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すぐできる体質改善|鶏肉・鶏卵が脳の老化を抑える!?|#ホンマでっかTV

2012年2月8日放送のホンマでっかTVでは、すぐできる体質改善がテーマでした。




■ 鶏肉・鶏卵が脳の老化を抑える!?

Fried Egg

by Matthew Murdoch(画像:Creative Commons)

米国・ボストン大学による鶏肉と鶏卵の研究

36歳~8歳までの1400人を調査

鶏肉・鶏卵をよく食べる人→認知症になりにくい・記憶力アップ

鶏卵の栄養素の働き:黄身に含まれるコリンという栄養素が脳の神経を活発にするアセチルコリンという神経伝達物質の原料になる。

■ 卵黄には脳の神経を活発にする物質がある!?

鶏卵1個 コリン2000㎎

母乳180㏄ コリン27㎎

食物のメリット・デメリットを考慮し摂取するのが良い

■ 短時間の運動で甘い物の摂取量が半減!?

運動後おやつを自由に食べても通常の半分で満足する

人間はストレスなど精神的な欲求で過剰に食べている

運動→体が動物的に→本来の食欲に戻り摂取量が半分に

1万年前は食糧難で、人は糖と脂肪の美味さが本能的に刷り込まれてる!?

■ 喜怒哀楽を表に出すだけで痩せる!?

運動以外のカロリー消費のことを「非運動性活動熱産生」と呼ぶ。

感情を表に出すとアドレナリンが分泌→代謝が良くなりカロリーを消費

1日中そわそわすると350kcal消費!?

イライラは動脈硬化の原因にになるので、ポジティブな感情の方が良い。

喜怒哀楽が大きいと1日最大2000kcal消費!?

例:フルマラソン 2600kcal

 

■ 普段は蕎麦→テスト直前ガムを噛んで成績UP!?

●食べ物による咀嚼回数

蕎麦(10g) 15回

固いパン(10g) 100回

ガム(1枚) 500回

慣れるとダメらしいので、試験前しばらくは蕎麦→試験直前固いパンやガム

■ 自分の血液細胞を注射すると冷え性改善!?

冷え性→動脈硬化により血管が細くなった可能性もある。

最新医療で、自分の血液の細胞を注射し、そうすると血液の中に血管の元の細胞が流れており、新しい血管が出来、血行が回復するというものがある。

動脈硬化による冷え症の人に効果的な治療法だと考えられており、この治療法は先進医療として認可され保険診療と併用できるそうです。

 

■ 昼寝は3時までの20分以内が効果的!?

15時以降での昼寝は、夜の睡眠に悪影響がでる。

30分以上の昼寝→深い睡眠になり目覚めが悪い

昼寝は椅子がオススメ!?

布団で寝ると熟睡しがち→椅子での窮屈な姿勢が良い

■ 献血で血圧高めの体質が改善される!?

分過剰になりすぎると、動脈硬化が進行。

鉄を抑えると、動脈硬化が抑えられるので、高血圧・心臓病を防げる。

鉄分除去に手っ取り早いのが献血

体重50kg以上で男3か月 女4か月に1回→400ccの献血可能

(血圧がかなり高い時には献血出来ない事も)

■ 納豆に含まれるスペルミジンは長寿の源!?

タラの白子・貝柱・キノコ→スペルミジンが含まれている

 

■ 良い遺伝子のオンと悪い遺伝子のオフが体質改善の要!?

良いことをすると、良い遺伝子にスイッチを入れる。

もっと良いことをすると、悪い遺伝子のスイッチを止める。

体質改善はどの遺伝子を働かせるかがポイント

遺伝子パターンは人それぞれ違う→その方法は試行錯誤が必要

 

■ 蜂に刺されアレルギー体質が改善した人もいた!?

蜂に刺されたショック→アレルギーに関わる遺伝子を変えた可能性が







本当に朝食にドーナツとコーヒーが適しているのか?




■本当に朝食にドーナツとコーヒーが適しているのか?

