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一目惚れのメカニズムとは?|脳が瞬時に好みと相性を判断している!?

Glance

by Dave Shearn(画像:Creative Commons)




一目ぼれのメカニズムを解明!!人は瞬時に好きか嫌いかに加え、相性の善し悪しを判断していると判明【アイルランド大学】

(2012/11/14、IRORIO)

前頭前皮質傍帯という部分は、身体的な魅力を感じる相手を察知し、例えば合コンで人気ナンバー1の異性が登場するとこの部分は盛んに活動を開始する。しかし、人気ナンバー1が必ずしも好みの異性とは限らず、これを判断するのが前頭前皮質内側吻側部というわけだ。ここではその人が自分にふさわしいかどうか、その相性を瞬時に判断し、それに見合う相手にしか惹かれないというわけらしい。

つまり脳内の前者が好みと判断し、後者がゴーサインを出せば、人は見知らぬ相手でも瞬時に好きになってしまうというわけだ。

アイルランド・ダブリンにあるトリニティーカレッジの研究者による脳スキャンを用いた実験によれば、前頭前皮質傍帯で身体的な魅力を感じる相手を判断し、前頭前皮質内側吻側部でその相手との相性を判断しているそうです。

今回の実験では、脳が瞬時に好みと相性を判断しているということがわかったそうですが、その他のことも瞬時に判断しているんでしょうね。







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ストライクゾーンの中に入る男の割合は100人にひとり程度、ひと目惚れ率は1000人にひとり以下だったのです。

女性は最初の1分間でよく動いた男性に対して関心をもつ?

初対面の相手に対しては好意的な態度や行動を示す傾向にあり、その最初の1分間の好意的な態度・行動を受け取って、関心を持ち、同調してしまったそうです。

お酒をよく飲む女性は男性を見る目がない?

今回の実験における男性を見る目というのは、男性の顔の左右対称性を判断する力であり、顔の左右対称性は良い遺伝子であるかどうかを判断する基準なのだそうです。

つまり、この記事における男性を見る目というのは、良い遺伝子を残す上での見る目であり、経済力や性格を見る目のことではないようです。

女性はスーツを着た男性を見て経済力があると判断する

女性は、外見よりも経済力や人柄を優先することがあり、スーツを着ている男性の方が魅力的だと判断しているそうです。

第一印象は何秒で決まる?

好きな人を見ると瞳孔が開く!?

朝食を抜いて、高カロリーな食べ物を見ると、脳が活発化し、多く食べてしまう!?

Early for breakfast....

by John Hoey(画像:Creative Commons)




【ダイエット】朝食抜きはやっぱり危険!脳の働きによってチョコレートがますますおいしそうに見えてしまうことが判明

(2012/10/17、IRORIO)

英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者は、21人のボランティアを対象に実験をおこない、朝食を食べたときと抜いたときの違いを調べた。実験ではまず、サラダやチョコレートなど異なる食べ物の写真を見せたときの脳の変化を調べ、それぞれにどの程度魅力を感じたか点数を付けてもらった。さらにその後、ボランティアに好きなだけパスタを食べさせた。

この実験を、ボランティアが朝食を食べたときと、食べなかったときに2度おこなったところ、朝食を抜いたときは、食べ物の必要性やおいしさを認識する脳の眼窩前頭皮質という部分が、高カロリーな食べ物を見ると活発化することが明らかに。さらに、チョコレートに一番魅力を感じてしまい、パスタも朝食を食べたときより250kcal分も多く食べたという。

英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者が行なった実験によれば、朝食を食べた時と食べなかった時を比べると、朝食を食べなかった時は、食べ物の必要性やおいしさを認識する脳の眼窩前頭皮質が、高カロリーな食べ物を見ると活発化し、実際、多く食べてしまうという結果が出たそうです。

体内時計(特に内臓)のリセット方法は朝食をとることであり、朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動くと、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまるそうです。

そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。

すると、すでに活性化している脳が、栄養分が入っていないことを感知し、体が飢餓状態にあると判断します。

そのような状態で昼食をとると、飢餓状態に対応するため、体内に脂肪をため込む機能がスタートしてしまうそうです。

つまり、2つの話を総合すると、朝食を食べないと、脳が飢餓状態であると判断し、脳の眼窩前頭皮質が、高カロリーな食べ物を見ると活発化し、朝食を食べる時よりも量を多く食べてしまい、なおかつ、脂肪を貯めこんでしまうと考えられるようです。







