1日1杯のワインが高齢者の認知症を予防する

wine glass

by Andrei Niemimäki(画像:Creative Commons)




1日1杯のワインが高齢者の認知症を予防する

(2009/7/16、WIRED VISION)

適度なアルコールの摂取は、高齢者の認知症発症のリスクを減少させるという研究結果を米ウェイク・フォレスト大学の研究チームがまとめた。

ただし、飲み過ぎや既に障害のある人の場合、逆に悪化するという。

オーストリアのウイーンで7月11日から開催中の『2009年国際アルツハイマー病カンファレンス』で発表した。

ウェイク・フォレスト大学の研究によると、1日1杯ワイン(=適量なアルコールの摂取)は認知症を予防してくれるそうです。

ただし、飲み過ぎると逆に悪化するとのこと。

ワイン好きの方に朗報といえそうですが、ワイン好きの方が1日1杯のワインで満足できるかは疑問です。







葉酸・ビタミンB12投与、アルツハイマー改善

They see me rollin’...

by Dennis van Zuijlekom(画像:Creative Commons)

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葉酸・ビタミンB12投与、アルツハイマー改善

(2010/5/3、読売新聞)

軽症期のアルツハイマー病患者にビタミンB群の一種の葉酸とビタミンB12を投与すると症状が改善することを、見立病院(福岡県田川市)の佐藤能啓(よしひろ)副院長(神経内科)が実証した。

葉酸とビタミンB12が、アルツハイマー病の危険因子とされるホモシスチン(必須アミノ酸の老廃物)の血中濃度を下げることは従来の研究で明らかになっているが、患者の集団に投与して証明したのは初めて。

葉酸とビタミンB12を投与すると、アルツハイマーの症状の改善するそうです。

葉酸を多く含む食品 についてはこちら

葉酸の効果 についてはこちら







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目を鍛えると脳の処理速度が上がり運動機能がアップする!?|エチカの鏡

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by Artur Potosi(画像:Creative Commons)

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2010年5月2日放送の「エチカの鏡」(フジテレビ)は、「目を鍛えると脳が成長する脳育スペシャル」が特集されていました。

先日のニュースで、「脳トレ」効果なし?!-英で1万人実験を取り上げたのですが、目を鍛えると脳が成長するとはどういう事なのでしょうか。

 

■目の3つの機能
  1. 運動機能
    目をすばやく動かして、見たい情報を拾う機能
  2. 認識機能
    視力とは関係なく、見たものが何であるかを探る機能。
    ※人間は見たものを脳の情報と照合し、それが何であるかを理解する。
  3. 情報処理機能
    目から入った情報から、身体にいろんな行動を起こさせる機能。
■目を鍛えると脳が成長するというのは本当なのか!?

例1:ある予備校では、目を鍛える眼力トレーニングを行うようになってから全生徒の偏差値が10上がったそうです。

 

例2:眼を鍛えて仕事の効率をUPさせた会社もあるそうです。

1.紙に書かれた1~40までの数字を順番に目で追っていくトレーニング

2.アミダくじを眼と手で追うトレーニング

これらのトレーニングによって、周辺視野が広がり、ミスが減ったそうです。

 

■目を鍛えて、運動能力アップ。

例1:フットサルチーム

あるフットサルチームは、速読を取り入れたそうです。

速読トレーニングによって、目の運動機能が鍛えられるようになるそうです。

また、速読によって、目から大量の情報を脳に送ることで、脳の処理速度が上がるそうです。

目の運動機能と脳の処理速度が上がることで、速い動きに対応できるようになり、良い結果が生まれたと考えられるようです。

 

例2:2時間の速読トレーニングで、バッティングセンターの150キロのボールを打つことができるようになる。

 

■速読トレーニングの方法

1.目を上下左右に動かす眼筋トレーニング

両手の指を立てて、それを交互に見る。

また、両手の指を横にして、目の上下におき、交互に見る。

 

2.文章を読まずに6秒間文字を目で追うトレーニング

※3回行う

 

3.文章を読まずに6秒間より多くの文字を目で追うトレーニング

※3回行う

 

速読トレーニングを教える速読コンサルタント・呉真由美さんによれば、速読トレーニングによって、生活全般に良い効果が生まれるようです。

 

■卓球・福原愛選手が取り入れている目のトレーニング

ブロックストリング

ヒモに通した目からの距離が異なる3つのビーズを両目で3秒ずつ見つめる。

このトレーニングには、両目の協調性を高める効果があるそうです。

このトレーニングによって、ボールに対して両目が協調して働き、距離感やスピードを早く読み取ることが出来るようになるそうです。

 

