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東京2020オリンピック「スケートボード」の注目選手の動画まとめ




【目次】

■東京2020オリンピック「スケートボード」の注目選手の動画まとめ

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by Maximum Panda(画像:Creative Commons)

2018平昌オリンピックの熱をそのまま2020年東京オリンピックに向けるために、新競技「スケートボード」の強化指定選手と注目選手の動画をまとめてみたいと思います。

スケートボード|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

スケートボードは「パーク(PARK)」「ストリート(STREET)」の2種に分けて競技を行います。「パーク」はお椀型のボールや様々な湾曲面を複雑に組み合わせたコースを使用します。「ストリート」は街中に存在するような階段や縁石、斜面や手摺などを模したコースを使用します。

東京五輪に向け、男女各10名の強化指定選手候補が決定!|World Roller Games

◇JRSF強化指定選手候補

◇男子(10名 成績順)
池田大亮(東京都16歳)、白井空良(神奈川県15歳)、根附海龍(静岡県13歳)、小鈴大和(愛知県16歳)、青木勇貴斗(静岡県13歳)、戸倉大鳳(千葉県14歳)、吉川楓(茨城県15歳)、佐川涼(神奈川県17歳)、佐川海斗(神奈川県18歳)、山下京之助(東京都12歳)

◇女子(10名 成績順)
西村碧莉(東京都15歳)、四十住さくら(和歌山県15歳)、小川希花(神奈川県16歳)、藤澤虹々可(神奈川県15歳)、伊佐風椰(神奈川県15歳)、田中ひまり(東京都12歳)、山脇青空(静岡県13歳)、伊佐風秋(神奈川県19歳)、前田日菜(兵庫県12歳)、金森綸花(東京都12歳)

■スケートボードストリート男子

堀米雄斗選手

白井空良選手

白井空良 -世界でたったひとつの技を持つスケーター-【ウワサのHOODSTAR/002】

■スケートボードストリート女子

西村碧莉選手

ムラサキスポーツ契約ライダー西村碧莉スペシャルインタビュー!!

西矢椛選手

2020 ムラサキスポーツ 次世代ガールズスケーター3人娘 チームライダーセッション!!

中山楓奈選手

中山楓奈インタビュー

2017 Damn Am NYC: Finals – Ivan Monteiro, Jake Ilardi, Daisuke Ikeda –SPoT Life

Aori Nishimura wins Women’s Skateboard Street gold | X Games Minneapolis 2017

■スケートボードパーク女子

四十住さくら選手(19歳)が金メダル! 開心那選手(12歳)が史上最年少で銀メダル獲得!(2021/8/4)

四十住さくら選手

四十住さくらさんのストーリー : スケートパークのない小さな町から、世界トップレベルのスケートボーダーになるまで

岡本碧優選手

【アス友】スケートボード・笹岡建介選手、岡本碧優選手 ディレクターズカット版

開心那選手

スケボーで五輪出場をめざす開心那さん

綾瀬はるか meets 和歌山・スケートボード篇 Long Ver.【パナソニック #ビューティフルジャパン 】 #BJ2020

スケボ池慧野巨がV締め、金3銀2で全選手がメダル(2018/8/29、日刊スポーツ)によれば、ストリート男子で池慧野巨(イケケヤキ)選手が金メダルを獲得、ストリート女子で伊佐風椰(イサカヤ)選手が銀メダルを獲得、パーク女子で四十住さくら(ヨソズミサクラ)選手が金メダルを獲得し伊佐風椰(イサカヤ)選手が銀メダルを獲得、パーク男子で笹岡建介(ササオカケンスケ)選手が金メダルを獲得しました。

Keyaki Ike – Return of Kinetics 2018

【参考リンク】




●メディアが注目している選手

スノーボードハーフパイプで活躍している平野歩夢選手とショーン・ホワイト選手が東京オリンピックを目指すと発言していることから、メディアの注目が高まっています。

【NHK】平野歩夢が2大会連続銀メダル!! スノーボード男子ハーフパイプ決勝<ピョンチャン>

【NHK】ショーン・ホワイト3回目の金! スノーボード男子ハーフパイプ決勝<ピョンチャン>

平野歩夢選手のスケボー_in NIXSスポーツアカデミー(富山)

Ayumu Hirano – what to do with boy like you

Shaun White – Skateboard Vert Finals Super Jam Run 4

X Games 17: Shaun White takes Gold in Skateboard Vert Final

SLS Street League skateboarding London Pro Open Finals (Yuto Horigome, Nyjah Huston, Vincent Milou)

