時間が長いほど、コミュニケーション能力の発達が遅れる可能性があるので、注意しよう!







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「ゲーム障害(Gaming Disorder)」を新たな病気として分類に加える|WHO草案「国際統計分類(ICD)」




■「ゲーム障害」を新たな病気として分類に加える|WHO草案「国際統計分類(ICD)」

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by Vision Gaming(画像:Creative Commons)

「ゲーム障害」を精神衛生疾患に分類、WHO草案

(2017/12/28、CNN)

WHOの草案では、ゲームに熱中するあまり「個人、家庭、社会、教育、職業あるいは他の重要な機能分野に重大な障害をもたらす」行動パターンの持続あるいは再発を「ゲーム障害」と定義。特徴的な症状として、抑制が効かなくなり、たとえ悪影響が生じてもゲームの優先度が高くなる状態を挙げている。

一般的には、こうした症状が1年以上続くとゲーム障害と診断される。ただ、症状が重く、全条件を満たしている場合は、それより期間が短くても医師がゲーム障害と診断することもある。

世界保健機関(WHO)が改訂を行なっている疾病に関する国際統計分類(ICD)第11版の草案によれば、生活に支障をきたすほどのゲームに過剰に熱中する症状として「ゲーム障害」を加えることを検討しているそうです。

【追記(2018/6/19)】

WHO、ゲーム依存症を「疾患」認定へ 予防や治療必要

(2018/6/19、朝日新聞)

ゲーム障害は、依存性のある行動で日常生活に障害をきたす精神疾患の一種とされた。日常生活に支障が出てもゲームを優先する状態が12カ月以上みられる場合で、症状が重い場合はより短期で診断できるとした。

世界保健機関(WHO)はゲームのやり過ぎで日常生活に支障をきたすゲーム依存症を「ゲーム障害」として改訂版国際疾病分類「ICD―11」の最終案に明記し、2019年5月のWHO総会で正式決定するそうです。

長時間のゲームは子供の脳の発達や言語知能に悪影響の可能性がある!?|東北大で紹介した東北大学加齢医学研究所・認知機能発達(公文教育研究会)寄附研究部門の竹内光准教授・川島隆太教授らの研究グループによれば、長時間のビデオゲームが子どもの広汎な脳領域の発達や言語性知能に及ぼす悪影響を発見したそうです。

また、なぜ虫歯は、長時間メディア(特にゲーム)利用、睡眠不足、朝食欠食の子供に多いの?|唾液分泌量が少なくなると虫歯になりやすい!?|富山大学で紹介した富山大学地域連携推進機構地域医療保健支援部門が考える仮説としては、長時間メディア(特にゲーム)利用、睡眠不足、朝食欠食といった生活習慣が自律神経の活動に影響を与え、唾液分泌の量や質に変化が起きていることにより、むし歯になりやすいと考えられるそうです。




■ゲームは悪いばかりじゃない!

今回のポイントは、”生活に支障をきたすほどゲームに熱中している”という点です。

なぜゲームOKの子はゲームNGの子より勉強時の集中力が高いのか?|#EDUCATIONによれば、「朝日小学生新聞」読者(小学1年生〜6年生の男女457人から有効回答)を対象に家庭で遊ぶゲームについてのアンケート調査を行なったところ、ゲームOKの子供はゲームNGの子供より勉強時の集中力が高いそうです。

ゲームOKの子供がゲーム禁止の子供よりも集中力が高い理由としては、「宿題や勉強を済ませてから遊ぶ」「ゲームをしていい時間が決まっている」「夜遅くにゲームをしてはいけない」家庭内のゲームに関するルールが決まっていて、ゲームをするための条件をクリアしないとゲームができないというルールを守れる子供だからこそ勉強時の集中力が高いと考えられます。

