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インフル・新型コロナ・マイコプラズマ肺炎の3つの同時流行「トリプルデミック」に警戒!熱の出ないインフルエンザに注意!




「マイコプラズマ肺炎」だけじゃない 3つ同時流行“トリプルデミック”注意では、「インフルエンザ」「新型コロナウイルス」に加えて「マイコプラズマ肺炎」と3つが同時流行するトリプルデミックが懸念されているという記事です。

コロナ対策で感染症への対策がコロナ前から比べると上がっているはずなのになぜでしょうか?

なぜマイコプラズマ肺炎と手足口病の患者数が増加しているの?新型コロナウイルスと関係あるの?でも紹介しましたが、感染症であるマイコプラズマ肺炎と手足口病ともにコロナ期間中は患者が増えていませんでした。

新型コロナウイルスの感染拡大で、社会全体で感染予防対策が行われたことにより、マイコプラズマ肺炎や手足口病の感染予防対策もできていたと考えられます。

しかし、現在マイコプラズマ肺炎は患者が急増しています。

「インフルエンザ」「新型コロナウイルス」「マイコプラズマ肺炎」による「トリプルデミック」を予防するためにも改めて「石けんでしっかりと手洗いをする」「マスクする」という基本的な感染症対策をやっていきましょう!

また今回の記事によれば、熱のでないインフルエンザの人もいるため、知らない間に人にうつしてしまう可能性もあります。

熱が出ないからといって安心ではなく、熱は出ていないけど体調に違和感があるという方は早めに病院で診てもらってくださいね。







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なぜマイコプラズマ肺炎と手足口病の患者数が増加しているの?新型コロナウイルスと関係あるの?




ニュースを見ているとマイコプラズマ肺炎と手足口病の患者数の増加が話題になっています。

■マイコプラズマ肺炎

【速報】「マイコプラズマ肺炎」全国の患者数が2週連続で過去最多更新 1医療機関あたりの患者数「1.94人」 手足口病も「警報レベル」超(2024年10月15日、TBS)によれば、発熱や長引く咳が特徴の、子どもに多くみられる感染症である「マイコプラズマ肺炎」の全国の患者数が2週連続で過去最多を更新したそうです。

マイコプラズマ肺炎の症状と原因とは?によれば、マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間の微生物が原因。激しいせきと高熱が長引き、髄膜炎や脳炎などを併発する恐れもあり、30歳ぐらいまでの若い年代での発症が多いそうです。

マイコプラズマ感染症(マイコプラズマ肺炎)急増にあたり、その対策について(2024年10月22日、日本呼吸器学会)を参考に、マイコプラズマ肺炎の特徴についてまとめてみます。

  • マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)と呼ばれる菌による呼吸器感染症で、一般的な肺炎と異なり、学童期から成人にみられ、高齢者には少ない感染症です。
  • 発熱、倦怠感、頭痛、咽頭痛などの症状が出始めて、数日後に、咳(せき)が出てきます。せきは、痰を伴うことが少ない乾いたせき(乾性咳嗽とよびます)が特徴で、解熱し
    た後も長く持続することがあり、「長引く頑固なせき」と表現されます。
  • 新型コロナウイルス感染症のように、せきやくしゃみの飛散から感染が拡がる、いわゆる飛沫感染が主です。
  • 飛沫感染しますので、マスク着用、換気、石けんによる手洗いなどの感染予防対策をしましょう。

マイコプラズマ肺炎の定点当たりの報告数の週別推移によれば、2020年から2023年までは激減していたものの、2024年になり、急激に増加し、また夏に急増していることも特徴的です。

■手足口病

Googleトレンドの急上昇ワード「手足口病」について調べてみた!によれば、例年は夏ごろに乳幼児を中心に流行る感染症ですが、2024年は早いうちから流行し始め、全国的に広がっています。

#ナイナイ #矢部浩之 さんもかかった!夏に流行する「手足口病」はどんな病気?|手足口病の症状・原因・予防法を参考に、手足口病の特徴をまとめてみます。

  • 症状としては、口の中や手足などに水ほうができます
  • 乳幼児を中心に夏(例年7月中旬から下旬に掛けてピークになることが多い)に流行
  • 手足口病の予防法としては、感染を防ぐため、排便後やおむつ処理後の手洗いを徹底することみたいですが、治った後や無症状でもウイルスが排せつされることがあり、保育施設や幼稚園での流行を防ぐのは困難なようです。
  • 特効薬はなく、対症療法しかない

手足口病は2019年に大流行して以来患者は増えていませんでした。

つまり、新型コロナウイルスの感染拡大で、社会全体で感染予防対策が行われたことにより、マイコプラズマ肺炎や手足口病の感染予防対策もできていたということではないでしょうか?

マイコプラズマ肺炎や手足口病を予防するためにも改めて「石けんでしっかりと手洗いをする」「マスクする」という基本的な感染症対策をやっていきましょう!







マイコプラズマ肺炎の症状と原因とは?|マイコプラズマ肺炎、急増=過去最多で高止まり

Mycoplasma

by AJ Cann(画像:Creative Commons)




マイコプラズマ肺炎、急増=過去最多で高止まり―被災地も要注意

(2011/9/29、時事通信)

例年、冬に流行するマイコプラズマ肺炎の患者が今夏急増し、高止まりしていることが29日、分かった。

国立感染症研究所(東京)に毎週報告される患者数は6月下旬に過去最多となった後、9月に再び更新。

現在も昨年の2倍で推移している。

東日本大震災の被災地でも増えた県があり、同研究所は早期の受診と手洗いやマスクによる感染防止を呼び掛けている。

<中略>

同研究所の安井良則主任研究官は「通常は夏に増えても秋には減るのに、むしろ増えており注意が必要だ」と指摘する。

例年、冬に流行するマイコプラズマ肺炎の患者が、夏に急増し、過去最多となっているそうです。

対策としては、早期の受診と手洗いやマスクによる感染防止をすることのようです。

感染症に関するニュースを見かける印象がありますが、例年と比べるとどうなのでしょうか。

震災ストレスによって免疫力が低下しているのかもしれないと考えてしまいますが、実際のところ、どうなのでしょうか。

気になるところです。

 

■マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間の微生物が原因。

激しいせきと高熱が長引き、髄膜炎や脳炎などを併発する恐れもある。30歳ぐらいまでの若い年代での発症が多いという。