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体内時計 ダイエット|たけしの家庭の医学 5月25日

■体内時計とは

体内時計とは、体の中にある24時間時計というべきもので、睡眠・血圧・体温のリズムを司っている。

■時間遺伝子とは

体内時計の正体は、遺伝子に組み込まれている。

時計遺伝子とは、体内の様々な臓器の細胞に存在している遺伝子のことで、時間を刻んでいる遺伝子です。

時計遺伝子には、1日24時間を計る仕組みがある。

まず時計遺伝子は細胞内にたんぱく質を分泌させる指令を出す。

このたんぱく質が砂時計でいう砂であり、細胞にたんぱく質がいっぱいになるまでに約12時間かかる。

次に、時計遺伝子は、細胞内にたんぱく質を減らす指令を出す。

再び、たんぱく質が細胞からなくなるまでにおよそ12時間かかる。

このように1周が約24時間となり、その人の生活習慣に合わせて、様々なリズムをコントロールしている。

そして、この時計遺伝子によって、理想的な食事時間も決まっている。

朝食の時間と夕食の時間は起床時間で決まる。

理想的な1日のリズムは、7時起床の場合は、起床から2時間以内に朝食、起床から10時から12時間の間に夕食を摂るのが理想。

起床時間がずれれば、食事時間もずれる。

時計遺伝子が一日ごとにリセットされ、また新たに時計の針を動かしている。

体の場所によってリセット方法が違う。

脳:朝日がリセット方法

朝日を浴びることで脳のリズムがスタート

内臓:朝食がリセット方法

※内臓の時計遺伝子をリセットするには、たんぱく質が必要。

朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動かす。

すると、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまる。

そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。

すると、すでに活性化している脳が、栄養分が入っていないことを感知し、体が飢餓状態にあると判断します。

そのような状態で昼食をとると、飢餓状態に対応するため、体内に脂肪をため込む機能がスタート。

脂肪がエネルギーとして消費されず、コレステロール量が増加してしまう。

遅い夕食で体内時計が混乱し太る-早大

夜食を取ると、肝臓の「時計遺伝子」が乱れ、代謝異常になり、太りやすくなる?

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好物を目の前にすると脳内麻薬が出て食べたい衝動に駆られてしまうことが判明!

Chocolate hazelnut crepe cake

by Neil Conway(画像:Creative Commons)




好物目の前、脳内麻薬=過食・中毒治療に手掛かり―ラットで実験・米大学

(2012/9/21、時事通信)

好物のチョコレート菓子を目の前にすると、ラットの脳の特定部分で「エンケファリン」と呼ばれる麻薬のアヘンに似た化学物質が急増し、早くたくさん食べたいという衝動につながることが分かった。米ミシガン大の研究チームが20日付の米科学誌カレント・バイオロジー電子版で発表した。

この脳の特定部分は「新線条体」と呼ばれ、肥満体で病的に食べ過ぎる人がごちそうを前にしたり、麻薬中毒患者が麻薬摂取の映像を見たりした際に活動が高まることが知られる。エンケファリンの働きが人間でも詳しく解明され、薬などで制御できれば、過食や麻薬中毒の治療法になると期待される。

米ミシガン大の研究チームによれば、好物を目にすると脳の「新線条体」という部分から「エンケファリン」という物質が増え、早く食べたいという衝動にかられてしまうようです。

また、早食いの人は満腹感を覚える前に食べ過ぎてしまう傾向がある。エンケファリンは食べ始めた頃に増えるため、その作用による食べ過ぎを避けるためにも、ゆっくり食べることが大切とみられる。

女子栄養大学のダイエット術|世界一受けたい授業 1月7日によれば、よく噛むと満腹中枢が刺激され、噛む行為が脳内のヒスタミン神経系に作用し、内臓脂肪が燃焼することが明らかになっているそうですが、今回の記事と総合すれば、やはりよく噛んでゆっくり食べることが太らないコツと言えそうです。

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年をとると時の流れが速くなるのはなぜ?|時間を長く感じる5つの方法

Time

by Nick Webb(画像:Creative Commons)




脳の仕組みを知れば、1日を24時間以上に延ばすことだってできる

(2013/7/16、lifehacker)

■年をとると時の流れが速くなる理由

詳しい内容は、記事を読んでいただくとして、まとめると、年をとると時間の流れるスピードが早くなると感じるのは、脳は以前処理したことがある情報は近道を通るためなのだそうです。

子供の頃、時間が長く感じたのは、ほとんどの情報が新しいものであるため、処理に時間がかかっていたためなんですね。

■時間を長く感じる5つの方法

1. 学びつづける
2. 行ったことのない場所を訪ねる
3. 新しい人に会う
4. 新しい活動にチャレンジする
5. 自発的になる

まとめると、新たな刺激を受けること。

ただ、人の中には、すでに人生においていろんな刺激を受けすぎて、新しいものに出会わなってしまったという人もいるでしょう。

でも、それは「想像力」を働かせていないのかもしれません。

自分の感性を磨き、同じ事をしても違った切り口からその刺激に触れると、また違った感動が得られるのではないでしょうか?







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「脳のしわ(溝)」は外からの衝撃を吸収してくれている!?

my brains - let me show you them

by Liz Henry(画像:Creative Commons)




「脳のしわ」は外からの衝撃を吸収する

(2009/8/19、WIRED VISION)

オンライン版『Journal of Biomechanics』に8月17日(米国時間)付けで掲載された論文「Can sulci protect the brain from traumatic injury?」(脳溝は脳を外傷から保護できるか?)では、通常の脳と、しわのない脳の3Dコンピューター・モデルを用いて、外傷の影響のシミュレーションを行なっている。

しわのないモデルでは、脳幹から前頭葉まで脳構造のほぼすべてが損傷を受けやすかった。人間の脳には、作りつけの衝撃吸収帯があるようなのだ。

脳のしわ(溝)が外からの衝撃を吸収してくれているそうです。

人間の体は本当に不思議なものです。

なお、脳の溝がなぜあるのかについては、以下のような説があるそうです。

脳の凹凸はなぜあるのかに関して、主流となっている説は、小さなスペースに大きな表面積を詰めこむことによって、脳というコンピューターの容量を増大させているというものだ。