19歳スケボー堀米雄斗が日本人初V「夢かなった」

(2018/5/29、日刊スポーツ)

SLSは20年東京オリンピックで実施されるストリート種目の世界トップレベルのコンテストで、ランク上位選手に東京五輪出場資格が与えられる可能性もある。

堀米雄斗選手が世界最高峰のストリートリーグ(SLS)で日本人初優勝を果たしました。




【関連記事】




東京2020オリンピック「スポーツクライミング」の注目選手の動画まとめ




■東京2020オリンピック「スポーツクライミング」の注目選手の動画まとめ

Master de Bouldering

by Red CreaDeporte(画像:Creative Commons)

2018平昌オリンピックの熱をそのまま2020年東京オリンピックに向けるために、新競技「スポーツクライミング」の注目選手の動画をまとめてみたいと思います。

スポーツクライミング|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

スポーツクライミングは3つの種目(リード・ボルダリング・スピード)の複合種目として実施されます。

リードはロープで安全が確保された選手が12メートルを超える高さの壁に設定されたコースを登り、制限時間内での到達高度を競う種目です。

ボルダリングは高さ5メートル以下の壁に設定された複数のコースを、制限時間内にいくつ登れたかを競う種目です。

各コースとも制限時間内であれば複数回トライできるため、少ない回数で登ることも重要となります。

スピードは高さ15メートルの壁に設定された、予めホールドの配置が周知された同一条件のルートを駆け登るタイムを、コンマ数秒まで競い合うスプリント種目です。

IFSC Climbing World Cup Nanjing 2017 – Bouldering – Finals – Men/Women

第1期 JMSCA オリンピック強化選手決定|公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会で紹介されている強化指定選手からまとめてみます。




●女子

伊藤 ふたば

TVCM岩手・スポーツクライミング篇 やると決めたら、ブレない。【パナソニック #ビューティフルジャパン 】 #BJ2020

尾上 彩

谷井 菜月

東京五輪を狙うスポーツクライミングの谷井菜月

野口 啓代

大和証券グループ本社 たどり着けない場所などない(野口啓代氏)

メイキング動画 野口啓代氏

野中 生萌

偉大なる小さな一歩ドキュメンタリー映像(野中生萌編)

森 秋彩

●男子

緒方 良行

IFSC Youth World Championships Innsbruck 2017 – Juniors Bouldering Finals Highlights

緒方良行~スポーツクライミング~『東京2020 100の物語』

是永 敬一郎

【参考リンク】

楢﨑 智亜

auクライミング「Invisible Wall」篇

楢﨑 明智

藤井 快

●メディアが注目している選手

白石 阿島

Climber Ashima Shiraishi makes her world debut! / 14歳の天才クライマー・白石阿島の世界デビューに密着!

Ashima Shiraishi: A Strong Mind

YouTubeで「白石 阿島」「Shiraishi Ashima」と検索するとたくさんの動画が紹介されており、注目度ではトップレベルといえそうです。

大田理裟

花王 ビオレUV アスリズム #i_am_athlizm 大田理裟篇 動画広告

大場美和

プロクライマー大場美和は、何度も落ちてまた登る。「ダメだ、と思ってやったら絶対に最後の一手は取れません!」

西野カナ 「Girls」×クライマー 大場美和(おおばみわ)







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#eSports(#eスポーツ)とは?#オリンピック の種目になる可能性!?#プロゲーマー の年収・賞金はいくら?|世界最大規模の対戦格闘ゲーム大会「EVO Japan 2018」




■#eSports(#eスポーツ)とは?#オリンピック の種目になる可能性!?#プロゲーマー の年収・賞金はいくら?|世界最大規模の対戦格闘ゲーム大会「EVO Japan 2018」

参考画像:EVO Japan 2018: Official Launch Trailer

皆さま 「eスポーツ」という言葉 ご存知でしょうか。 最近メディアでも ちらほらと取り上げられ ていますが… 超簡単に解釈して 説明するとゲームも スポーツということです。 2022年アジア大会では 正式種目にもなっています。 今月末に 「evo japan」 という格闘ゲーム国内最大級の eスポーツの大会が行われ そこでスポーツキャスターとして 私も参戦してきます! ゲーム歴20年以上ですが 格ゲーには一切触れてきませんでした。 プレイしてみて 世界一向いていない ジャンルだと痛感しております笑 そんな私ですが 爪跡を残さなくては…頑張ります! タイトルは「ストリートファイターⅤ」 使用キャラはRYU! スタッフ陣と戦いますが 容赦なく負けて涙目です。 みんなして私のやる気を 根こそぎ奪っていきます。 #esports #eスポーツ #evo #evojapan #格闘ゲーム #格ゲー #ストリートファイターⅴ #これも仕事 #負けると凹むし #画質悪かったのでやり直し #何回もすみません #騒がしくてすみません #普段はもう少し大人しいです

