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糖尿病の新診断基準が決定-日本糖尿病学会

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糖尿病:学会が新診断基準決める 確実に早期発見しやすく

(2010/5/27、毎日新聞)

日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は27日、岡山市内で総会を開き、糖尿病の新診断基準を決めた。

従来の血糖値による診断に加え、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)を取り入れる。

確実に早期発見しやすくなり、糖尿病や合併症の減少が期待できるという。

7月1日から適用する。

日本糖尿病学会で、糖尿病の新基準が決まったそうです。

また、HbA1cの数値を国際基準に合わせる方針も確認された。7月1日から国際学会の発表などで新しい基準を使用する。

国際基準にあわせていくようですね。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは についてはこちら。

 

P.S. 1年以上前から糖尿病の診断基準の見直しという案が出ていましたが、実際に変わるまでには、時間がかかるものなんですね。

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適度の飲酒、糖尿病のリスク減らす可能性=研究

glass of wine

by Steve Bedak(画像:Creative Commons)

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適度の飲酒、糖尿病のリスク減らす可能性=研究

(2010/5/26、ロイター)

健康な成人が1日にグラス1─2杯のアルコール飲料を摂取した場合、まったく飲酒しなかった人と比べて、特定の糖尿病の罹患率が低いとするオランダでの研究結果が25日明らかになった。

オランダでの研究結果によれば、一日に1~2杯の飲酒は、糖尿病のリスクを減らす可能性があるそうです。

研究は、オランダ国立公衆衛生環境研究所と同国の複数の科学・医学関連の研究施設が、主に40歳以上の人々がかかる「2型糖尿病」に焦点を当て、成人3万5000人を対象に10年間にわたって実施。

その結果、健康的な生活に加えて適度の飲酒を続けた人たちは、アルコールを完全に控えた人々と比べて2型糖尿病にかかる割合が40%低かった。

このように紹介されると「お酒を飲んだ方がいいなら、どんどん飲もう」という人がいるかも知れないので、あくまでも「適度な飲酒」が大事なポイント。

適度な飲酒とはどのくらいの飲酒なのでしょうか。

同研究では「適度な飲酒」量について、女性の場合は1日最大グラス1杯、男性の場合は同2杯と定義している。

また「健康的な生活」については、バランスの取れた食生活と適度な運動を行うこと、肥満を予防し喫煙をしないこととしている。

まとめると、

●バランスのとれた食生活

●適度な運動

●禁煙

●肥満予防

●適度な飲酒(女性一日グラス1杯、男性一日グラス2杯まで)

が糖尿病のリスクを減らす生活と言えそうです。

 

→ 糖尿病の症状 について詳しくはこちら







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マックのドナルド引退を=不健康な食習慣の原因―米団体

greeting

by (画像:Creative Commons)




マックのドナルド引退を=不健康な食習慣の原因―米団体

(2010/5/24、時事通信)

日本では「ドナルド」の名前で親しまれている米ファストフード大手マクドナルドのマスコットキャラクター、ロナルド・マクドナルドが、小児肥満や不健康な食習慣の原因の一つとして、米非営利団体に「引退」を迫られている。

同社側は現時点で応じる考えはないようだ。

「企業活動の監視を行う「コーポレート・アカウンタビリティー・インターナショナル」という団体がドナルドに引退を迫っているそうです。

理由としては、不健康な食習慣の原因となって肥満糖尿病を招いたというもの。

こんなことがあるなんて驚きですね。







実は肥満が多い!?ブラジルの健康産業にビジネスチャンス!