■イチロー選手が取り入れていた目のトレーニング

イチロー選手が子供の頃に行なっていたトレーニングで、車に乗っているとき、対向車のナンバーを見て、そのナンバーの両端の数字を足し算するというもの。

見るだけでなく、足し算をすることでさらに良い効果が生まれるのだそうです。

 

■オプトメトリスト・内藤貴雄さんが教える、脳が成長する7つの目のトレーニング方法とは
  1. 部屋の真ん中に座り、顔を動かさずに目だけを動かして、部屋の四隅を2秒ずつ見る
    ※時計回りに2回、反時計回りに2回ずつ行なうと良い。
    ※目の運動機能を鍛える
  2. 人差し指を目の前に立てて、その指に眼の焦点を合わせながら、眼に近づけたり遠ざけたりする
    ※目の運動機能・両目の協調性を高める効果
  3. 手元に本を持ち、壁のカレンダーと交互に見る
    ※目の運動機能を鍛える
  4. 歯ブラシに歯磨き粉をつける時に、手元を見ずに鏡で自分の顔を見ながら歯磨き粉をつける
    ※目の情報処理能力を鍛える
  5. 歩いている時に、離れたところにあるガードレールの高さを推測する。
    ※目の認識能力(空間認知能力)を鍛える
  6. 街の看板にある電話番号を覚え、視線を外して、頭の中で番号を右から読んで行く
    ※目の認識能力を鍛え、記憶力がアップ
  7. 右手と左手で同時に対称の文字(鏡に映った文字のように)を書く
    ※目の認識能力を鍛え、脳の分析力がアップし、方向音痴が改善されるそうです。
■眼の危険度チェック

老眼白内障など、高齢者が主にかかる目の病気にかかる若者が急増しているそうです。

眼の危険度をチェックするには、片目を手で隠して、もう片方の目でカレンダーの中心の数字を見る方法を試してみてください。

・ぼやけて見える⇒白内障の疑いあり

・ゆがんで見える⇒加齢黄斑変性の疑いあり

・部分的に欠けて見える(視野が欠ける)⇒緑内障や網膜剥離の疑いあり

 

■眼科治療情報

●白内障治療

深作眼科

白内障治療。医学が進歩し、多くの目の病気が治療できるようになってきている。

●近視治療

三井メディカルクリニック

オサートによる視力矯正法。

オサートとは、コンタクトレンズをつけて角膜を凹型に矯正することで、見えるようになるというもの。

●白内障・老眼治療

多焦点眼内レンズ







長生きするなら我慢よりキレたほうがいい!?|怒りを我慢すると心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まる

Khavan's Angry Face

by Indi Samarajiva(画像:Creative Commons)




長生きするなら我慢よりキレる

(2009/12/2、Bloomberg)

職場での不公平な扱いについて怒りを我慢すると、心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まることが、スウェーデンでの研究で分かった。

不満をすぐに表出する人に比べ、リスクは2~5倍だという。

これまでも、米国で行われた健康と生活習慣についての疫学調査「フラミンガム・スタディー」で、怒りや欲求不満を抑制することが心臓に悪影響を与えることが示されていた。

科学者はかねて、表面下で沸騰する怒りや興奮が高血圧やその関連疾患と同様の反応を身体に発生させると考えていたと研究者らは説明した。

怒りを我慢する人とそうでない人とを、心臓発作や心臓病で死亡するリスクで比較すると、怒りを我慢する人はリスクが2から5倍高くなるそうです。

つまり、我慢が心臓には悪いということがいえます。

ということは、心臓病になる確率を減らすには、すぐに怒ったほうがよいということがいえそうです。

しかし、できればそのことを許容できる広い心を持てるといいですね。







「タコは健康食」実証へ|広島大学

タコ

by Deborah Austin(画像:Creative Commons)




「タコは健康食」実証へ

(2010/4/23、中国新聞)

広島大は本年度、三原市特産のタコが健康へ及ぼす影響の研究を始める。

約1年間かけてマウスにタコを与える実験などを重ね、肥満防止効果などを検証する。

5月末にも大学院生物圏科学研究科の加藤範久教授(分子栄養学)のグループが研究を開始する。

タコには糖尿病などを防ぐビタミンB6や血中コレステロール値を下げるタウリンが多く含まれており、マウスやラットにタコの粉末を混ぜた餌を与えて経過観察。

連続摂取による健康への影響などを調べる。

広島大学が、たこの健康効果の研究を始めるそうです。

たこに期待される健康効果としては、

肥満防止効果

● ビタミンB6の糖尿病予防効果

タウリンによるコレステロールを下げる効果

のようです。

研究に注目したいですね。







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