A post shared by 宇内梨沙 うないりさ(TBSアナウンサー) (@risaunai) on

esportsがテレビ番組で取り上げられる機会が増えているように感じます。

2017年11月22日放送の『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』(日本テレビ系)では日本人プロゲーマー・ときどさんを通じてesportsについてわかりやすく紹介されていて、esportsに関心を持った方が増えたように感じます。(私もそのうちの一人)

BS1スペシャル「サムライゲーマー~賞金5億円 世界に挑む若者たち~」(2017/12/9、NHKBS1)では、5人でチームを組んで対戦するオンラインゲームの世界大会(賞金総額5億円)に参加するプロゲーマーがどのように過ごしているかを密着していました。

世界一のプロゲーマー「ときど」に『笑ってコラえて』が密着 eスポーツに注目高まる

(2017/11/23、しらべぇ)

欧米やアジアでは、eスポーツは賞金総額10億円の「世界大会」も開催されるメジャーな競技。年収1億円を超えるプロゲーマーも存在するなど、憧れの職業のひとつに挙げられることも珍しくない。

esportsはアメリカやヨーロッパ、アジアで世界大会が開催されており、プロゲーマーの中には年収1億円を超える人もいるそうですが、日本ではその認知度は低いそうです。

テレビの「eスポーツ」番組、アメリカで急速に拡大:1年で約3倍の視聴者を獲得

(2016/8/31、digiday)

「イーリーグ(ELEAGUE)」と名付けられたこのリーグでは、24のチームが総額120万ドル(約1億2000万円)の賞金を目指して競い合う。試合の様子は、ゲームに特化したライブストリーミング配信プラットフォームのツイッチ(Twitch)でライブ配信されるほか、ターナー・ブロードキャスティング・システム(Turner Broadcasting System、以下TBS)が、週1回テレビ放映している。

2016年の時点で賞金1億円の「eスポーツ」番組が行なわれており、その様子をTwitchでライブ配信を行なっているそうです。

esportsの日本における今後の普及に関しては、ゲーム観戦者が増えていくことが必要になりますが、ゲーム実況を楽しんでいる人や先日のテレビ番組の放送で関心を持った人たちが多いことなどを考えると、自然に増えていくことが予想されます。

また、アジア競技大会にesportsが正式種目として選ばれたことや2024年のパリ五輪、2028年のロサンゼルス五輪でeSportsが正式競技になる可能性があり、イベントごとに注目度が上がってくることでしょう。

2018年はe-Sportsにとって決定的な年になる? 今後の可能性とは【TGS2017】(2017/9/23、電撃オンライン)で紹介されているオランダのゲーム市場調査会社“NEWZOO”でマーケットアナリストを務めるピーター・ヴァン・デン・ハーベルによれば、

TVや映画、インターネットといった、世界的な大手メディア企業が、e-Sportsに参入してくることが予想される

そうです。

実際に、e-Sports大会「EVO Japan 2018」の配信も生中継されるというニュースが出たところです。

【参考リンク】

世界最大規模の対戦格闘ゲーム大会「EVO Japan 2018」 2018年1月26日(金)~28日(日)開催予定

(2017/3/16、EVO Japan実行委員会LLPプレスリリース)

Evolution Championship Seriesは、世界中から集結したプレイヤー達が、格闘ゲームの頂点をかけて競い合う世界最大級の格闘ゲーム大会です。
EVOは、1995年から20年以上にわたって開催されており、昨年2016年にアメリカ・ラスベガスで開催されたEVO 2016には、のべ1万人を超えるプレイヤーが参戦しました。Twitchでの同時最大視聴者数は23万人を記録。また、決勝の模様はアメリカのスポーツ専門チャンネルであるESPN2でも放映され、いまや全世界が注目するゲームイベントとなっています。
日本においても注目度は高く、日本からのネット視聴アクセス数は、全世界で2番目となる、140万アカウント以上にも及びます。

2018年1月26日(金)から28日(日)までの3日間にわたり日本大会「Evolution Championship Series:Japan 2018」(EVO Japan 2018)が開催されます。