大事なことは、ゲームが悪いのではなく、ゲームに熱中し過ぎて生活ができなくなるほどになってはいけないということ。

また、最近ではeSPORTS(イースポーツ)が盛り上がっていますし、ゲーマーがかかわることで新たな発見ができたという研究もあります。

ゲーム愛好者らが酵素の構造を解析、米研究によれば、オンラインゲーマーたちが、科学者が解決できなかったヒト免疫不全ウイルス(HIV)様ウイルスの酵素の構造を解析したそうです。

ゲーマーたちは科学者とは違う発想を持っており、ゲームプレーヤーの創意工夫の能力が適切に指導されれば、幅広い科学的問題の解決に用いることができるそうです。

ゲームだからこそ夢を与えることができたという話やゲームデザイナーの方たちの発想のすばらしさ、ゲームを活用して糖尿病になりにくい生活習慣を学んだり、物理的に人が動くゲームによって街のコミュニティに良い影響を与えるといった話もあります。

大事なのは、ゲームとのかかわり方です。

家族や友達との会話のほうが楽しいという子どもは自然とゲームの時間に制限を設けるでしょう。

しかし、いろんな世界を見せたうえで、ゲームのほうが魅力的だと子ども自身が判断したのであれば、それでいいのではないでしょうか。

それこそ、先ほど紹介したゲーマーのように新たな発見をするような人になるかもしれませんし、eSPORTSの分野でスーパースターになるかもしれません。







貧乏ゆすりが多い女性は死亡リスクが低くなる|英国ロンドン大学

【目次】




■貧乏ゆすりが多い女性は死亡リスクが低くなる|英国ロンドン大学

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by Tony Alter(画像:Creative Commons)

「貧乏ゆすり」死亡率を下げる、英国ロンドン大学の報告

(2015/10/1、Medエッジ)

貧乏ゆすりの少ない女性だけで座る時間と死亡率上昇との関係が確認できた。具体的には、1日に7時間以上にわたって座る時間がある場合、1日5時間未満の女性と比べて、死亡リスクが30%上がるというもの。

一方で、貧乏ゆすりの多い女性ではむしろ1日5時間~6時間の座る時間がある場合、1日5時間未満の女性と比べて、死亡率は37%下がるという結果になった。

英国のロンドン大学を含む研究グループが英国の37歳から78歳までの女性約1万3000人を対象に調査したところ、貧乏ゆすりが多い女性は死亡リスクが低くなるそうです。

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貧乏ゆすりにはどんな健康効果があると考えられるのでしょうか?

■貧乏ゆすりとは

貧乏ゆすりの効果とは?|冷え性解消・ストレス解消・血流アップによれば、貧乏ゆすりは、座っていると脚の血管が圧迫されて乳酸が溜まり、これを分解するために血流を促そうと起こるのだそうで、女性よりも筋肉量の多い男性に多いのだそうです。

【貧乏ゆすりの健康効果】

  • 冷え性の改善
    3分間続けてると、ふくらはぎの温度が1度近くあがり、約20分のウォーキングに相当する
  • リズミカルな刺激が精神を安定させる脳内物質、セロトニンの分泌を促すことで、緊張やイライラを和らげ、ストレス解消

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■ふくらはぎの状態で体調がわかる

ふくらはぎの状態で体調が分かる?|マッサージで全身の健康維持によれば、ふくらはぎの血流が滞ると、免疫力の低下や自律神経の乱れ、コリ、むくみといった症状が出てくるそうです。

【ふくらはぎチェック】

良いふくらはぎの状態をチェックしてみてください。

  1. 冷えていたり熱すぎたりせず、適度な体温を感じられる
  2. 弾力がある
  3. 皮膚に張りがある
  4. コリコリした部分がない
  5. 押したり触ったりしても痛みがない
  6. 指で押して離すと、すぐに元の状態に戻る

■足先の冷えで体調を崩しやすくなる

足が冷えやすい人は風邪をひきやすい!?|足の冷えが鼻やのどに影響を及ぼすで紹介したフライブルグ医大で自然治癒を専門とするローマン・フーバー博士の研究結果によると、足が冷えやすい人は風邪をひきやすいのだそうです。

