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がんが世界の死亡原因トップへ、生活習慣(喫煙・肥満)と高齢化社会で




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by i naina _94(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > がん > 2012年に「がん」と診断された人は約86万人|11年よりも1万4000人増加

がんが世界の死亡原因トップへ、生活習慣と高齢化社会で

(2010/3/17、AFPBB)

16日に行われた米医学誌「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」のがん専門版の発表に当たり記者会見した、米国がん協会(American Cancer Society、ACS)の伝染病学者Susan Gapstur氏は、医療の進歩と教育キャンペーンのおかげで、米国ではがんの死亡率はこの20年で約16%減少したと語った。

一方で、米国では2009年には150万人ががんにかかり、56万人が死亡している。

今年には、心疾患を抜いて世界で最も死者数の多い病気になると予測されている。

がんが世界で最も多い死亡原因となるそうです。

■なぜがんが世界で最も死者数の多い病気となっているのか?

理由の1つは、がんは通常55歳以上でかかることが多く、人びとの寿命が延び、社会の高齢化が進むに従い、がんと診断されるリスクが高くなってきていることだ。

2つ目の理由としては、喫煙などの人びとの不健康なライフスタイルが挙げられる。

がんが世界で最も死者数の多い病気となっている理由としては2つ考えられるようです。

1 寿命が延びていること

それまではがんにかかる前になっていた様々な病気になりにくくなり、また医療の進歩で治療ができるようになってきたことにより、寿命が延びています。

寿命が伸びることにより、がんが世界で最も死者数の多い病気となってしまうわけです。

2 喫煙などの不健康なライフスタイル

Gapstur氏は、世界中で喫煙人口が増加していることで「世界的ながんのパンデミック(大流行)」が発生すると指摘。

今年は虚血性心疾患を抜き、世界で最も死亡者数の多い病気となるとしている。

世界中で喫煙人口が増加しているのは驚きですね。

日本では喫煙の健康への悪影響に関する情報が認識されており、また、アメリカ、特にニューヨークでは、レストラン、バー、およびすべての公共施設内では禁煙となっており、禁煙に対して積極的に取り組んでいますよね。

しかし、世界的に見れば喫煙人口が減ることなく増加しているため、がんになる人が増えているようです。

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また、アメリカでは、肥満も問題になっています。

米国人は喫煙以外にも、太りすぎや肥満に要注意しなければいけない。

Gapstur氏も「最新の試算では、米国人は成人の3分の2が太りすぎか肥満だという。

こうした状態はさまざまな種類のがんの原因となる」と指摘している。

実際、米国がん協会によると、米国では毎年、太りすぎや肥満が原因で10万人以上ががんにかかっているという。

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■まとめ

がんが世界で最も死者数の多い病気となっているのは、医療の進歩で治療ができる病気が増え、寿命が延びているからであり、ある意味よいことと言えるのではないでしょうか。

【追記(2016/7/4)】

最近ではがんになるリスクが高くなる原因も分かってきたものが増えてきたことで、がんのリスクを下げることができるようになってきました。

たとえば、胃がんの場合は、ピロリ菌検査・除菌、肝臓がんの場合は、肝炎ウイルス検査などです。

医学が進歩することによって、少しずつがんになる人も減っていくのではないでしょうか。







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喫煙、高血圧、高コレステロールで寿命は10年程度短くなる、英研究報告

Shinagawa Station – Japan

by William Cho(画像:Creative Commons)




喫煙、高血圧、高コレステロールで寿命は10年程度短くなる、英研究報告

(2009/9/18、AFPBB)

喫煙、高血圧、高コレステロール――心臓病リスクを高めるこれらの要因を持つ中高年の男性は、そうでない人と比べて寿命が10年程度短くなる傾向があるという研究結果が、18日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に掲載された。

