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YouTubeのアルゴリズムを攻略すると考えるよりも大事なことは「視聴者の好み」を知ること!




YouTubeのアルゴリズムを攻略すると考えるよりも大事なことは「視聴者の好み」を知ること!
YouTubeのアルゴリズムを攻略すると考えるよりも大事なことは「視聴者の好み」を知ること!

チェイスチャペル|unsplash

「キリンビールお客様主語のマーケティング改革」について考える!お客様主語は具体的にどうやったらいいの?
「キリンビールお客様主語のマーケティング改革」について考える!お客様主語は具体的にどうやったらいいの?

粘土銀行|unsplash

YouTubeクリエイターをやっている人の中には「YouTubeを攻略するためにアルゴリズムを知らなくては!」と考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、YouTubeクリエイターアカデミーでは次のように言っています。

クリエイターの皆さんは、アルゴリズムの好き嫌いではなく、視聴者の好みを重視してください。視聴者が見たいものを作っていれば、アルゴリズムは後からついてきます。では、視聴者はどのような動画を好み、あなたのチャンネルをどのくらいの頻度で訪れているのでしょうか。こうした疑問の答えは YouTube アナリティクスで見つかります。

YouTubeは、YouTubeのアルゴリズムの好き嫌いを考えるのではなく、視聴者がどんな動画を見て、反対にどんな動画を見ていないかなど視聴者の好みを知ることが大事であり、視聴者が見たいものを作っていれば、おのずとアルゴリズムがついてくるといっているんですね。

このことは結局のところ、「お客様主語」のマーケティングをしようということではないでしょうか?

「キリンビールお客様主語のマーケティング改革」について考える!お客様主語は具体的にどうやったらいいの?を参考にして、クリエイターに合わせてまとめてみます。

視聴者を理解し、クリエイター都合(事情・時間)ではなく視聴者を判断軸に置くこと、チャンネルのクオリティを守るため通過ゲートを設け視聴者が好まないだろうという品質の動画は出さないこと、今まで行ってきたことの何が良くて何が失敗だったのか、すべての動画データをつぶさに洗い出し(定量調査)、そして、理想としては視聴者に直接会って、インタビューを行う徹底的な『定性調査』を行ない、クリエイターおよびチャンネルの「本質的な価値は何か」を突き止めること、視聴者の24時間(ライフスタイル)を想像し、視聴者が動画を見る絵を浮かぶまでリサーチすること。

YouTubeチャンネルを運営していると、競合チャンネルの動画が気になることはあると思いますが、競合チャンネルを見て動画を考えていると、視聴者が求めている価値と離れてしまいます。

つまり、いろいろと競合チャンネルの比較・分析をすることはいいですが、最後にはチャンネルの視聴者が何を求めているかに戻る必要があるわけです。

そして、それを続けることが常連さんやリピーターを作り、YouTubeが求める「ファンコミュニティ化」につながるのではないでしょうか?

クリエイター都合でもなく、あてずっぽうでもなく、アナリティクスを見てしっかりと視聴者と向き合う時間を作り、一つ一つ積み上げていくことが、お客様にとって本当に求めていた体験につながっていくのではないでしょうか?

そして、実験も大事だとYouTubeクリエイターアカデミーには書かれています。

クリエイターとして、「チャンネルで何か新しいことをやってみたい」と思うこともあるでしょう。クリエイティブな人にとって、実験はとても大切です。チャンネルを始めるときは、手ごたえを感じるまで、あらゆる種類の動画を自由に試してみるべきでしょう。その後、何か新しいことを試してみたかったら、視聴者からのフィードバックに耳を傾けてみてください。

ここでも大事と書かれているのは視聴者からのフィードバックに耳を傾けること。

新しいチャレンジは視聴者から様々な反応があるでしょう。

失敗することもあるでしょう。

いい動画でもタイミングが早すぎるというときもありますし、そもそも今までの常連の視聴者との好みとはかけ離れた動画の可能性もあります。

しっかりと視聴者がどういうメッセージを返しているのかを受け取っていきたいですね。







何も装着しないで睡眠をモニタリングする方法(AIアルゴリズムを使用して無線信号を分析し測定値を睡眠ステージに変換)を開発|MIT・マサチューセッツ総合病院

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■何も装着しないで睡眠をモニタリングする方法(AIアルゴリズムを使用して無線信号を分析し測定値を睡眠ステージに変換)を開発|MIT・マサチューセッツ総合病院

