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■30代男性の更年期障害が増えている理由とは!?
by Joe Penna(画像:Creative Commons)
オトコの更年期障害が増加中のワケ!
(2011/5/14、WebR25)
「男性の場合も本質的なメカニズムは同じです。
テストステロンと呼ばれる男性ホルモンの分泌が低下することで、頭痛や疲労感などの様々な症状に加え、性欲の低下やEDなど、性機能の障害などが出るものです。
テストステロンの分泌量は一般には加齢とともに低下しますが、30代の男性で、60代の男性より低かったケースもあります。
近年では30代で更年期障害を迎える人が増えてきたなんて話もありますが、確かに私のところにも35、6歳の方が治療のために訪ねてきた例がありますよ」
更年期障害といえば、40代から50代の病気で、かつ女性に多い病気と考えている人も多いのではないでしょうか。
そのため、男性は知らない人も多いかもしれません。
しかし、記事によれば、近年30代で更年期障害を迎える男性もいるそうです
→ 男性更年期障害の症状・原因 について詳しくはこちら
→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら
なぜ、30代のうちから更年期障害になる人が増えているのでしょうか。
「テストステロンの低下は加齢のほか、ストレスによっても引き起こされることが分かっています。
今の30代が直面している環境を考えれば、それもうなずけるところですよね。
仕事の責任は増える一方、不況で若手は増えないまま、そのストレスで食生活が乱れ、メタボリック症候群の道へと進んでいく。
さらに悪いことには、メタボリック症候群の患者のテストステロンの値は低く出るという報告もあるので、結果、更年期障害の症状が出てしまうのです」
30代から更年期障害になる人が増えている理由としては、
●ストレスによるテストステロンの低下
●食生活の乱れによるメタボリック・シンドロームのため、テストステロンの値の低下
が挙げられています。
では、どのように予防したらよいのでしょうか。
「更年期障害になりやすいのは、ストレスを溜め込みやすい人に加え、真面目な人や無趣味の人も含まれます。
生活習慣を改善して、ストレスと上手に付き合うほか、趣味を持ったり、オシャレに工夫をして気持ちを若々しく保つことなど、生きるモチベーションをうまく高めていくことが大事です」
まとめてみます。
- 生活習慣の改善(食生活の乱れの改善)
- 趣味をもつ
- ストレスを上手く解消する