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記憶力の低下|なぜ更年期になると物忘れがひどくなるのか?その原因|40代・50代の更年期障害の症状

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更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

このホルモンバランスの乱れによって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「物忘れがひどい(記憶力が低下する)」があります。




【目次】

■なぜ更年期になると物忘れがひどくなるのか?

Blue(s) Cendrillon

by Florent Chretien(画像:Creative Commons)

更年期の物忘れの原因は大きく分けて2つあると考えられます。

一つは、加齢による記憶力の低下、もう一つは、エストロゲンの減少による脳の働きの低下です。

●加齢による記憶力の低下

脳の細胞を形作るのは細胞膜で、特にDHAは情報伝達機能を受け持つシナプス膜(神経終末)を作る材料になっており、シナプス膜にDHAが多いほど膜は柔らかくなります。

したがって、DHAはシナプスの先端で情報を伝達する重要な役割を担っているのです。

しかし、DHAは年とともに減少し、不足すると、脳の活性化が失われてしまい、記憶力が低下します。

そのため、DHAを含む食品をとることが重要になります。

→ DHAを含む食品 について詳しくはこちら

●エストロゲンの減少による脳の働きの低下

更年期の物忘れ・記憶力低下|更年期障害が気になる女性を応援するキッコーマンの輝きプロジェクト

加齢による記憶力の衰えに加えて、更年期にはエストロゲンの減少により脳の働きが低下するため、物忘れがいっそう激しくなる場合もあります。

エストロゲン(女性ホルモン)の減少によって、自律神経などの身体の重要な働きをコントロールする役割を持つ視床下部が混乱してしまい、身体のバランスが崩れてしまいます。

また、エストロゲンの減少は脳の働きを低下させることによって、物忘れがひどくなることがあります。




→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●相性の合う医師・病院を見つけておく

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

→ エクオール(EQUOL サプリ)が更年期(更年期障害)症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

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昼寝をすると記憶力がアップするという実験結果

1986 Rest Hour At the Cabin

by anoldent(画像:Creative Commons)

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昼寝をすることで、生産性がアップするという話しを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

実際、昼寝を生産性向上のためやリフレッシュのために、取り入れている人もいると思います。

今回紹介する記事は、その昼寝の効用を証明する一つの材料となりそうな、昼寝をすると記憶力がアップするという実験結果に関する記事です。

昼寝をすると本当に記憶力がアップするという実験結果

(2010/3/1、ライフハッカー)

カリフォルニア大学バークレー校の研究によると、1時間の昼寝は脳をリフレッシュするだけでなく、脳の回復を助け、頭も良くするそうですよ。

逆に言うと、長時間起きているだけで、頭はどんどん悪くなっていくそうです…!

この研究によると、大学の試験期間中によくいる、徹夜で詰め込み学習している学生は、実は新しい情報を入れる記憶力が、40パーセント近くも落ちているそうです。

昼寝が長時間起きている時の、ダメダメな状態をリセットしてくれるというのは、誰もが知るところですが、神経認知的なレベルでも、昼寝前より、昼寝後の方が能力が高くなるのです。

長時間起き続けているよりも、一度昼寝をした方が脳がリフレッシュされて、記憶力が回復するようですね。

海馬というのは、記憶や情報を前頭葉に送る前に、一時的に保管しておく倉庫のような場所だと言われています。

睡眠が、海馬の短期記憶をクリアにして、脳に新しい情報が入るようにするということは、そこにあった記憶や情報を前頭葉に送っているということです。

例えば、メールでいっぱいになった受信箱が海馬だとしたら、メールをフォルダに仕分けして整理することが、睡眠の役割ということです。

要するに、睡眠を取ることで海馬にあった一時記憶が前頭葉で脳に定着され、新しい情報も海馬に入れられるようになり、結果的に記憶力がアップしたということでしょう。

昼を過ぎると、生産性が低くなっていると感じている方は、ぜひ昼寝をしてリフレッシュしましょう。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら







【関連リンク】

クロスワードや読書に認知症進行を遅らせる効果=米研究(2009/8/4)




Cross Words

by Glenn Fleishman(画像:Creative Commons)

クロスワードに認知症進行を遅らせる効果=米研究

(2009/8/4、ロイター)

クロスワードや読書、カードゲームなどの習慣があると、認知症に伴う急速な記憶力低下を遅らせることが、米国の研究で明らかになった。

クロスワードや読書などの習慣があると、認知症の進行を遅らせる効果があるようです。

【参考リンク】

【追記(2018/9/13)】

Crosswords and Sudoku are not the solution to dementia, says Age UK report(2017/8/2、The Telegragh)によれば、クロスワードや数独は、認知症の発症機会を減らすのに役立つものではないとあります。

Boost Your Brain Health|Rush University Medical Center(ラッシュ大学医療センター)によれば、認知症のリスクを減らす方法として、運動・食事・脳を柔軟にする・人生の目的を持つことを挙げています。