This girl is good!

by Gabriel Rocha(画像:Creative Commons)




【新興国に翔ける】ブラジルの健康関連産業に商機

(2010/4/27、SankeiBiz)

ブラジルで特にビジネスチャンスを感じるのは健康関連産業だ。

南部に行くとスタイルの良い人たちも多いが、多くの都市では、食文化からくる肥満が問題となっている。

町を歩けば一目了然だが、肥満率が非常に高い。

都市部の人口の8~9割は肥満である。

ブラジルにおいて、健康関連産業にビジネスチャンスを感じるのは意外でした。

それは、ブラジルの人々はスタイルがいい人をイメージしているからです。

しかし、多くの都市では、肥満率が高いそうです。

以前取り上げた「やせたい」願望、ブラジル1位 ダイエット国際調査-米誌という記事では、ブラジルの方が、ダイエット願望が強い理由として、リオのカーニバルなどで肌を露出する機会が多いことを挙げていましたが、実際は、肥満率が高かったからなのかもしれませんね。

 

なぜ、肥満率が非常に高いのでしょうか?

経済成長に伴う食文化の影響だ。

料理は肉料理が多く、チーズやバターなど、カロリー摂取量が多い。

30歳以上の1割が糖尿病患者で、さらに糖尿病の自覚のない人口も含めると4割に上る。

薬局では、SMBG(自己血糖値測定)関連の製品が多く売られている。

この市場は、ロッシュ、ジョンソン&ジョンソン、アボット、バイエルと欧米勢ばかりだ。

肥満の問題には、ブラジル国民の問題意識も高く、TV通販などでは、痩(や)せて見える矯正下着も多く売られている。

しかし、これらの商品は根本的な解決にはなっていない。食文化の改善が必要だ。

経済成長に伴い、食事に肉料理が多く、またカロリー摂取量が多いそうです。

※中国でも同様の状況が生まれています。

その点が、糖尿病患者・糖尿病の自覚のない人の割合が多い理由と言えそうです。

しかし、ブラジル国民も肥満に対しては、意識が高いようです。

ただ、食事を改善する必要性があることへの認識があまりないのかもしれません。

 

こうした理由から、ブラジルの健康関連産業にビジネスチャンスがあると考えられるようです。

日本の食文化は、健康イメージが定着しており、外食や食品産業には大きなビジネスチャンスがある。

実際に、日系人の経営する日本食レストランの大半の顧客は富裕層だ。

健康食品や健康機器は大きなポテンシャルがある。

記事によれば、日本の食文化には健康イメージが定着しているとのことです。

※日本の食文化への健康イメージと言うのは、全世界的に広まっているのでしょうか。興味があるところです。

そうした理由から、日本の食品や健康食品に対しては、良いイメージが持たれる可能性がありそうですね。

 

しかし、ビジネスチャンスがあるにもかかわらず、日本企業のブラジル進出は少ないそうです。

しかし距離的な問題やブラジル移民政策のトラウマなのか、日本企業のブラジルへの進出は少ない。

ブラジルにおける日系人の数は全人口の約1%の200万人弱を占める。

ブラジル移民は、言葉を換えると「和僑」である。

中国やインドが「華僑」や「印僑」を通じて、ビジネスを拡大させている様に、日本もこのブラジル和僑との連携を強化すべきだ。

それはブラジルだけでなく、南米全体でのビジネス展開の力となるに違いない。

 







中国、肥満人口3億人超に ウエストの拡大スピード世界一!

The view of SWFC #7

by Yu Morita(画像:Creative Commons)




ウエストの拡大スピード世界一!肥満人口3億人超に―中国

(2010/5/2、Record China)

2010年4月30日、中国にはリンゴ型体型の肥満が多く、ウエストサイズの拡大スピードが世界一であることが分かった。大河網が伝えた。

米医学誌「Health Affairs」にこのほど発表された研究レポートによると、中国の肥満人口は現在3億2500万人に達しており、その増加スピードは米国、英国、オーストラリアを超えている。

この数値は今後20年間で2倍になる可能性があるという。

中国の肥満人口は驚異的なスピードで増えているそうです。

中国の人々の肥満が増えている理由としては、食生活の変化(菜食から肉食へ、ファストフード)や運動不足があるようです。

中国では急速に肥満人口が増えており、脂肪肝糖尿病高血圧高脂血症高コレステロール血症)などの生活習慣病が問題になっています。

早期の対策が必要なのではないでしょうか。

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