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糖尿病新薬「SGLT2阻害薬」で低血糖や脳梗塞を起こす例|日本糖尿病学会

Caution Tape

by Eugene Zemlyanskiy(画像:Creative Commons)




■糖尿病新薬「SGLT2阻害薬」で低血糖や脳梗塞を起こす例ー日本糖尿病学会

糖尿病新薬で低血糖や脳梗塞…学会が注意喚起

(2014/6/28、読売新聞)

新しい糖尿病治療薬の服用後に、低血糖や脳梗塞などを起こした例が報告されており、日本糖尿病学会は、適正使用をするよう注意を呼びかけた。

新薬は、今年4月以降、相次ぎ発売されている「SGLT2阻害薬」。腎臓で、尿に出た糖を再び取り込むのを妨げる働きがあり、体重を減らす作用がある。

記事によれば、糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」を服用した後に、低血糖・脳梗塞・発疹の症状を起こした例が報告されており、適正に使用するよう注意を呼びかけています。

「SGLT2阻害薬」の注意するポイントはこちら。

低血糖は他の糖尿病治療薬を併用している場合が多いため、同学会は他の薬は減らすようにし、併用は原則2剤程度までを推奨する。新薬を服用すると、尿の量が増えて体内の水分が減り、脳梗塞の要因になるので、適度な水分補給など十分な脱水対策を求めた。

「SGLT2阻害薬」を服用すると、体内の水分量が減ってしまって脳梗塞の原因となるため、水分補給をすることや他の薬を減らすようにすることを推奨しています。

→ 糖尿病の症状 について詳しくはこちら







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スマホのフラッシュやカメラ機能を使い、血糖値管理ができる技術が研究されている!?

Smartphones at Fashion Week

by Melissa BARRA(画像:Creative Commons)

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スマホのフラッシュやカメラ機能を使い、自分で血糖値テストができる技術が米で開発中

(2014/1/27、Techable)

糖尿病患者の日々の血糖値管理を、スマートフォンという最先端のツールを活用して実施できないかという研究が、Cornell Universityでおこなわれているという。

先日Google、糖尿病患者の血糖値を管理するスマートコンタクトレンズを開発というニュースを紹介しましたが、今回の記事によれば、スマートフォンのフラッシュ機能やカメラ機能を活用して、血糖値の検査を行ない、血糖値コントロールができないかという研究が行われているそうです。

糖尿病患者は増加の一途をたどっており、今後も増加することが予想されます。

ちなみに、2011年には糖尿病患者が世界で3億人突破-世界糖尿病デー(11月14日)しています。

これから血糖値検査・血糖値コントロールはますます重要になってくることでしょう。

そういう意味で企業や大学がこの分野に注目を集めるのはごく自然なことです。

アメリカのFood and Drug Administrationでは、世界中でスマートフォンとタブレットユーザーは増加しており、2018年までには約17億人の人たちが、健康関連アプリをダウンロードしている状況になると見込んでいる。

現時点では、スマホやタブレット+アプリで健康管理をしていくというのが最も人気がありますが、Googleがコンタクトレンズを活用するなどウェアラブルガジェットも最近特に注目されています。

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理想としては、つけていることを意識することなく、特に何かする必要もなくて自分の健康管理を行ない、大事なポイントで自分やかかりつけの医師に知らせてくれるものになると思います。

はたして、それがどのような形になるのか、すごく楽しみです。







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糖尿病検査指標HbA1c 国際標準値「NGSP」に統一

Auto-piqueur

by François et fier de l’Être(画像:Creative Commons)

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糖尿病検査 国際標準に統一

(2014/4/1、NHK)

糖尿病の検査項目の一つ「HbA1c」の測定条件について、日本糖尿病学会は1日から日本独自の条件から国際標準に統一しました。

過去1~2カ月の血糖値の平均を示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」は、糖尿病の診断や血糖コントロール状態の把握に使われる指標でしたが、国内ではJDS値という日本独自数値が使われてきましたが、日本糖尿病学会は4月1日からNGSP値という国際標準で測った数値に統一しました。

(JDS) HbA1c 6.1%以上 → (NGSP) HbA1c 6.5%以上

これによって、患者が海外に長期間出張するなどして現地で治療を受ける場合も過去の検査数値の解釈に誤解が生じないほか、海外で開発された新しい薬や治療方法の導入がスムーズに進むということです。

国際標準に統一することによって、海外に長期出張する際の治療を受ける場合にも数値の解釈に誤解がなくなり、安心できますね。







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「砂糖は1日25gまで。炭酸飲料1缶でアウト」|WHOが砂糖摂取量で新指針案




070:365 - 07/09/2012 - How Much Sugar?

by Shardayyy(画像:Creative Commons)

砂糖は1日25gまで…炭酸飲料1缶でアウト

(2014/3/7、読売新聞)

世界保健機関(WHO)は5日、砂糖の摂取量について、これまでの上限目標をさらに半分にする新指針案を発表した。

<中略>

これにより成人では、1日に摂取できる砂糖の適量がこれまでの「50グラムまで」から「25グラムまで」に減る。砂糖25グラムは紅茶用スプーン6~7杯。炭酸飲料1缶には砂糖が約40グラム含まれ、軽く超してしまう。

農林水産省の資料によると日本人1人当たりの砂糖消費は1日45グラム程度で、ほぼ半減しないと新指針案を満たせない。

2011年に、炭酸飲料は肥満のもと? NYソーダ戦争、市長VS業界という記事でニューヨークのブルームバーグ市長が「肥満の原因とされる砂糖入り炭酸飲料などの消費量を抑えて、医療費を抑制しよう」という試みを打ち出しましたが、今回は、WHOが砂糖摂取量の上限目標の指針案を発表しました。

これまでは「塩」の過剰摂取に関して、特に取り上げられてきた印象があります。

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今回こうした指針案が発表されることとなったのは、体重の増加による肥満の数が増加傾向にあることや虫歯など健康上のリスクを防ぐためなのだそうです。

「1日の糖類摂取はティースプーン6杯まで」、WHOが指針案

(2014/3/7、ロイター)

WHOのディレクター、フランチェスコ・ブランカ氏は「現在、肥満の数は世界で5億人となっており、あらゆる年齢層で増加傾向にある。特に中低所得層で顕著だ」と指摘した。

世界全体で肥満の数は増加しており、また肥満は、糖尿病脂肪肝高血圧などの生活習慣病だけでなく、脳卒中、心疾患、そして腰痛などのケガの原因になっています。

そして、医療費もそれに合わせて増加しています。

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こうした流れの中で、砂糖の摂取量の上限目標を提案したのだと思います。

 

■砂糖の摂取を気をつけるべきもう一つの理由

糖化・AGEsを知ってアンチエイジング・病気予防でも紹介しましたが、糖化は、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことにより、老化を促進するだけでなく、肌のシミシワたるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えるそうです。







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清原和博さんの病気は「糖尿病」

清原氏は糖尿病、薬物報道に訴訟も検討

(2014/3/6、デイリースポーツ)

清原氏は1月下旬から体調を崩し、病院で診察を受けた結果、糖尿病と診断されたという。

清原和博さんは糖尿病で入院し治療を受けていたそうです。

⇒ 糖尿病の症状 についてはこちら。

清原さんほど鍛えていた人でも糖尿病になるのですから、しっかりと食事と運動で血糖値をコントロールしないと誰にでもなる可能性があると言えそうです。

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