by Gareth Williams(画像:Creative Commons)
(2010/2/27、東京ウォーカー)
2009年は、皇居ランを始めとする空前のランニングブームだった。
今週末行われる東京マラソンでも、参加希望者の倍率が8.9倍と高倍率だったほか、女性誌でランニング特集が組まれ、オシャレなランニングウエアを着た女性ランナーも増え続けている。
理由は“痩せたい”“健康になりたい”などさまざまだが、一方で慣れない運動に体を壊す人も増えているという。
ランニング・ジョギング・マラソンと呼び方はたくさんありますが、走ることがブームになっており、長く続いていますよね。
しかし、記事によれば、走ることによって、体をこわす人も増えているそうです。
なぜ、体を壊しているのでしょうか。
「特に女性ですが、ダイエット目的で節食をされた方は、骨密度や体の筋肉量が低くなりがち。
その状態の人が急にランニングを始めることで、膝や腰を痛める例も多くあります。
走る前に自分の筋肉量を把握することが重要ですね」。
女性の中には、ダイエット目的で食事を減らしているために、骨密度や筋肉量が低くなっている人がおり、そうした状態でいきなりランニングを始めると、膝や腰など体を痛めることがあるそうです。
また、車の通行量が多いところで走っていることが体に影響を与えることもあるそうです。
また、平日の夜18時~21時に約4500人が走っている(※千代田区調べ)人気の皇居ランには、こんな落とし穴も。
「皇居周辺は、車の通行が多いため大量の排気ガスが出ています。
排気ガスと紫外線、それにランニングによる激しい運動で、体には活性酸素が発生するんです。
活性酸素とは、酸化ストレスと言われ、いわゆる“さび”と呼ばれる体のストレスダメージ度。
そのストレスに対抗する“抗酸化力”が備わっていないと、ランニングをしたことで逆に健康を損なってしまうんです」。
急にランニングをはじめずに、徐々に体が運動に慣れるようにしていくことやランニングをする場所を考えた方がよいようですね。
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