足の冷えが手足の血管を収縮させ、反射神経、鼻・のどにまで影響を及ぼしてしまうそうです。

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⇒ 体温を上げる方法 についてはこちら。

⇒ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら。

⇒ 冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷えについてはこちら。

冷え性改善方法(食べ物・食事・運動)のページはこちら。




リア充こそが長生きする秘訣!?現実世界で友人との関係が深く、オンライン上の友人も適度に多いグループが最も長生きする




Today's Selfie Shot #2

by Garry Knight(画像:Creative Commons)

フェイスブックで「リア充は長生きする」 米調査結果

(2016/11/8、Forbes)

ソーシャルメディアでのつながりが平均以上の人々は、低い人々よりも約10%長生きするというのだ。

<中略>

死亡リスクが低いのは、友人たちと一緒に撮った写真を数多くアップロードしているグループだった。さらに、友人の投稿に適度な回数コメントしたり、メッセージを送るグループは自殺や心臓病、ドラッグのオーバードーズに陥るリスクも低かった。

ソーシャルメディアに費やす時間が多い、正確には、現実世界で友人との関係が深く、オンライン上の友人も適度に多いグループが最も長生きすることがわかったそうです。

WHO(世界保健機関)が掲げる「#健康」の定義から考えたことによれば、健康といえば、体が丈夫であるとか、病気にかかっていないというように、医療に限定してとらえていましたが、WHOによる健康の定義によれば、精神面の健康だけでなく、社会的にも安心安全な生活を送ることができているという広い意味で捉えられているようです。

人は一人では生きていけないとよく言いますが、どんなに金銭的に恵まれていたとしても、孤独は老化を促進し心臓病のリスクを上げる?によれば、孤独は人の老化を促進し、心臓病のリスクを上げるそうで、コーネル大学の人類生態学教授・アンソニー氏らは、孤独はその機能が衰えるスピードを加速させるとしています。

<脳卒中>「孤独な酒」 リスク2倍|厚労省調査で紹介した厚生労働省研究班の調査によれば、親友がおらず、お酒好きな人が脳卒中になる危険性は飲まない人に比べて、約2倍高いことがわかったそうです。

頼れる人がいる人が適量に飲酒していると脳卒中が少なかったそうです。

飲酒と循環器疾患発症との関連への社会的な支えの影響|多目的コホート研究|国立がん研究センター

脳卒中の発症リスクに関して、少量~中等量のグループ(エタノール換算で週に1~299g)において、支えが多い場合はリスクが低いのですが、支えが少ない場合には、約1.2~1.8倍と高いこと、またその一方で、大量飲酒のグループ(週に300g以上)では、社会的な支えが多い場合でもリスクが高い傾向があることがわかりました(図2)。

この研究では、社会的な支えによる好影響は、週にエタノール換算で1-299gの少量~中等量の飲酒の場合でのみ認められました。週に300g以上になると社会的な支えの多少に関わらず脳卒中の発症リスクが増加する傾向となりました。

国立がん研究センターの多目的コホート研究によれば、脳卒中のリスクに関して、社会的な支えが多い場合には、週にエタノール換算で1-299gの少量~中等量の飲酒のグループの場合はリスクが低いという結果が出たそうです。

ただし、週に300g以上になると、社会的な支えに関係なく、脳卒中のリスクが増加する傾向があることがわかったそうです。

生活を楽しんでいる意識が高い男性は脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患の発症、死亡リスクが低い|厚生労働省研究班によれば、生活を楽しんでいる意識が高い男性は脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患の発症、死亡リスクが低いと発表したそうです。

意識の高いグループは、運動習慣のある人が多く喫煙者が少ないなど生活習慣の違いもあったそうです。

社交的な生活が認知症のリスクを減らす可能性=研究によれば、社会的に活発な人はストレスにさらされにくく、孤独で悩みがちな人に比べて、認知症になるリスクは50%低いそうです。

