> 健康・美容チェック > 肝臓 > 肝臓の病気 > 脂肪肝 > ホタルイカを食べると脂肪肝が改善する!?|富山短大
■ホタルイカを食べると脂肪肝が改善する!?|富山短大
by sodai gomi(画像:Creative Commons)
ホタルイカで脂肪肝改善 富山短大 ラットで実証
(2012/3/27、中日新聞)
富山短大の竹内弘幸准教授の研究グループによれば、ホタルイカを食べると脂肪肝が改善する効果があることがわかったそうです。
→ 脂肪肝 について詳しくはこちら
どのような実験でわかったのでしょうか?
生後四週間のラット二十一匹を使って実験。通常の餌と、ホタルイカの粉末を5%混ぜた餌、スルメイカの粉末を5%混ぜた餌の三種類を、三グループに分けたラットに二週間与え続け、血液と肝臓を採取した。
ホタルイカを食べたグループは、通常の餌のグループに比べて血液中のコレステロール濃度が平均で二割、肝臓の中性脂肪量が三割少なかった。
イカは脂質を下げる成分タウリンを含むが、スルメイカのグループは通常の餌のグループに比べてそれぞれの値が一割ほど減少するだけにとどまった。
イカは脂質を下げる成分として注目されているタウリンを含みますが、今回の実験(ラットによる実験)では、スルメイカに比べてホタルイカを食べたグループのほうが、血中コレステロールの濃度が平均2割、肝臓の中性脂肪量が3割少ないという結果が出たというのがポイントです。
つまり、ホタルイカには脂肪肝を改善する特有の成分があるのではないかということが期待できるということです。
脂肪肝は、中性脂肪やコレステロールがたまった肝臓のことで、生活習慣病を起こす恐れがあるとされる。
ホタルイカを食べたラットの遺伝子を解析すると、脂肪をつくるように促す遺伝子の働きが抑えられていたことも分かった。
ホタルイカによって、生活習慣病予防ができるようになるかもしれませんね。
→ ホタルイカが脂肪肝に効く-富山短大教授ら 実験結果発表 について詳しくはこちら
【関連ワード】
続きを読む ホタルイカを食べると脂肪肝が改善する!?|富山短大