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睡眠不足の中高年、高血圧の危険が高まる|米シカゴ大学

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■睡眠不足の中高年、高血圧の危険が高まる|米シカゴ大学

Man sleeping

by Timothy Krause(画像:Creative Commons)

睡眠不足の中高年、高血圧の危険が高まる=米研究

(2009/6/9、ロイター)

米シカゴ大学の研究チーム8日、睡眠時間が不足している中高年は高血圧になる可能性が強まるとの調査結果を発表した。

米シカゴ大学の研究チームによれば、睡眠時間が少なかった人は高血圧になりやすく、睡眠時間が少なくなるごとに高血圧へのリスクが高まるそうです。

なお、調査対象になった人の平均睡眠時間は6時間だったそうです。

十分な睡眠をとって、高血圧を予防しましょう。




→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら




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寝ているだけでダイエット

寝ているだけでダイエット

寝ているだけでダイエットという興味深いタイトルの記事を見つけましたので、ご紹介します。

快眠のツボ:「寝ているだけでダイエット」 調布睡眠クリニック・遠藤院長に聞く(その1) 

(2008/11/11、毎日新聞)

ポイントをまとめてみました。

睡眠は休息だけのためにあるのではなく、寝ているときにも、体の中では、成長ホルモンが古くなった細胞を新しくしたり、コルチゾールというホルモンが蓄積した栄養素をエネルギーに変えたりしている。

●成長ホルモンは、朝7時と夜11時に分泌され、昼間はほとんど出ていないそうです。

●コルチゾールとは、

コルチゾールはストレスホルモンと言われ、ストレスにさらされると出るものですが、実は別の働きもあります。

体内のグリコーゲンを分解してブドウ糖を作る働きです。

人間は、食事に含まれるブドウ糖を体内で燃やすことで活動しています。

朝ごはんのブドウ糖で昼まで、昼ごはんで夕方、夕ご飯で夜まで生きる。

夜中の2時、3時にコルチゾールが分泌され、身体に蓄積された脂肪を燃やしたり、グリコーゲンを分解してブドウ糖を作ります。

体内の栄養素で朝まで生きるので、寝ているだけでダイエットになります。

逆に、夜遅く食事をすると、燃やす予定のエネルギーが脂肪に変わって、身体に蓄積されてしまう。

●もともと人間は夜の絶食に備えるため、その場で使うより少し多めにエネルギーを摂取しています。
コルチゾールはそのためのホルモンであるそうです。

●もう一つ、メラトニンというホルモンが夜9時ごろに分泌されはじめます。
メラトニンは、夜間はそのまま分泌され続けて、朝になると低くなる。
日本では未認可ですが、メラトニンは米国ではホルモン剤として販売されている。体内で分泌されても、薬として摂取しても眠くなります。

つまり、体に蓄積された脂肪を燃やすコルチゾールが分泌されるために、寝ているだけでダイエットになるという意味のようです。

しかし、夜遅く食事をすると、本来脂肪やエネルギーを燃やす予定だったものが、脂肪に変わってしまうために、体に蓄積され、太ってしまう恐れがあるようです。

夜に食べると太るというのは、このことから考えても正しいようですね。

夜遅く食事をするのはできるだけ控えたほうがよいようです。

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女性は定期的な運動でがんになるリスクを大幅に減少できるが、一方で睡眠不足はそのような効果をなくしてしまう|米研究

Girl sleeping at the pole

by Vladimir Pustovit(画像:Creative Commons)




運動と睡眠の相乗効果で、がんのリスク減少 米研究

(2008/11/18、AFPBB)

女性は定期的な運動でがんになるリスクを大幅に減少できるが、一方で睡眠不足はそのような効果をなくしてしまうとする研究結果が、米ワシントンD.C.(Washington, DC)で開催中の米がん研究学会(American Association for Cancer Research、AACR)の国際会議で17日、発表された。

運動をすることでがんになるリスクを減少させることができるけれども、睡眠時間が少ないと、その効果がなくなってしまうとは驚きです。

その結果、最も運動をする女性は、最も運動をしない女性と比較して、がんになる可能性が25%低いことが判明した。

一方、若い女性のうち、運動を行うが一晩の睡眠時間が平均7時間未満の女性は、習慣的にきちんと睡眠している女性に比べ、がんと診断されるリスクが47%も高くなることが明らかとなった。

マケイン氏は、「より多く運動すれば、乳がんや結腸がんなど、いくつかの部位でがんのリスクが減少する。睡眠時間が短いと、いくつかの主要なホルモンや代謝のパラメーターに逆の影響を与えることになる」と説明した。

記事によると、運動・睡眠ともにガンのリスクを減少させるメカニズム・理由は分かっていないそうです。

運動ががんのリスクを減少させる明確な理由については分かっていないが、体重が少ないことから、免疫機能や日常的な身体活動に関連するホルモンが、強化されるためである可能性があるとみている。

睡眠不足が心臓疾患や肥満糖尿病などになるリスクを高めることは明らかだが、睡眠が病気を予防するメカニズムは、まだ解明されていない。

しかし、運動だけでなく、睡眠もしっかりとることが健康を維持する上で大事なことは確かなようです。

運動をしっかり行い、睡眠もしっかりとって、病気を予防しましょう。







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