Coffee

by Max Braun(画像:Creative Commons)

朝食にドーナツとコーヒーが適している化学的な理由

(2010/10/19、ライフハッカー)

糖分の足りない朝食だと血糖値が上がらず、脳に栄養が足りていないのです。

朝起きると、前日の夜ご飯を食べてから、かなりの時間が経過しているので、血糖値は下がっています。

脳の何十億という神経細胞には、常にグルコースという糖分の安定供給が必要です。

神経細胞は、糖分が欠乏するとたった数分で死んでしまいます。

最後の食事から時間が経って、お腹が空いたり甘い物が食べたくなるのは、神経細胞が糖分不足のアラートを出しているのです。

今回の記事は、朝食と脳との関係です。

朝は夕食からかなりの時間が経過しているので、血糖値が不足しており、神経細胞は糖分を必要としているそうです。

では、脳はなぜ糖分を必要としているのでしょうか。

脳内で、糖分はアセチルコリンという、とても重要な神経伝達物質を生成します。

アセチルコリンは、学習や記憶、情緒や気分の安定、身体のコントロールなどを助ける物質です。

アセチルコリンは、食事から摂取されたコリンという物質から作られます。

コリンは、レシチンという成分から得ることができます。

そしてレシチンは、チョコレートやカップケーキ、ドーナツなどの焼き菓子に多く含まれています

ですから、朝食にチョコドーナツを食べると、朝から脳の栄養補給がしっかりとでき、落ち着いてじっくりと仕事や勉強に励むことができます。

卵やベーコンの朝食でも栄養は十分な気がしますが、脳にとってはアセチルコリンが足りず、栄養不足なのです。

脳内では学習や記憶、情緒や気分の安定、身体のコントロールなどを助ける物質であるアセチルコリンという神経伝達物質を作っており、朝食に糖分が足りないと落ち着いた気持ちになれないということみたいです。

日中、仕事をしたり勉強したりしながら、脳内ではコリンや糖分を使って、アセチルコリンが生成され続けています。

しかし、時間が経つにつれて注意力は散漫になっていき、段々とやる気がなくなっていきます。

昼間に脳を使い続けていると、今度はアデノシンという別の神経伝達物質が増え始め、それが徐々にアセチルコリンを抑制し始めます

アデノシンのせいで、集中力がなくなったり、眠くなったりするのです。

こんな時に飲むと効果的なのがコーヒーです。

コーヒーに含まれるカフェインが、アデノシンの活動を抑え、アセチルコリンを助けます

そして、再び集中力や記憶力を取り戻すことができるのです。

眠くなったらコーヒーを飲むというのは、化学的にも理に適ったことなのです。

脳を使い続けているとアセチルコリンを抑制するアデノシンという神経物質が増え、集中力がなくなったり、眠くなったりするそうです。

コーヒーには、アデノシンの活動を抑え、アセチルコリンの働きを助けるカフェインが含まれており、コーヒーを飲むことで集中力を取り戻すことができるそうです。




ところで、この記事では、脳の栄養補給という視点から朝食を見ていますが、視点を少し変えてみると、話は変わってきます。

例えば、「体温を上げる」という視点から見てみます。

朝の「体温」が能率左右

卵などのたんぱく質と、脳のエネルギー源になる炭水化物、それに野菜の組み合わせが最も脳に良い朝食だという。

肝臓の働きを高める「卵」

早稲田大学スポーツ科学学術院の鈴木正成教授は、「食べ物を食べると消化や吸収の過程でエネルギーが熱に変わる。その割合がたんぱく質では30%に上る。脂肪の4%、炭水化物の10%に比べて高い」と話す。

つまり、朝、卵をとれば眠っている間に下がった体温を上げ、午前中から活発にすごせるというわけ。

朝から活発に過ごすためには、食事は欠かせませんが、たんぱく質は、エネルギーの3割が熱に変わるので、体温が上がり、より活発に動くことができるようになるようです。

先程の記事では、朝食には、卵やベーコンの食事よりもチョコドーナッツという話になっていますが、体温を上げて効率を上げるという観点から見ると、やはりたんぱく質(卵など)を摂る必要があります。

どんな視点から見ているかによって、みえてくるものが違ってくる良い例ですね。

もう1つ、血糖値を安定させるという点で朝食を食べるというのは大事なのだそうです。

糖尿病になりにくい県ナンバーワン愛知県の食習慣から学ぶ糖尿病予防の方法|赤味噌(メラノイジン)・アサリ(マグネシウム)・喫茶店のモーニング(セカンドミール効果)|#サタプラによれば、朝食を食べることで、昼食時以降の血糖値に影響を及ぼすという「セカンドミール効果」が糖尿病予防のカギになるそうです。

「セカンドミール効果」とは、朝食(ファーストミール)を食べることで昼食以降(セカンドミール)の食後高血糖を上がりにくくしてくれる効果なのだそうです。

朝食を抜くということは、前日の夜の食事から何も食べていない状態が昼まで続くことになり、そのことによって、小腸が糖分を積極的に吸収してしまい、食後に血糖値が上がりやすくなるそうです。

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