「圏」を持つ人の76.8%が「幸せだ」と感じているによれば、「圏(目的のある自発的な人のつながり)」を持つ人の76.8%が自分を「幸せだ」と感じているそうです。

今回の研究と併せて考えると、健康で幸せな生活を送るには、人と人同士がつながりを持つことが大事なのではないかと考えられます。







トプコン、眼科用医療機器とICTで遠隔診断など課金型サービスを展開する構想

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■トプコン、眼科用医療機器とICTで遠隔診断など課金型サービスを展開する構想

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by NEC Corporation of America(画像:Creative Commons)

眼科用医療機器×IT、遠隔診断で課金 トプコンがモデル研究、「アイケアからヘルスケア」へ

(2018/1/30、newswitch)

特に目の病気の早期発見や医療経済性の向上に向けて、スクリーニングの重要性が世界的にも増している。欧米では「オプトメトリスト(検眼医)」と呼ばれる専門医が眼科医療の一翼を担い、眼底カメラや光干渉断層計(OCT)を使って検査を手がける。健康への意識の高まりでオプトメトリストの役割も増している。「裾野が広がる中で課金ビジネスが成り立つ」(同)とみている。

トプコンは眼科用医療機器と病院の眼科や人間ドック、眼科クリニックなどをネットワークで結び、ビッグデータの収集・分析を行ない、遠隔診断など課金型サービスとして展開する構想を持っているそうです。

参考画像:新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)

新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)によれば、患者のQOLの最⼤化に向けて、個⼈の健康・医療データを活かす新たなシステムが必要であるとして、患者⾃らが納得して選択できる医療、患者の満⾜度の⾼い医療、時間・場所を問わず、必要な医療が提供される環境の実現が必要とあり、その中でも「遠隔診療」、「AIを活⽤した診療」といったIoTやAI等の⾰新的技術を医療現場におけて利活⽤する取り組みが重要になるとあり、トプコンの取り組みはこの流れを受けてのものといえそうです。

気になったのはこちら。

 ソリューション事業は米国で立ち上げるが、期待は新興国だ。中国やインドでは糖尿病が多く、緑内障や白内障など目の病気にも関係する。「予防の重要性への認知も進んでいる。成長率は他の地域よりも高いのは間違いない」(同)。

糖尿病になると緑内障になりやすい|血糖値コントロールと眼科検診で失明予防で紹介した米国眼科学会(AAO)のアドバイスによれば、糖尿病によって、糖尿病網膜症、緑内障、白内障といった目の病気になりやすく、失明を予防するためにも血糖値コントロールと定期的な眼科検診が重要なのだそうです。

しかし、糖尿病診断後1年以内に「眼科を受診しない」が6割|糖尿病網膜症の予防に関する実態・意識調査によれば、糖尿病の診断後、1年以内に眼科を受診しない患者が約6割にのぼることがわかったそうです。

眼科検診で失明が36%減少する!|緑内障・糖尿病網膜症・変性近視・加齢黄斑変性・白内障が失明の主な原因によれば、杏林大学大学院医学研究科の山田昌和教授(眼科)は、眼科検診によって5つの病気の発見率や失明の減少率を調べたところ、失明は緑内障で45%減、加齢黄斑変性で41%減、変性近視で24%減、糖尿病網膜症で17%減、白内障で4%減となり、5つ全体で検討したところ、失明を36%減少させることができると予測しています。

糖尿病と目の病気(緑内障や白内障など)が関係するのではないかと考えられており、目の検査をすることで病気の予測、早期発見ができるのであれば、目の検査は非侵襲性で体への負担が少ないので、予防医療として先端を行くことになるのではないでしょうか。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 緑内障とは|緑内障の症状・原因・予防・チェック について詳しくはこちら







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