by Dubravko Sorić(画像:Creative Commons)
> 健康・美容チェック > 高血圧 > 血圧が高い > NYのレストランで「塩使用禁止法案」提出
(2010/3/13、サーチナニュース)
Telegraghなどの海外ニュースサイトによると、ニューヨークのレストランで、塩を使って料理をすると店主に罰金1,000ドル(約90,000円)を科せるという法案が提出されたと報じている。
ニューヨークはすでに公共区域で全面禁煙が実施されている。
塩の禁止に関しては、レストラン関係者から反発の声が挙がっているという。
この法案を提出したのは、ニューヨーク市議のフェリックス・オルティス議員。オルティス議員によれば「塩を制限すれば、生活習慣病(糖尿病・高血圧・がんなど生活との関わりの強い病気)で死亡する人を、最大10万人減らすことが出来る」と語る。
ニューヨーカーの約150万人が高血圧に悩まされている。
この現状を打破したい考えだ。
マイケル・ブルームバーグ市長は「すでに公共区域での喫煙は禁止した。
レストランでは、メニューにカロリーの記載をするように義務付けている。
塩を制限すれば、高血圧に悩む人たちの救済になるはずだ」とオルティス議員の考えを支持。
さらに市長は、将来的に甘味の含まれた炭酸飲料にも、新しい税金を導入したいと考えているとのことだ。
今回の議会では、レストランの塩全面禁止法案は見送ることとなったそうですが、ニューヨークでは、市民の健康問題と医療費の増加による財政赤字を解消するために、様々な法案を提出しているようです。
・レストランなどの公共区域での全面禁煙
・レストランのメニューにカロリーを記載するように義務付け
・炭酸飲料税
・レストランでの塩使用禁止