適度な運動は、心血管疾患、肥満および2型糖尿病などの認知症の発症に関連する疾患を発症するリスクを減らすことができます。

運動習慣とアルツハイマー型認知症の危険度
運動習慣とアルツハイマー型認知症の危険度

参考画像:認知症予防・支援マニュアル(平成20年12月、東京都老人総合研究所)

肥満および糖尿病は、心臓病および脳卒中の危険因子であるだけでなく、認知症の危険因子でもあるので、よい食事を摂ることは脳の健康を保つためにも重要。

例として、ビタミンEやβカロチンを含む果物や野菜、オメガ3を含む魚、動物性脂肪の代わりになるオリーブオイル、抗酸化作用のあるクルミを挙げています。

野菜や果物中のビタミンEの摂取量とアルツハイマー型認知症の危険度
野菜や果物中のビタミンEの摂取量とアルツハイマー型認知症の危険度

参考画像:認知症予防・支援マニュアル(平成20年12月、東京都老人総合研究所)

認知症予防・支援マニュアル

(平成20年12月、東京都老人総合研究所)

野菜や果物の摂取量が多いとアルツハイマー型認知症の発症率は低いが、野菜や果物に含まれているビタミンEの摂取量で比べると、摂取量が多いと少ない者に比べて、アルツハイマー型認知症の発症危険度は 3 割であったという( Morris MC ら、2002;Engelhart MJら、2002;Morris MC ら、2005)(表13 )。 野菜や果物に含まれるビタミンE、ビタミンC、ベーターカロテンがそうした効果を生んでいるとされる。

魚の摂取量とアルツハイマー型認知症の危険度
魚の摂取量とアルツハイマー型認知症の危険度

参考画像:認知症予防・支援マニュアル(平成20年12月、東京都老人総合研究所)

認知症予防・支援マニュアル

(平成20年12月、東京都老人総合研究所)

魚の摂取に関しては、 1 日に 1 回以上食べている人に比べて、ほとんど食べない人はアルツハイマー型認知症の危険がおよそ 5 倍であったという報告がある(表12 )。 こうした効果は、魚に含まれる不飽和脂肪酸であるEPAやDHAによるものと考えられている( Kalmijn S ら、2004;Barberger-Gateau Pら、2002;Barberger-Gateau Pら、2007 )。

脳を柔軟に保つ方法として、クロスワードパズルやチェス、読書、地元の劇団に参加することを挙げています。

知的活動とアルツハイマー型認知症の危険度
知的活動とアルツハイマー型認知症の危険度

参考画像:認知症予防・支援マニュアル(平成20年12月、東京都老人総合研究所)

認知症予防・支援マニュアル

(平成20年12月、東京都老人総合研究所)

文章を読む、知的なゲームをするなどの知的な生活習慣が係わっていることも報告されている( Wilson RS ら、2002;Verghese Jら、2003; Wilson RS ら、2007 )。

テレビ・ラジオの視聴頻度、新聞・本・雑誌を読む頻度、トランプ・チェスなどのゲームをする頻度など 7 項目を、 7 点から35点まで点数化してアルツハイマー型認知症の発症危険度を見たところ、 1 点につき危険度が33%減少していたという( Wilson RS ら、2002)(表16 )。

また、チェスなどのゲーム、文章を読む、楽器の演奏、ダンスなどのそれぞれについてよくする人とほとんどしない人を比べると発症の危険度が0.24~0.65と低いことも報告されている(Verghese Jら、2003)(表17 )。

ボランティアや新しい言語を学ぶことによって、人生の目的意識を持つことも重要なのだそうです。







【参考リンク】
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認知症予防にカロリー制限が役立つ可能性=ドイツ研究




物忘れの改善、カロリー制限が役立つ可能性=独研究

(2009/1/27、ロイター)

高齢者は食べる量を減らすことで、記憶力を改善したりアルツハイマー病など認知症の予防や発病を遅らせたりできる可能性があるとの研究結果を、ドイツの研究チームが26日発表した。

カロリー制限が注目されていますが、今回は、カロリー制限が、記憶力改善やアルツハイマー病などの認知症予防に役立つ可能性があるという研究結果が発表されたそうです。

カロリーセーブなら記憶力Up!…ドイツで研究発表

(2009/1/27、読売新聞)

健康な中高年が摂取カロリーを制限すると、記憶力が向上するという実験結果を、独ミュンスター大学の研究チームが26日、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

独ミュンスター大学の研究チームによれば、健康な中高年が摂取カロリーを制限すると、記憶力が向上するという実験結果が出たそうです。

カロリー制限によって、体内の血糖値を調整するインスリンが効きやすくなった人ほど、成績の伸びが著しかった。

こうした体質が、脳神経に何らかの良い影響を与えているとみられている。

その実験によると、カロリー制限を行ったほうが、成績が向上したそうです。

カロリー制限によって脳にどのような影響が与えられているのでしょうか。

カロリー制限については今後も注目したいですね。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら