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炭水化物マウスリンスと強炭酸水の共通点とは?「口と喉への刺激」で脳の疲れをリセットする科学




無糖の強炭酸水を飲みながらeスポーツをすると脳の疲れが軽くなる!/筑波大によれば、カフェインや糖分入りのドリンクを飲むことで脳の疲労を軽減しようとしなくても、無糖の強炭酸水によるのどの刺激を通じて脳を活性化できる可能性があることがわかりました。

また、サッカーW杯で選手が『口をゆすいで吐き出す』理由 / 炭水化物マウスリンスの科学によれば、炭水化物も口に含むことで、脳に刺激を与えるということが分かりました。

ふと思ったのが炭水化物マウスリンスと強炭酸水の効果には共通するものがあるのではないでしょうか?

炭水化物マウスリンスと強炭酸水は、刺激を受け取るセンサー(受容体)と脳への経路が異なりますが、「脳の中枢(報酬系や前頭前野)を活性化させて疲労感をリセットする」 という点は共通しています。

炭水化物マウスリンス:口内の糖受容体を介して「エネルギー補給のシグナル」を脳に送り、脳が設けている疲労のブレーキを解除するアプローチ。

強炭酸水・喉刺激:三叉神経や咽頭の感覚受容体「TRPA1/TRPV1受容体」を介して「強度の感覚刺激(覚醒シグナル;シュワシュワ感)」を脳に送り、神経系の疲労や認知低下を防ぐアプローチ。

どちらも「胃腸に負担をかけずに、口や喉のセンサーを使って脳のコンディション(疲労感や認知機能)を書き換える」という点において、同じメカニズムの応用と言えます。

そこで生まれた仮説が、水や炭酸などを少量飲む、または口に含んで喉(や口内)に感覚刺激を与えることで、脳神経をダイレクトに刺激し、疲労感や認知低下を軽減できるのではないかというもの。

学生時代を思い出しても、授業中の眠気をとるのは難しいことでした。

また仕事をするようになっても、眠くなることってありますよね。

そんな時に、眠気を覚ます方法として、ちょっと口に含む、またはシュワシュワ感でのどを刺激することにより、脳のコンディションを元に戻すということができればいいのではないでしょうか?

※授業中や仕事中の眠気対策として「口に含む」場合、砂糖入りの飲料だと「急激な血糖値上昇と下降(インスリンショック)による食後の強い眠気」を後から引き起こすリスクがあります。そのため、「日常の眠気防止には強炭酸水や冷水など無糖の刺激が最適です。

部活のスポーツの世界では「水を飲むな!」から水を補給するように変わったように、授業中も眠くなりそうになったら疲労感をリセットするために飲み物を口に含むという方法を摂るようにしてもいいのではないでしょうか?







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サッカーW杯で選手が『口をゆすいで吐き出す』理由 / 炭水化物マウスリンスの科学




サッカー・ワールドカップの中継の中でしばしば目にするのが選手たちが口をゆすいで吐き出す動作。

水分補給ではなく、なぜ吐き出しているのか、気になっている人も多いと思いますが、そこでXで気になる投稿を見つけました。

それが「炭水化物マウスリンス」という言葉。

炭水化物マウスリンスとはいったいどんな考え方なのでしょうか?

健康の維持・増進、「体操×マウスリンス」という最適解(2024年、関西大学)によれば、

炭水化物マウスリンスとは、炭水化物を含んだ液体を口に含んで吐き出し、体内にエネルギー源を入れなくとも運動パフォーマンスの向上を図ろうとするものです。マラソンなど長時間に及ぶ競技では、どうしてもエネルギーが減少し、パフォーマンスが低下します。そのためレース前やレース中の炭水化物補給は不可欠なのですが、物を胃や腸に入れてしまうと、身体に負担がかかります。そこで、飲み込まずに吐き出すマウスリンスという方式が考案されました。

なのだそうです。

炭水化物マウスリンスに適したスポーツはサイクリング(タイムトライアルなど)、ランニング(中長距離、特に30分〜1時間程度のペース走やレース)、トライアスロン、サッカー・バスケットボールなどのチームスポーツ(試合中の補給タイミングで、GI障害を避けたい場合)、スイミング、カヌーなど。

【参考文献】

つまり、炭水化物マウスリンスをすることによって、炭水化物を実際に摂取・吸収しなくても、疲労の感覚が減少し、運動持続やパフォーマンスが向上し、また炭水化物を実際に摂取しないことから胃腸障害を避けられる利点があります。

この方法が注目されたのは、2018 FIFAワールドカップでイングランド代表(Harry Kaneら)が試合中に飲料をすすいで吐き出す様子がテレビ中継で目立ち、「carb rinsing」として世界的に報じられ、科学者らが「脳への信号で疲労を遅らせる手法」と説明したことで広まりました。

現在は、トップクラブや代表チームでGI(胃腸)負担を避けたい場面(試合中盤〜後半)で使われるようになり、Cristiano Ronaldoらの有名な選手たちを取り入れています。

■【補足】

今回の話から逸れますが、関西大学人間健康学部の弘原海剛教授によれば、従来からの液体を口に含む方法とスプレーを噴霧する方法を比較実験したところ、両社の効果に差がないことが立証されているそうです。

つまり、今後は衛生的に考えても、選手たちが液体を含んで吐き出す映像というのはスプレー式に切り替わっていくことが予想されます。

ちなみに、このマウスリンスはスポーツのパフォーマンスの向上に役立つだけではありません。

炭水化物も口に含むことで、脳に刺激を与えるということが分かっており、DLPFC(背外側前頭前野)という認知機能をつかさどる脳の部位を活性化させることから、エクササイズの合間にマウスリンスをすることによって、認知機能にプラスの影響があることから、認知症予防にも役立つ可能性があるようです。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら







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