EVO Japan 2018: Official Launch Trailer

大会メインゲームタイトルは7タイトル(「鉄拳7」「GUILTY GEAR Xrd REV 2」「THE KING OF FIGHTERS XIV」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」「ARMS」「ストリートファイターV」)です。

eスポーツ普及へ、日本が「後れ取るわけにいかない」-河村議連会長

(2018/1/19、Bloomberg)

パリ五輪が開催される2024年を念頭に、今後6年以内に日本で数万人規模の国際大会が開催できるよう環境整備を図るという。

超党派のオンラインゲーム・eスポーツ議員連盟で会長を務める自民党の河村建夫衆院議員はeスポーツ普及のために法整備を進めていく考えを示したそうです。

例えば賞金額。海外では最高で200万ドル(約2.2億円)以上の大会も珍しくない。日本では景品表示法による規制があり、現在主流となっているゲーム会社主催の大会賞金を事実上10万円程度に制限している。

プレーヤーの活動舞台となるeスポーツカフェの営業時間をゲームセンターと同様に制限する風俗営業法も普及のネックになる。

地域を限定して景品表示法による賞金額の規制や営業時間を制限する風俗営業法の規制を緩和する「eスポーツ特区」も検討していく考えもあるそうです。

■eSports(eスポーツ)プロライセンス発行手数料

ストリートファイター-闘会議2018によれば、プロライセンスの発行手数料は5000円、ジュニアライセンスの場合は3000円と紹介されています。

【参考リンク】







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【#攻殻機動隊】義体化は脳や心に影響を及ぼす?|パラリンピック選手(パラアスリート)の方がオリンピック選手より人気が出るようになる!?

Ghost in the Shell #stopacta

by tangi bertin(画像:Creative Commons)




■義体化は脳や心にどのような影響を及ぼす?

「予言書」として読んではいけない稲見昌彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)|「攻殻機動隊」をめぐる5つの考察

(2017/4/6、WIRED)

「攻殻」では、身体を義体に置き換えるべきか、身体を拡張していくのか、物語のなかでも議論されています。

<中略>

「攻殻」のなかでも、素子の義体が変わったときに、「違和感を感じる」という言い方をしています。これは自分の身体像が変わることが、心=ゴーストに影響するかもしれないということを示唆しています。

稲見昌彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)による攻殻機動隊に対する考察によれば、義体(身体像)が変わることにより、心に変化が起こるのではないかということについて書かれています。

攻殻機動隊の話では義体により心に影響が出るかもしれないということでしたが、義手・義足・義体に付け替えた場合、脳にも影響が出てくるかもしれません。

もしかすると、私たちの脳は、私たちの体のスペックに合わせて出来ていて、義体化するとその体に合わせて脳も変化していくのかもしれません。

例えば、今までよりも手足の動きが速くなったり、より正確になったり、さらには指・手・足の本数が追加された場合、人間の脳が変化して新しい感覚を得るようになるかもしれません。

人間は「感覚追加」を行うことで新しい世界を見ることができるかもしれない!?|デイヴィッド・イーグルマン「人間に新たな感覚を作り出すことは可能か?」よりによれば、デイヴィッド・イーグルマンは新しい感覚の追加について研究しています。

「<インターネット>の次に来るもの 未来を決める12の法則」(著:ケヴィン・ケリー)

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

テキサスにあるベイラー医科大学の神経学者デビッド・イーグルマンは、ある感覚をほかの感覚に翻訳する超スマートなウェアラブルベストを発明した。その感覚置換ベスト[Sensory Substitution Vest]は、中に入った極小マイクが拾った音を網目状の振動に変換して、それを着ている聾啞者が感じることができるようにした。何か月かかけて訓練すれば、聾啞者の脳が再構成され、ベストの振動を音として聞くようになる。つまりインタラクティブな服を着れば聾唖者は音を聞けるのだ。

聾啞者(ろうあしゃ)とは、耳が聞こえず言葉を発声できないことをいいますが、マイクが拾った音を振動に変換する感覚置換ベストを着て訓練を行うと、振動を音として感じることができるようになるそうです。

The VEST: A Sensory Substitution Neuroscience Project (Kickstarter Preview)

「<インターネット>の次に来るもの 未来を決める12の法則」(著:ケヴィン・ケリー)ではテクノロジーによって新たな感覚を身に着けたケースを紹介されています。

ある方角を示すと振動するベルトを着けることによって、位置情報の知覚を身に着けたケースです。

ベルトの北の方向を向いている部分が常に振動するようにしたのだ。ベルトを着けていると、北の方角を腰で感じられる。ウドが北を指すそのベルトを1週間もしないうちに、「北」という確かな近くを持つようになった。

