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なぜ香りで昔の恋人を思い出してしまうのか?その理由とは?

Smelly Sea Lions

by Ludovic Bertron(画像:Creative Commons)




仕事のミスが54%減!?恋愛・仕事に使える香りで脳を操る方法

(2012/2/14、ガウマガジン)

香りは嗅神経によって脳内に伝わり、「大脳辺緑系」という、感情をつかさどる部分を刺激するそうです。

視覚や聴覚といった五感のなかで、嗅覚だけがこの「大脳辺緑系」と直接繋がっています。

匂いが感情を刺激するため、悪臭は人を怒らせ、良い香りは和ませます。

<中略>

また、香りとできごとが結びつき、セットで記憶してしまうというから驚きです。

懐かしい実家の匂いで子どものころを思い出したり、昔の恋人のことを思い出すのはそのためです。

五感の中で嗅覚だけが感情を司る大脳辺縁系を刺激しており、そのため、香りは感情を刺激します。

また、香りは出来事と結びつき、セットで記憶してしまうそうです。

そのため、香りで昔の恋人を思い出してしまうようです。







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Romantic Movie

by b_earth_photos(画像:Creative Commons)

(2014/2/18、DJあおいのお手をはいしゃく)

怖い映画やテレビを観たときの恐怖心を処理する脳の部分と性的興奮を処理する脳の部分は同じなので怖い映画やテレビを好む人はドスケベだと聞いたことがあります

この話は面白い話ですが、残念ながら参考文献として本が紹介されていなかったので、「そうらしいよ」ぐらいにとどめておく必要がありそうです。

ただ、気になったので、少し調べてみたいと思います。

恐怖を感じる脳の部位は、「扁桃体」と呼ばれる部分のようです。

【参考記事】

扁桃体の損傷により「恐怖」を感じることができない女性

(2010/12/25、GIGAZINE)

脳の側頭葉内側の奥にあるアーモンド形の神経細胞の集まり「扁桃体(へんとうたい)」。この扁桃体が機能しなくなると、人間は恐怖を感じることができなくなり、向こう見ずな行動をとってしまうようになる可能性があるそうです。

扁桃体と「恐怖」の関係はこれまでにすでに動物を使った実験により示唆されていたのですが、人間も扁桃体を損傷すると恐怖を感じなくなるということが、アイオワ大学の研究により初めて実証されました。

 

性欲を感じるのは、「視床下部」です。

男性の脳の性欲中枢「視床下部」の大きさはなんと女性の2倍!

(2013/8/6、マイナビウーマン)

人間の脳の中で本能行動をつかさどっているのは、「視床下部」という部分です。大きさにすると、一辺がおよそ1センチ。この中に性欲をつかさどる中枢が存在します。まず、男性と女性で異なるのは、その大きさ。なんと、男性の性欲中枢は、女性の2倍の大きさがあるのです。このため、「男性の方が、より性欲中枢の影響を受けやすい」と言われています。

「扁桃体」と「視床下部」は大脳辺縁系に含まれているそうです。

【参考ページ】

大脳辺縁系とは、 ざっくりいうと、海馬や扁桃体、視床下部などが属していて、本能行動や情動に重要な役割を担っています。

海馬:記憶の形成や保持の働き

扁桃体:情動・感情のコントロール

視床下部:自律神経の調節、食欲・性欲・睡眠に関わる


■まとめ

今回の元記事につながる情報は得られませんでしたが、恐怖心を感じる扁桃体と性欲に関わる視床下部は同じ大脳辺縁系に属しており、そこに何らかのつながりがありそうですね。

男女の脳から紐解く恋愛と食事の深い関係によれば、女性と男性とでは、脳の性欲を司る部位が男女によって異なるそうです。

●女性脳

  • 性欲を司る第2性欲中枢が満腹中枢の隣に位置しているため、満腹になると第2性欲中枢が刺激を受け性欲が高まる。
  • 失恋した女性がやけ食いに走るのは性欲を食欲で満たそうとするから。

●男性脳

  • 性欲を司る第2性欲中枢が摂食中枢の隣に位置しているため、お腹が空くと性欲が高まる。

P.S.
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