今回の研究は、

英オックスフォード大学(Oxford University)の研究チームは約1万9000人の男性公務員を対象に調査を実施した。

そうで、最初の調査時に、喫煙・高血圧・高コレステロールの3つの要因を持っていた被験者は、そうでない人に比べて、心疾患の病気で死亡する確率が2~3倍高く、10年ほど寿命が短かったそうです。

喫煙・高血圧・高コレステロールが健康上のリスク要因であるので、元気で長生きしたい方は、ぜひ禁煙を行い、食事の改善を行いましょう。







喫煙者は活動性結核発症のリスクが2倍=台湾研究

喫煙者は活動性結核発症のリスクが2倍=台湾研究

(2009/8/25、ロイター)

喫煙者はたばこを吸ったことがない人と比べ、活動性結核を発症するリスクが2倍であることが、台湾の研究で明らかになった。

記事によれば、喫煙によって抵抗力が落ちるためではないかとのことです。

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男性、喫煙率最低の36% 肥満は5年ぶり減|厚生労働省の2008年「国民健康・栄養調査」

Tyler

by Ashley Webb(画像:Creative Commons)




男性、喫煙率最低の36% 肥満は5年ぶり減、厚労省調査

(2009/11/9、日経ネット)

たばこをやめて、ダイエットも――。

厚生労働省が9日発表した2008年の「国民健康・栄養調査」で、人々の健康志向がくっきり浮かび上がった。

成人の喫煙率は21.8%と健康増進法が施行された6年前より約6ポイント低下。

たばこ増税論議の影響などもあり、“たばこ離れ”は進みそう。

ここ数年進み続けていた男性の肥満傾向にも改善の兆しがみられた。

厚生労働省が発表した2008年「国民健康・栄養調査」によれば、たばこの喫煙率が減少し、また肥満傾向にも改善の兆しがみられるそうです。

健康志向が高まっていることがわかります。

■喫煙率の高さと健康の関係

岩手県、脳卒中の死亡率が全国でワースト1!その原因とは!?によれば、岩手県は脳卒中の死亡率が全国でワースト1なのですが、その原因の一つに喫煙率の高さがあります。

なぜ、青森県が平均寿命最下位なのか?|青森県を長寿県にするための方法とは?によれば、たばこに関しては厚労省の25年の国民生活基礎調査によると、青森県民の喫煙率は男性が40・3%で全国1位、女性は14・3%で同2位と、喫煙率は男女とも高いという結果が出ています。

たばこを吸う人は非喫煙者に比べてがんの再発リスクは2.5倍|山形大によれば、がん経験者でたばこをやめなかった人は、たばこを吸わない人に比べて、がんの発症リスクが約2.5倍になるそうです。

世界一受けたい授業 5月2日|エクオール|健康な血管を作る為の3つの習慣|最新のがん予防法によれば、喫煙は肺がん・食道がん・胃がん・すい臓がん・子宮頸がんのがんの発症リスクを上げるそうです。

■まとめ

タバコは健康に悪影響があることはよく知られていることです。

もし本当は吸いたくないのに習慣として吸っているだけの人は、ぜひその喫煙習慣を辞めてみませんか?

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最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙|WHO報告

sphygmomanometer

by Jasleen Kaur(画像:Creative Commons)

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■最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙|WHO報告

最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙-WHO報告

(2009/10/28、時事通信)

世界保健機関(WHO)は27日、健康を害するリスク要因を分析した報告書を公表した。2004年時点の分析で、死に至るリスクが最も高かったのは高血圧で死者全体の12.8%を占め、喫煙(8.7%)、高血糖値(5.8%)などが続いた。

先進国では喫煙がトップで、高血圧、肥満など心臓疾患やがんにつながる要因が上位を占めた。 

WHOの報告書によると、高血圧が最大の健康リスクだったそうです。

ただし、先進国では、喫煙が最大の健康リスクだったのだそうです。

高血圧対策・禁煙がまず健康を維持する一番の方法といえるかもしれません。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら







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