<中略>

何週間かすると、さらに高度な位置情報の近くが加わり、街のどこにいるのかが、まるで地図が頭の中にあるかのように分かるようになった。ここにきて、デジタル・トラッキングによる定量化が、まったく新しい身体感覚に取り込まれたのだ。

電子アイをつけたNeil Harbissonさんは、色覚異常で色が認識できなかったのですが、カラーセンサーで色の周波数を認識し、頭の後ろにあるチップに送って、骨伝導で色を聴くことができるようになったそうです。

Neil Harbisson: I listen to color

今では人間の視覚と同じカラーホイールのすべての角度、つまり360色を認識できるようになったそうです。

さらには、人間の目では認識できない色である赤外線・紫外線を認識できるようになったそうです。

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逆のケースとして、道具(テクノロジー)によって、体に悪影響を及ぼす可能性があるという例も紹介します。

度数が合っていないメガネを着けていると、物忘れがひどくなる(健忘症になってしまう)!?によれば、満倉靖恵さんは生体信号・脳波の研究をされているのですが、目の情報は脳波に大きな影響があり、合っていないメガネを付け続けると、脳に負担がかかってしまい、場合によっては健忘症につながるのだそうです。

つまり、このことからは、テクノロジーの影響(≒義体化)によって脳には良くも悪くも影響を及ぼす可能性があることを示す一つの例とも考えることができます。

ザッカーバーグ夫妻、人類の病気を予防・治療するプロジェクトで30億ドルを投資でも紹介しましたが、顕微鏡や望遠鏡のような新しいツールが発明されたことによって世界は新しい発見をしてきました。

人間は見えないものを見えるようにしたことで次々と新しい発見をしています。

顕微鏡が発明されたことで、医学が進歩したように。

天体望遠鏡が進歩されたことで、宇宙に新しい発見があったように。

つまり、見えていなかった世界が見えるようになる道具が発明されることによって科学は進歩してきたといえるのです。

ピアノの進化がベートーヴェンの音楽に変化を与えた|テクノロジーがアートを進化させるで紹介した2015年12月27日放送のBSフジ「辻井伸行×オーストリア」の中で、ピアノの進化によって、4オクターブから5オクターブ出せるようになったことで、ベートーヴェンの音楽に変化を与えたというエピソードがありましたが、これは、ピアノという道具が進化することによって、音楽が進化をしたといえるのではないでしょうか。

同様のことは絵画においても起きています。

グラフィックアートの新たな可能性を探る 森俊夫教授 京都文教大学

実は、アートと技術革新は非常に密接な関係を持っています。例えば、屋外に出ての写生が可能となったのは、「絵の具を入れるためのチューブ」が開発されたから。絵の具が乾くことなく持ち運べるようになったことで、印象派と呼ばれる画家たちの作品も生まれたのです。

絵の具を入れるためのチューブが開発されたことによって、絵の具を持ち運びできるようになり、屋外に出ての写生が可能になったのです。

人間と機械が一体化するようになると、今まで感じることができなかったものが感じられるようになり、また世界は新しいものを見て、創り出すことができるようになるかもしれません。

「攻殻機動隊 S.A.C.から15年。世界はどう変わったか?」神山監督x塚本教授x井上室長が今と未来を語る攻殻ブレスト(1)

(2015/12/16、攻殻機動隊REALIZE PROJECT)

攻殻機動隊のなかでは、そんなに全部は描けなかったんですけど、パラリンピック選手でバトーが憧れているボクサーが出てくるお話があるんですけど。あの世界のなかではもはやエンターテインメントとしてはオリンピックよりもパラリンピックのほうが人気を博しているという設定なんですね。もはやそれは、義体メーカーのスペックを競うプラス、それを電脳を介しながらさらにうまく動かせるという、F1ドライバーに近いのかな、そんなイメージでとらえていて。

通常のオリンピックよりも記録も伸びるし、ダイナミックだし、そこにさらに義体メーカーだったりとか、それを使っていく経過だったりっていうバックストーリーも出てくるから、おそらくそっちの人気が出るだろうという話を開発当時もしてたんです。

パラリンピックの選手のほうがオリンピックの選手の成績を上回るかもしれないという現実が起こりつつあります。

そんな時代には健常者・障害者と分ける必要がなくなってくるのではないでしょうか?