Zen bedroom

by Isa(画像:Creative Commons)

睡眠をモニタリングする方法として、これまで着衣型ウェアラブルデバイスやFitbitのようなリストバンド型ウェアラブルデバイスを紹介してきました。

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また、睡眠時無呼吸症候群の検査のためには、ポリソムノグラフィー(PSG)という、指先につける機器だけではなく、心電図や脳波、鼻や口の気流測定、いびき音の測定、腹部の動きなどを見るセンサーなどを装着して、一晩休むという検査方法があることも紹介してきました。

今回紹介するのは、MITが開発したワイヤレス、つまり何も装着しないで睡眠をモニタリングする方法です。

New AI algorithm monitors sleep with radio waves Patients with sleep disorders could be studied nonintrusively at home using wireless signals.

(2017/8/6、MIT)

To make it easier to diagnose and study sleep problems, researchers at MIT and Massachusetts General Hospital have devised a new way to monitor sleep stages without sensors attached to the body. Their device uses an advanced artificial intelligence algorithm to analyze the radio signals around the person and translate those measurements into sleep stages: light, deep, or rapid eye movement (REM).

MITとマサチューセッツ総合病院の研究者は、睡眠障害の診断・研究を容易にするために、身体にセンサーを取り付けずに睡眠ステージをモニタリングする方法を開発しました。

デバイスには高度なAIアルゴリズムが使用され、人の周りの無線信号を分析し、その測定値を睡眠ステージ(浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠)に変換します。

Using this approach in tests of 25 healthy volunteers, the researchers found that their technique was about 80 percent accurate, which is comparable to the accuracy of ratings determined by sleep specialists based on EEG measurements.

健康なボランティア25名にこの手法でのテストを行なったところ、80%の正確さで、EEG(脳波:Electroencephalogram)測定に基づく睡眠の専門家によって決定された評価の精度に匹敵するものだったそうです。

“When you think about Parkinson’s, you think about it as a movement disorder, but the disease is also associated with very complex sleep deficiencies, which are not very well understood,” Katabi says.

Katabi教授によれば、パーキンソン病は非常に複雑な睡眠障害と関連していると考えられるそうで、このシステムを使用して、パーキンソン病の研究を行う予定なのだそうです。

また、アルツハイマー病や不眠、睡眠時無呼吸症候群のような睡眠障害の研究にも用いることができるそうです。

【関連研究】

WiGait: Measuring Walking Speed with Wireless




■まとめ

MITの研究者は、何も装着しないで睡眠をモニタリングする方法を開発しました。

この仕組みを用いれば、より自然に生体データを計測できると考えられますし、また、睡眠障害に関する研究が研究室から家庭へと移ることにより、研究がますます進むことが期待されます。

Meet the 3rd generation Nest Learning Thermostat

スマートホームのデバイスの一つとしてスマートサーモスタット「Nest」というさまざまなセンサーと人工知能が搭載された温度を調節する装置で、Nestと電化製品との連携によって、室温を快適に保ちながら、節電&省エネもできるというものを以前紹介しましたが、今回MITが開発したワイヤレスで睡眠をモニターできる技術と組み合わせれば、寝室をより快適にするためのデバイスにもなるのではないでしょうか?

RFID Light Bulb: Enabling Ubiquitous Deployment of Interactive RFID Systems

ディズニー研究機関、RFIDリーダー内蔵LED電球を開発–新規インフラ敷設が不要

(2017/8/4、CNET JAPAN)

Walt Disneyの研究機関Disney Researchは、RFIDリーダーやネットワーク通信機能を組み込んだLED電球を開発。電球用ソケットにねじ込んで構築、拡張できるRFIDシステムを提唱した。

また、Disney Researchが開発したRFIDリーダーやネットワーク通信機能を組み込んだLED電球と組み合わせるというアイデアも面白そうです。

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