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■ペットボトル症候群に注意|大量に清涼飲料水を摂取すると、急性の糖尿病のような症状が出ることがある!?
ペットボトル症候群に注意「絶えず糖分意識して」
(2011/7/12、産経新聞)
ペットボトル症候群の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトーシス」。
継続して大量にジュースなどの清涼飲料水を摂取することで、血糖値が上昇。
血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまう。
インスリンが欠乏するとブドウ糖をエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解する。
その際に「ケトン体」と呼ばれる代謝成分が増え、血液が酸性に傾く。
「意識がもうろうとしたり、倦怠(けんたい)感があったり。
昏睡(こんすい)状態に陥ることがあります」と、大阪府内科医会会長で、ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)の福田正博医師は説明する。
「ペットボトル症候群(ソフトドリンク・ケトーシス)」は、大量に清涼飲料水を摂取することで血糖値が上昇し、インスリンの働きが一時的に低下してしまい、「ケトン体」が増え、血液が酸性に傾き、意識朦朧・倦怠感・昏睡状態に陥ることがあるそうです。
大量に清涼飲料水を摂取することで、急性の糖尿病のような症状が出ることがあるそうです。
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熱中症にならないよう水分補給を忘れずにと思って、清涼飲料水を大量に飲んでいる人は要注意ですね。
福田医師によると、インスリンの投与などの治療によって、症状は比較的早期に治まるケースが多い。
しかし、注意が必要なのは肥満体型の人。
糖尿病予備軍と呼ばれる人たちはインスリンの働きが悪く、よりリスクが高まるという。
注意が必要なのは、糖尿病予備軍の人。
糖尿病予備群の人は、お茶など糖分の入っていない飲み物を利用するなどしていきたいですね。
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