「心臓病」タグアーカイブ

喫煙、高血圧、高コレステロールで寿命は10年程度短くなる、英研究報告

Shinagawa Station – Japan

by William Cho(画像:Creative Commons)




喫煙、高血圧、高コレステロールで寿命は10年程度短くなる、英研究報告

(2009/9/18、AFPBB)

喫煙、高血圧、高コレステロール――心臓病リスクを高めるこれらの要因を持つ中高年の男性は、そうでない人と比べて寿命が10年程度短くなる傾向があるという研究結果が、18日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に掲載された。

今回の研究は、

英オックスフォード大学(Oxford University)の研究チームは約1万9000人の男性公務員を対象に調査を実施した。

そうで、最初の調査時に、喫煙・高血圧・高コレステロールの3つの要因を持っていた被験者は、そうでない人に比べて、心疾患の病気で死亡する確率が2~3倍高く、10年ほど寿命が短かったそうです。

喫煙・高血圧・高コレステロールが健康上のリスク要因であるので、元気で長生きしたい方は、ぜひ禁煙を行い、食事の改善を行いましょう。







長生きするなら我慢よりキレたほうがいい!?|怒りを我慢すると心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まる

Khavan's Angry Face

by Indi Samarajiva(画像:Creative Commons)




長生きするなら我慢よりキレる

(2009/12/2、Bloomberg)

職場での不公平な扱いについて怒りを我慢すると、心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まることが、スウェーデンでの研究で分かった。

不満をすぐに表出する人に比べ、リスクは2~5倍だという。

これまでも、米国で行われた健康と生活習慣についての疫学調査「フラミンガム・スタディー」で、怒りや欲求不満を抑制することが心臓に悪影響を与えることが示されていた。

科学者はかねて、表面下で沸騰する怒りや興奮が高血圧やその関連疾患と同様の反応を身体に発生させると考えていたと研究者らは説明した。

怒りを我慢する人とそうでない人とを、心臓発作や心臓病で死亡するリスクで比較すると、怒りを我慢する人はリスクが2から5倍高くなるそうです。

つまり、我慢が心臓には悪いということがいえます。

ということは、心臓病になる確率を減らすには、すぐに怒ったほうがよいということがいえそうです。

しかし、できればそのことを許容できる広い心を持てるといいですね。







アメリカでの心臓病による死者数、2010年は40万人に|英研究

DSC_8866_pp

by Walter(画像:Creative Commons)




米国での心臓病による死者数、2010年は40万人に=英研究

(2010/2/2、ロイター)

英研究者が1日、米国での心臓病による死者数は今年、約40万人に上るとの見通しを発表した。

英研究者によれば、アメリカでの心臓病による死者数が、2010年は40万人になるとの見通しなのだそうです。

そのうち半数は、健康に配慮した食事と禁煙により防げるはずの死だという。

しかし、その半数は、食事の改善と禁煙により防ぐことが出来るそうです。

米国では成人の3人に2人、子供では3人に1人程度が太り過ぎまたは肥満とされる。

太り過ぎや肥満は、糖尿病や心臓病、その他慢性病のリスクを高める。

アメリカでは、成人の3人に2人、子供の3人に1人が肥満なのだそうです。

肥満は、国民の健康問題になるだけでなく、国内の経済負担にもなります。

世界全体で肥満の問題に取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。







お尻・太もも・背中のぜい肉は「健康に良い」|英オックスフォード大研究

65

by Fit Approach(画像:Creative Commons)




■お尻・太もも・背中のぜい肉は「健康に良い」|英オックスフォード大研究

お尻と太もものぜい肉は「健康に良い」、英研究

(2010/1/13、AFPBB)

お尻、太もも、背中のぜい肉は、おなかのぜい肉よりも健康に良く、糖尿病や心臓病からも積極的に守ってくれる――英オックスフォード大(Oxford University)の専門家らが12日、このような論文を医学誌「International Journal of Obesity」に発表した。

英オックスフォード大の専門家によれば、お尻、太もも、背中のぜい肉は、お腹のぜい肉よりも健康に良いそうです。

おなかの脂肪は、有害な脂肪酸を体内に放出しやすい。

さらに、サイトカインと呼ばれる分子を放出して炎症を誘発し、糖尿病や心臓病のリスクを高める原因にもなる。

一方で、太ももの脂肪は、こうした脂肪酸を封じ込め、脂肪酸が肝臓や筋肉に取り付いてインスリン耐性などのさまざまな健康障害を起こすのを防いでくれるという。

太ももと背中の脂肪は、(おなかの脂肪よりも)燃焼が遅く、転換しにくいが、その代わり動脈を保護し血糖コントロールを促進する有益なホルモンを放出できるという。

記事をまとめてみます。

●太ももの脂肪の特徴

太ももの脂肪は、脂肪酸を封じ込め、脂肪酸が肝臓や筋肉に取り付いてインスリン耐性などの障害を起こすのを予防してくれる。

●太ももと背中の脂肪の特徴

動脈を保護し、血糖コントロールを促進する有益なホルモンを放出できる

●おなかの脂肪の特徴

有害な脂肪酸を体内に放出する。

サイトカインを放出して、炎症を誘発し、糖尿病や心臓病のリスクを高める原因となる。

以上から、健康に良い体形は「りんご型」よりも「洋なし型」ということになる。

かといって、体形を「洋なし型」にするということはできませんが・・・。

今後この研究が新たなダイエット方法や健康方法につながるかもしれません。

ダイエット方法の選び方 はこちら

ダイエット方法ランキングはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ダイエット方法ランキング







入院患者の27% 高血圧症が持病|厚労省調査

Being a patient is involuntary - Christine update 9532

by Ted Eytan(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 高血圧 > 入院患者の27% 高血圧症が持病|厚労省調査




■入院患者の27% 高血圧症が持病|厚労省調査

<厚労省調査>入院患者の27% 高血圧症が持病

(2009/12/3、毎日新聞)

厚生労働省が3日公表した患者調査で、入院患者の27%が高血圧症、16%が糖尿病を持っていることが、初めて分かった。

入院のきっかけになった病気(主傷病)としては、両疾病とも入院患者全体の2%未満だが、脳卒中や心臓病などの患者の持病となっている。

厚生労働省の調査によれば、入院患者の27%が高血圧、16%が糖尿病を持っているそうです。

「高血圧」と診断されながら治療のために医療機関を受診していない人が約半数で紹介した医師や農学系の研究者らのグループの調査によれば、高血圧と診断されながら治療のために医療機関を受診していない人が約半数に上ることがわかったそうです。

病院を受診しなかった理由については、「生活習慣を変えることで改善しようと思ったから」が35.4%で最も多かった。

以下は、「自覚症状がなかったから」(27.1%)、「放っておいても問題が無いと思ったから」(12.5%)、「治療費が高額になると思ったから」(10.4%)が続いた。

高血圧や糖尿病を持っている人は生活習慣に何らかの問題がある可能性が高いので、ぜひ医療機関を受診して治療のアドバイスを受けるようにしてくださいね。




→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら




【高血圧関連記事】